「神社を参拝すると清々しさを覚えるのはなぜ」「不幸があると清めの塩を撒くのはなぜ」
日本独自の文化、思想について知りたい人にお勧めの一冊です。
「人は必ず死ぬ」この本質を掴めば心にゆとりが生まれるハズ、という言葉もありますが。
日本の歴史と日本思想の本質を見て見ませんか。
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神話から現代まで 一気にたどる日本思想 |
日本実業出版社 |
内容紹介
◎日本の歴史と思想の流れが、この1冊でわかる!
桜は散り際が美しいと感じたり、神社を参拝すると清々しさを覚えるのは、なぜでしょうか。
電車の中での化粧を不快に思ったり、不幸があると清めの塩を撒くのは、なぜなのでしょうか。
現代に生きるわれわれは、意識しているかどうかにかかわらず、かつてこの日本列島に生きた人々が連綿と受け継いできた価値観や考え方に影響を受けています。
そして、われわれが受け継いだものは微妙に姿や形を変えながら、次の世代へと引き継がれていきます。
古来、日本人は外来の思想や哲学を取捨選択しながら上手に取り入れ、独自の文化をつくりあげてきました。
そうして日本人が培ってきたもののエッセンスが「日本思想」です。
本書では、日本思想の原点である『古事記』『日本書紀』に描かれた神話の世界をはじめ、仏教や儒教、キリスト教、近代西洋哲学などに注目し、
それらが日本人に与えた影響やそうした思想・哲学の紹介者となった日本人の言説を紹介しながら、日本思想の変遷をたどります。
この1冊で、日本の歴史と日本思想の本質が一気にわかります!
著者について
稲田 義行(せだ よしゆき)
1968年、茨城県生まれ。立正大学大学院文学研究科修士課程修了。専攻は哲学。M.ハイデガーとその周辺を中心に研究。
現在、茨城県立高等学校教諭。主に公民を教える。東洋思想や西洋思想に造詣が深く、その解説のわかりやすさには定評がある。
著書に『現代に息づく陰陽五行 増補改訂版』『超雑学 読んだら話したくなる 幸運を招く陰陽五行』(以上、日本実業出版社)、
『癒しと救いの五行大義——現代の占技占術を支配する「陰陽五行の秘本」を読み解く』(現代書林)、『これならわかる倫理』(山川出版社)などがある。