庶民は知らないデフレの真実 角川SSC新書 (SSC新書) | |
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内容紹介
消費税率を上げる前に、デフレからの脱却を図るべきだ! 増税路線に対する国民からの反発は大きい。また野党も執拗に批判を繰り返す。しかし、増税路線は決して止まらない。そしてデフレも止まらない。それはなぜか? 経済政策の間違いでもなんでもない、庶民が知らないデフレの真実を森永卓郎が明かす。金持ちの論理から日本経済を読み解く、初めての金持ちによる金持ちのための経済学。申し訳ないが、庶民は、出入り禁止だ。
目次
第1章 チャンスが始まった(未曾有の惨事は好機だ 我々の生活を豊かにするために不可欠なTPP)
第2章 おいしいデフレを止めるものか!(デフレこそ金持ち天国をつくる秘薬だ 庶民より優遇された金融商品が使える金持ちたち お金に暴れさせてお金を稼ぐ)
第3章 デフレで金太る確かな方法(新石器時代から庶民を騙し続けてきた 復興需要の息切れを狙え)
第4章 数年後に起こる震災恐慌で王様になれ(韓国的二極化社会を目指す金持ちたち)
特別編 庶民が金持ちになる最後の“蜘蛛の糸” 付記 「三布告」
デフレはお金の価値を上げる
お金持ちにとってはデフレは天国なのか
以下本文より引用
「負担が金持ちに集中しては困る。 その点、消費税は理想的だ。逆進性といって、負担が低所得者に集中するからだ。」
「これから訪れる貧乏は、これまでの貧乏とはレベルが異なる。金持ちを目指さなければ、まともに暮せない世の中が確実にやってくるのだ。」
133ページに「経済政策を根本から切り替えることだと思います。」と、ビジョンが書かれていますが、お金持ちの賛同が得られるだろうか?
とりあえずオイラは、特別編に書かれているハイパー節約を心がけるか。