秋薔薇の咲く中を都電が入って来ます。
停車しました。
行き先が早稲田行に変わります。乗客が乗り込みます。
やがてゆっくり発車しました。
見送ります。
秋薔薇が残ります。
秋薔薇の咲く中を都電が入って来ます。
停車しました。
行き先が早稲田行に変わります。乗客が乗り込みます。
やがてゆっくり発車しました。
見送ります。
秋薔薇が残ります。
相変わらず人出が無い「ジョイフル三ノ輪」商店街の西口を入った所です。消火栓が気になりました。
八百屋の前です。
秋の味覚が並んでいます。
可愛い消火栓です。
もう半分以上が店を閉めています。特に商店街の西側が顕著です。
こんなのも有ります。黄色く塗ってなかったら気になりません。
砂場です。最近とんとご無沙汰しています。
こんな可愛い消火栓も有ります。
東口に近づくに従って商店街らしくなります。
横路地です。戦後は界隈が私娼窟になりました。今は面影もありません。
パンのオオムラが取材中でした。
ここにも、やっぱりこれが1番可愛いです。
周囲のカラータイルがすり減って、ひび割れても更にすり減って、消火栓の縁もすり減って、商店街の歴史を語ります。
都電東尾久3丁目停留場の路地を入って行くと、三叉路の中央に「大門湯」が在ります。その地名は、昔、遊郭が在った場所でしょうか?秋の空にスックと煙突が立っています。
玄関です。ん?貼り紙が有ります?
なんと⁉休業の案内です!この場合の「しばらく」は「永遠」の意味が多いです。
木札の文字は読めません。歴史のある銭湯です。大門湯は、以前にも休業していた時期がありました。2019年に復活したときは喝采を送りました。今度も、復活を期待します。
屏の外にも庭木がはみ出しています。手入れができていません。・・・今回は復活しないのかな?
大門湯脇の路地に入ります。
煙突を見上げます。
湯船の窓を見上げます。青い空が眩しいです。
あそこがボイラー室です。
もう、「危険物貯蔵所」の文字が読めません。
すぐに大門湯の裏の路地に出ます。
すぐそこには「中野鉛筆加工所」が在ります。
平日だけど、鉛筆の良い匂いがしません。
銭湯も鉛筆工場も、継続が厳しい業界です。頑張って欲しいです。
前回の大門湯復活の記事はこちら。
江東区大島に在る下町の賑わい商店街、「サンロード 中の橋」の夕飯準備時間帯です。
商店街の中央に在った「竹の湯」が、昨年2月に廃業して1年半経ちます。動きが無いのに気を許していたら、突然、建物が解体されていました。
重機が入って更地化工事中です。
結構広い土地です。一般的に、建物が無くなった土地は小さく見えるものですが、流石に銭湯は大きな敷地を持っています。
各地の商店街が衰退していく中で、この商店街は頑張っています。そんな街の中央部で、庶民の生活を支えてきた銭湯が無くなって行きます。
皆んな内湯を持った家に建て替えます。時代の流れには抗えません。
大きな敷地には、たぶん内湯付きの集合住宅が建つのだと思います。
竹の湯が廃業宣言した記事はこちらです。
こんなに活気があるとは思いませんでした。多分初めて土曜日に訪問しました。土・日は凄いんですね。流石は下町の賑わい商店街「砂銀」です。
店主とお馴染みさんでしょうか?温かさが伝わる光景です。
砂町銀座商店街を行きます。
中央部です。ここに銭湯が在りました。隣で八百屋を並業していました。商店街の多くは、中央部に銭湯が在ったようです。
<銭湯が在った風景>
引き続き賑わい商店街を行きます。
おでん種の「益英蒲鉾店」です。
ちょっと涼しくなると、この人気です。
この界隈も賑わっています。ホントに砂銀は凄いね。改めて感心しています。
たいやきです。
長い行列です。
この八百屋の行列です。安くて新鮮なんでしょうね。
買い物風景を見ながら移動しています。
「竹沢商店」はいつもの行列です。
改めて、砂町銀座商店街の実力を認識しました。
大河ドラマがいよいよ佳境を迎えます。これから阿茶の局が活躍します。
深川の雲光院です。界隈は、複数の松平家の屋敷が在った場所です。近くに松平定信の墓所も在ります。
若い女性がコンビニおにぎりを食べながら寛いで居ました。阿茶の局を訪ねたのでしょうか?あの奥が墓所です。
左の大きな墓石です。
戒名「雲光院」は寺の名前になっています。
大坂冬の陣の後、淀君を騙して(ディベートに勝って)大坂城の堀を埋めたてた人物です。
眺めます。秋の日差しが爽やかです。
銀杏がいっぱい落ちています。門前の掲示板に、「ご自由にお拾い下さい」と書いていました。
秋の花が咲いています。
戻って来たら、先ほどの女性が居ませんでした。
誰も居ないベンチに、穏やかな秋の木漏れ日が注ぎます。
上落合の「梅の湯」が気になっていました。久しぶりにやって来たら、やたら違和感があります。煙突も看板下のコインランドリーもヘンです。
煙突を見上げます。てっぺんに人が座って居ます。これって、、、⁉
コインランドリーです。
前回訪問時には、コインランドリーだけ営業していました。ただ、壊れた洗濯機はそのままだったので、先は長くないな、とは思っていました。
脇から煙突を見ます。人が居ます。
急いでボイラー室に回りました。トラックが付けています。
見上げます。猿ではありません。ヘルメットを被っています。
地上では作業員が、煙突を見上げたり、ボイラー室に入ったり出たりしています。
これは解体準備だと思います。話を聞こうにも忙しそうだし、外国人だしで聞けません。
この様子だと、明日にでも解体工事が始まりそうです。
煙突の右をヘリコプターが通り過ぎました。・・・多分、これが見納めになると思います。
この坂の下から見上げるこの景色が好きでした。
来週もう一度来ようと思います。
銭湯が少なくなっています。家を建て替えると皆んな内湯を造ります。社員寮だってそうです。奥戸街道を走っていました。あれっ⁉ここって銭湯だったよね?と、自転車を停めました。
この奥がボイラー室の入り口みたいで、燃料置場でした。
こちらが入り口でした。看板が有りません。
湯船を見上げます。
裏からも見上げます。
銭湯は残して欲しい日本の文化です。「じゃあお前は利用しているのかよ?」と問われると、下を向くしかありません。
最近この時期になると、この店を覗きに来ます。
ハロウィーンを迎える店頭がかぼちゃで賑わいます。期待どおり、今年も楽しい店頭です。
とくとご覧あれ!
