荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

岡倉天心公園の桜1

2014年03月29日 | 散文
<岡倉天心公園の桜1~9>

通勤途中にあるしだれ桜が咲いた。
やっと春が来た!

こうなるともう待ち切れない。
ママチャリを引っ張り出して花見に出掛ける。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

岡倉天心公園の桜2

2014年03月29日 | 散文
猿江恩賜公園はまだ3分咲きであるが、ここにも待ち切れないお父さんが居る。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

岡倉天心公園の桜3

2014年03月29日 | 散文
上野公園は多くの人出であるが、桜は5分咲き程度だ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

岡倉天心公園の桜4

2014年03月29日 | 散文
谷中の長命寺のしだれ桜が満開である。
冒頭の桜と同じく、しだれ桜は染井吉野より1週間位開花が早い。

3年前に山門を改築して、正面から桜が見えるようになった。
まだ見物客が少なくてお勧めの桜である。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

岡倉天心公園の桜5

2014年03月29日 | 散文
しだれ桜を見るなら行く先は決まっている。
六義園のこのしだれ桜は入園料を払ってでも見たい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

岡倉天心公園の桜6

2014年03月29日 | 散文
さて、今日の本題である。

谷中に小さな公園がある。
周りをアパートで囲まれた小さな公園で、家々からテレビの音やお茶碗を洗う音など、生活の音が聞こえる公園である。
谷中の異空間で、普段から良く来る場所である。
正面にお堂があって岡倉天心が祀られている。

覗いてみたら5分咲きである。
左の方の人工芝の上で、保育園児が黙々とお弁当を食べていた。

実は、ここが花見の穴場である。
ご覧のとおり殆ど人が来ない。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

岡倉天心公園の桜7

2014年03月29日 | 散文
(以下、去年の写真です。)
たまたまではない。
周辺に谷中霊園など有名な桜の名所があるので、ここまで人が来ない。
いつも周辺の名所を廻った後、谷中銀座でおにぎりとビールを買って来て一人で桜を楽しむ。
この時期ばかりは勿体無くて、蕎麦屋なんかに籠っていられない。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

岡倉天心公園の桜8

2014年03月29日 | 散文
見上げれば空いっぱいの桜である。
ほら!いいでしょう・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

岡倉天心公園の桜9

2014年03月29日 | 散文
・・・まさか、来週逢ったりしないよね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

なぐさみー1

2014年03月22日 | 散文
<なぐさみ1~4>

田舎で少年時代を過ごした。
そこでは子供達だけで営む幾つかの行事があった。
その行事を遂行するなかで、組織内での行動の仕方や弱い者年下の者に対する労りや庇う事などを自然と学んだのだろう。
各種行事のひとつに、「なぐさみ」と言うものがあった。
今はもう行われていない子供達だけで営む行事のひとつで、4月の初めの2日間、日帰りで弁当を持って、山に登って過ごすのである。

春休みになったらその準備をする。
数種類の色粉(いろこ・食紅)と半紙を買って来て絵を描くのである。家の畳を汚して母に叱られながら・・・。
それをその辺で切って来た細い竹に張り付けて、旗を沢山作って「なぐさみ」の陣地を飾るのである。
山合いの谷毎に夫々歴代受け継がれた子供達の陣地があって、その飾り付けを競うのである。
小旗だけでなく、ちゃんとした大きな布製の旗が代々伝えられていて、長い竹竿に付けて山にある陣地に建てるのである。
竹竿には、掲揚の為の滑車も付けている。

周りの陣地は日章旗であるが、我が「岡の谷」は旭日旗である。
陣地は地区のほぼ中央にあって、その雄姿はとてもカッコ良かったのであるが、子供にとってその竹は大変重くて陣地(我々の陣地は山の頂上にあった)まで運ぶのが大変であった。
勿論、「なぐさみ」が終わると持って帰るのである。
そして何より大事なのは、他の陣地より早く隊旗を掲揚する事であり、早朝に懐中電灯と旗を持って山を登るのである(旗竿の竹は前日に運び上げてある)。

その陣地でお弁当を食べたり、相撲を取ったり、「滑り山」の崖を滑り降りたり、隣の陣地へ遊びに行ったり、時には隣の陣地と戦争ごっこをしたりと早朝から暗くなるまで遊ぶのである。
その行事は中学校を卒業すると参加資格が無くなった。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

なぐさみー2

2014年03月22日 | 散文
そんな思い出に浸りながら、50年近く経った今日、「なぐさみ」の陣地に行ってみた。
先ず裏山に向かったが、松が枯れて梅が枯れて桐が枯れて桑の木が枯れて、段々畑も全て竹藪になっており登る道が無い。
竹藪には、猪がまだ土から出ていない筍を掘り出した跡が沢山あった。

持って行った鉈で藪を切り開きながら、記憶を頼りによろよろと進んでいく。
幸い途中から電力会社が高圧電線の管理の為に作った山道に出逢ったので、出発前の覚悟程厳しくはなかったが、なにぶん50年の歳月は簡単に息を弾ませ顎を上げさせ足を怠くさせる。
そんな苦労をしながら、小一時間で陣地に到着した。

絶景である。
しかし陣地は変わり果てていた。
子供の頃弁当を食べたり相撲を取ったりしていた場所が随分狭い。
これは、私が大きくなったのであろう。
何より松くい虫の被害が酷く、松が無くなって杉が増えており、植生が変わっていた。

・・・一番思い出に残っている木が松くい虫にやられて芯だけで立っていた。
この松の木の左の枝が大きく水平に張り出して、さらに枝が絡み合って、一畳程のベッドのようになっていたのである。
そこで過ごす気持ちの良さは我が陣地の最大の魅力であり、他の陣地に対する自慢であった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

なぐさみー3

2014年03月22日 | 散文
幹の下の方に、登り易くする為に打ち付けた釘が残っている。

思い出した!
春休みになると直ぐに、毎日ここに通って、家から釘や金槌やスコップや鋸や鍬や、役立ちそうなのも全部を持って来て、陣地を広げるべく木を伐り崖を崩して、その整備をしていたのだ。

よくぞこの木が残って呉れていたものである。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

なぐさみー4

2014年03月22日 | 散文
張り出してベッドのようになっていた枝には50年近く前の鉈の跡が残っている。
ガキ大将だった私が付けた傷が多いと思う。

指でなぞったら、じんと来て泣いてしまいそう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

よし房凛Ⅲ-1

2014年03月16日 | 散文
<よし房凛Ⅲ-1~5>
週末はほとんど根津の「よし房凛」で蕎麦を食べている。
美味しい蕎麦を食べたくて行くのは勿論であるが、店内の飾り付けを見るのも楽しみのひとつである。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

よし房凛Ⅲ-2

2014年03月16日 | 散文
大きなスペースと小さなスペースがあって、いつも新しい花が活けてある。
ちょっと時節を先取りした花を選んでいて、来たる季節とお客に対するウェルカムの気持ちが伝わって来る。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする