荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

未だ泳ぐ根津の鯉のぼり

2022年07月31日 | 散文

猛暑日の根津神社です。例によって楼門の横に座っていましたが、面白いことは起こりそうにありません。人が少ないし、暑さが苦手な犬は影も見えません。「猫一匹通らない」状態です。

 

それでは、とやって来ました根津教会です。

 

ここでも人通りが無いので何も起こりそうにありません。ツマンナイなあ、と思いながら根津教会の奥のビルを見たら、鯉のぼりが泳いでいます。えっ?! ・・あの鯉のぼりは毎年5月にあの位置で泳いでいます。もう20年になると思います。毎年随分子供が多い家だなあ、と眺めていました。

 

夏風が渡ります。勢いよく鯉のぼりが泳ぎます。

いつもは端午の節句の時期だけなのに、何かあったのだろうか?反旗状態が気にかかりますが、猛暑のアスファルトに突っ立って、真夏の空を見上げていました。

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庚申塚停留場にて、

2022年07月31日 | 散文

庚申塚停留場のベンチで暑さを凌いでいます。早稲田行きの電車はウクライナ色です。ロシアが侵攻して以来、この電車が気になっています。出会えれば今日の散歩はラッキーです。

 

三ノ輪橋行きの電車が到着しました。

 

ウクライナ色が発車します。

 

見えなくなる迄見送ります。

 

三ノ輪橋行きの電車が発車します。

 

 

猿の玄関灯が残ります。

庚申様お参りの停留場です。

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京島に「電気湯」の在る風景

2022年07月30日 | 散文

京島の路地に「電気湯」が在りました。上層階が共同住宅で左右が歯科医院です。煙突が有りません。

 

ぱっと見銭湯の影が薄いです。所有者は銭湯だけど、後継者が歯科医師なんだろうか?「電気湯」の屋号は初めて出逢いました。不思議な銭湯です。

 

隣に小さな公園が在りました。銭湯沿いに裏に回ります。

 

有りました!煙突です。大きな1本が途中で切断されて、細く小さな煙突が立っています。

 

ここがボイラー室のようです。

 

つまり、大きな煙突で廃材とか重油を燃やすボイラーだったのを、ガスボイラーに改造したようです。木材の燃料を調達するのが大変な時代です。

 

銭湯脇の路地からはスカイツリーが見えます。京島はスカイツリーの街です。スカイツリーと共に近代化された街です。

 

需要は有るのだろうか?「電気湯」裏の路地です。

 

グルリと廻って、表に出ました。

 

電気湯の玄関から見る風景です。何処も内湯が有りそうです。

 

こうして見ると、けっこう大きな湯舟です。

 

自販機の上に施設案内が有りすが、「バイフラ」が分かりません・・・?

 

改めて、ウ~ン「電気湯」ですか。元は別の屋号だったのが、電気湯が流行った時に導入して、宣伝を兼ねて屋号を変えたのでしょうか?

 

電気湯の正面の路地を行きます。昔は銭湯の需要があった雰囲気です。

 

木密度が高い街です。火事になっても消防車が入れない路地が沢山有ります。この辺りは、古い民家を取り壊して造った共同住宅に入居すると共に、賃貸住宅も造って生活を安定させました。同時に路地を広げて消防車の通行を可能にすると共に、道幅を広げることで、「火除け地」としました。東京都の事業の成功事例です。

土地の所有権が整理できていない、住民が現状の住宅を変更したくない等、なかなか進んでいない事業です。

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中川の押船と「かつしかハープ橋」

2022年07月30日 | 散文

上平井橋から中川を眺めています。今日も少年「佐田雅志」君の街に来ています。正面は彼が通った中学校です。艀が下って来ました。

 

タグボートが押しています。「曳船」ならぬ「押船」です。操船はどちらが難しいのだろう?などと思いながら眺めています。

 

東京では各地で「曳舟」の地名に出逢います。江戸時代に水路が発達し、船に綱を結んで川の両岸から人力で引いていた名残りです。

 

振返って見上げる「かつしかハープ橋」です。カメラを覗いていて気が付きませんでしたが、派手な車でしょうか?横切っていました。「モンチッチ」って何の車でしょう?全体が見られなくて残念です。

 

艀が橋を潜ろうとしています。

 

小父さんが橋を渡ろうとしています。

 

上平井橋の下流に在る上平井水門です。ここで綾瀬川は中川に吸収されます。綾瀬川を吸収した中川は、暫く荒川と並行して、やがて荒川に吸収されます。

 

艀が橋を潜ります。

 

見上げる「かつしかハープ橋」です。首都高速中央環状線はいつもこの界隈で渋滞しています。

見上げるのは湿度が高い空です。

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「かばんのお医者さん」跡地マンション完成

2022年07月29日 | 散文

本郷弥生交差点の角です。立派なマンションの入り口です。

 

3階には「入居者募集中」です。マンションが完成したようです。

 

狭い土地だったのに、立派なマンションが出来上がりました。

 

向かい側は交番です。横断歩道を渡ります。

 

振り返り見上げます。

 

ここは「かばんのお医者さん」でした。

こうして街の景色が変わりました。

かばんのお医者さんが在った風景はこちらです。

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上野博士とハチ公と短冊と

2022年07月29日 | 散文

東京大学農学部キャンパスの一角に像が有ります。いつも木陰にひっそりと佇んでいます。今日は七夕の笹もありました。

 

 

グルリと回って、博士とハチのお迎えの像を眺めます。二人の出合いの喜びが伝わります。

 

 

 

短冊を眺めます。

 

 

学生にとってもここは憩いの場所なんですね。

 

まだまだ寂しい風景です。

 

 

コロナ感染者が増えています。

 

この門がまた閉じられるのかなあ・・・。

 

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サティアン

2022年07月28日 | 散文

夏らしい校舎裏です。ここは東京大学農学部キャンパスです。

 

ダクトやパイプラインが一杯走っています。

 

研究室だと思います。

何の研究をしているのだろう?聞いても分からないだろうけど、訊きたい・・・。

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夏の「レストラン アブルボア」

2022年07月28日 | 散文

営業していました。東京大学農学部キャンパス内に在るレストランです。

 

大学が一般人を立ち入り禁止にしていた関係で、随分久しぶりの訪問です。

 

今日のランチは「麻婆茄子丼」です。

 

私はこのレストランの佇まいが好きです。

 

庭に降ります。正面の扉は弥生の街に通じており、直進すると「異人坂」、左に行くと「お化け階段」に行き当たります。

 

建物を眺めながら歩きます。

 

 

随分綺麗に下草を刈りました。歩きやすいです。

 

この佇まいが好きです。

 

このツタが好きで、紅葉するのを楽しみにしています。

 

が、ツタも刈りましたね・・・?昨日か一昨日のことですね?

 

 

この木のツタは切らないでくださいね!

 

さてと。

 

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猛暑日の「おにぎりぼんご」

2022年07月27日 | 散文

猛暑日の大塚です。今日も行列ができています。

 

路地を越えて更に続きます。

 

末尾が見えません。

 

視線が店の前に戻りました。皆さん、暑いでしょう?!

 

末尾を見たくて、移動して歩道から眺めました。皆さん日傘をさしてでも・・・⁈

たかがおにぎり、されどおにぎりなんですね。

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谷中に「朝日湯」の在る風景

2022年07月27日 | 散文

谷中は三崎坂を下った所に、銭湯「朝日湯」は在ります。

 

三崎坂の下です。

この先を行くと、団子坂に続きます。

そこには「菊見せんべい総本店」が在ります。

 

夏目漱石の「三四郎」にも登場した老舗です。

 

戻って、朝日湯の前には、これも名店「すし乃池」です。あなご寿司が有名です。

 

古い話ですが、西城秀樹さん主演の「寺内貫太郎一家」の貫太郎モデルと言われた人が主人です。

 

すし乃池の正面は、谷中らしい洒落た店舗です。

 

その隣に「朝日湯」は在ります。

 

このような、利用客がいるのだろうか?と思うような場所に在るのです。

 

 

 

裏に回ります。

 

 

こちらがボイラー室です。

 

朝日湯と背中合わせにアパートが在ります。

 

3/4回りました。黄色い建物はコインランドリーです。

 

そのコインランドリーの角を、「団子坂交差点」に行きます。

 

つまり、三崎坂と団子坂の一番低い場所です。正面道路は「夜店通り商店街」で、観光客に人気の「谷中銀座」に続きます。

 

 

その角には、もう一つのコインランドリーを経営しています。

 

俗に言う「谷根千」の中心地です。お洒落な若者や賑やかなおばちゃんが一杯歩く場所です。

 

谷中は古い街で、一歩路地を入るとアパートが沢山在ります。東京藝術大学や東京大学が近いし、地下鉄千駄木駅がすぐそこです。利便性が高くて、お洒落で古風で、若者に人気の街です。

