入院している妻のもとへ、初任地である仙台市立S小時代のかっての教え子が見舞いにきて
います。
その子どもたちからの励ましの言葉やメールが、妻にとっては何よりの良薬となり、大きな元
気をいただいているようです。子どもが訪ねてきたことを話す時の顔も、何よりうれしそうで輝い
ています。こういった出会いを通し、教師としての原点に立ちもどり、これからの子どもたちとの
よりよい関わりをどうつくっていくかを真摯に考えているようです。
妻と私との出会いも、S小時代でしたので、私自身もその頃の子どもたちのことをなつかしく思
い出します。
教師としての一番の喜びは、教え子と未来に再会し、その成長振りを心から感じ取ることがで
きた時ですね。結婚式やクラス会等で再会し、教え子達の成長した姿を目にし、その生き方や
考え方にふれた時、『教師になってよかったなあ!』と心から実感します。
私自身としては、病気になってからの再会は遠慮したいところではありますが、かっての担任
を親身に気遣う 40才になった子どもたちの姿には、心打たれるところがあります。
クラスの担任をするということは、その時に出会った子どもたちと 未来も含め共に生きる時
間を持つということ。だからこそ、その子たちと未来に再会し、その成長した姿にふれた時、
改めて未来においても共に生きる時間を共有できたという喜びを感じることができる。
こんな思いで担任した頃をなつかしく思い出します。
訪ねてきてくれた妻の教え子たちに、私自身も温かいハートをもらい、感謝しています。
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