年中無休で毎日午前10時から深夜1時半迄営業しています。こうやって眺めていても、客が出入りしている人気の銭湯です。

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嬉しいミストシャワー商店街

2022年07月26日 | 散文

毎日、これでもか!とばかりに暑い東京です。もう参ってるっちゅうに。そんな時に、ミストシャワー商店街は嬉しいです。生き返ります。

 

北千住の「きたろーど100」です。

東京には数え切れない数の商店街が在りますが、私が知っている限りでは、ミストシャワーが有るのはここと、浅草雷門前の商店街との2つだけです。集客効果があると思います。

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「神田湯」煙突塗装中

2022年07月26日 | 散文

都電脇を走っていたら、煙突の塗装工事中でした。

 

路地を見に行きます。

 

ゴトンゴトンと音がして、振り返ったら都電の停留場です。

 

裏口を見るのは初めてです。

 

湯船です。煙突には二人がしがみついています。

 

燃料の重油でしょうか?

 

郵便受けがありました。「神田温泉♨」と書いています。表の玄関は「神田湯」です。よく見ると、左下には「有限会社八汐温泉神田湯」とも書かれています?八汐温泉という会社が経営している神田湯、でしょうか?まあいい。

 

けっこう内湯が浸透している地域です。都電脇を走るたびに気になっていた銭湯です。今日こうして煙突の塗装工事をしているということは、まだまだ銭湯を続ける、ということです。それが嬉しいです。

 

隣は、都電荒川車庫です。電車が出入りする場所です。

 

「都電おもいで広場」を併設しています。古い電車を展示しています。

 

荒川電車営業所でもあります。

 

そしてなにより、都電沿線の薔薇の名所でもあります。

 

さて、神田湯の正面です。2階に共同住宅が在ります。共同住宅を併設している銭湯は多いです。「八汐荘」とあります。

 

ああ、裏口の郵便受にあった「有限会社八汐温泉」の文字を思い出しました。八汐温泉が経営しているアパートのようです。

 

銭湯に付きもののコインランドリーです。

 

銭湯の玄関と看板です。

 

「本日休業」です。

 

なるほど、それで今日煙突塗装工事をしていたんですね。

今日の散策で、ここ神田湯の営業継続が何より嬉しいです。

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根津神社の忘れ物

2022年07月25日 | 散文

パトカーが停まっています。

 

私がいつも楼門を眺めるベンチの上です。

 

今日は陽射しが無いけど蒸し暑いです。今日も何か起こるのを待っています。面白いワンコ来ないかな?

 

雨も振りそうです。

 

カメラを構えて、随分長い間固まっていました。・・・これじゃつまらん。

 

・・・ワンコどころか誰も来ません。

 

パトカーの忘れ物も取りに来ません。

 

・・・鳩が来ました。何か面白い事やれ!

と鳩に言ってもねえ・・・。

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朝顔に包まれそうな家は文房具屋さん

2022年07月25日 | 散文

朝顔に包み込まれそうだなあ、と見上げていたら、彼女が剪定バサミを持って出てきました。でも、刃が錆びているのか摺合せが悪いのか、弦の先1本ずつ切るからなのか、切れません。言葉を掛けられない空気です。

 

西洋朝顔でしょうか、この植物は初夏から晩秋まで花を咲かせます。繁殖力が強いです。

 

朝顔に塞がれそうな店の入り口です。

 

この景色好いです(個人の感想です)!

 

店名が読めませんが、文房具屋です。古くからやっているのでしょうね。

 

 

 

こうして見ると下町によく在る文房具屋さんです。

 

 

このままの状態で店を続けたら素敵だと思います(個人の感想です)が、、。

 

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三四郎池展望所で、

2022年07月24日 | 散文

三四郎池の南に展望所が有ります。山上会館の傍です。

 

石のテーブルとベンチがヒンヤリと気持ちいいです。

 

背を伸ばせば三四郎池を望めます。

 

周りで先程からしきりに蝉が鳴いています。今年初めて見る蝉です。早くから梅雨明け宣言した東京ですが、やっと鳴き始めた蝉です。やっぱり自然は正確です。人間が梅雨明け宣言しても蝉は信用しませんでした。その間全国で大雨が降りました。ホントの夏を蝉は知っているのです。

夏休みになりましたがコロナ感染者が記録破りで増えています。やっと開放されたこの東京大学は、また「一般人お断り」になるのでしょうか?

 

そう言えば、ずっと赤門は閉鎖されたままなんです。

コロナ禍再来を見越しての処置のように思います。

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