店内も!
大きい花屋です。こちらはハロウィーン専用でしょうか?
ハッピーハロウィーン!!
真夏日の太陽が濃い影を落としていた日以来の訪問です。すっかり秋の鬼子母神表参道ケヤキ並木です。
ケヤキ並木に足を踏み入れます。
前回訪問時に、この写真を紹介しました。今日は全ての写真を紹介します。
写真にあるのはこの3本の事です。東京都の天然記念物指定です。
こちらの写真は、50年ぶりに蓋を外した頂上の写真です。
この頂上です。詳細は上記説明を読んで下さい。
並木ハウスと雑司が谷案内所の記念碑です。
大木を切り倒した跡に苗木を植えた説明書です。雑司が谷案内所の前です。
雑司が谷案内所と、その右端に植えられた苗木です。
案内所の右手の路地の奥に在る「並木ハウス」です。古い様式で建てられた有形文化財であり、「鉄腕アトム」の手塚治虫氏が住んだアパートです。
3本のケヤキを振り返ります。
樹齢450年を超えた大木を伐採して、昭和45年にこの若木を植えたそうです。
その若木がこんなに大きくなって、ケヤキ並木を構成しています。
この木の頂上付近にコゲラが居た、との写真です。
見上げます。・・・何も見えません。
以上、表参道に有る全ての写真と説明書きを紹介しました。
真夏日以来の上川口屋です。様子がヘンです。店頭に駄菓子が有りません。
お婆ちゃんが俯いて何かしています。声を掛けます。
「先日『御会式』があってね。御会式を知らない⁈そこの掲示板に写真があるわよ。
東京の日蓮宗のお寺で、日にちを違えてお祭りをするのよ。鬼子母神の前が池上本願寺でね。池上本願寺は知っているわよね。お互いの檀家が灯籠や纏を持ち寄って、日蓮上人の生誕日をお祝いするのよ。約30基の纏や灯籠が参集するのよ。昔は50基あって、それは賑やかなお祭りよ。池袋駅から1時間半かけて練って来るのよ。灯籠に火が入って揺れてね。綺麗よ!こうして縁があって話するようになった貴方にお勧め!来年は絶対に来なさい!綺麗だから!」
「で、何をしてるの?」「そうそう、その御会式で商品が売り切れたのよ。商売って博打みたいなものでね。予測が大変なのよ。平日だし、手持のお金も少なかったので、これでよしと仕入れたんだけど、4年ぶりのお祭りに予想外の客が来てね。商品が売り切れたのよ。そう、儲け損なっちゃったわよ。やっと今さっき問屋から商品が届いたので、店に出している処よ」
「それは邪魔したね。いつものラムネ下さい」「それが、冷蔵庫がこの荷物の奥に埋もれているのよ。ぬるいのだったら有るけど、、、」「ぬるいので良いです。このグミもちょうだい」奥から、ラムネを持って来たのかと思ったら、湯呑みによく冷えたレモンジュースを持って来てくれました。「もう一杯どう?」「仕事の邪魔になるから、今日は帰るね」
「そうそう、前回貴方が興味を持った『唐組』が公演の準備をしているよ。見て行きなさい。今度は芝居観に来なさいよ。今週と来週の週末やっているから」こんな話です。
ちょと覗きます。
帰りの挨拶をしようとしたら居ません。奥のダンボールを取りに行ったのだと思います。声を掛けずに帰ります。
声掛けしたら、また仕事にならないもの。
山谷のアーケードが無くなってから周辺の風景が変わりました。でも、ちょっと離れたここは今でも変わっていません。相変わらず季節感もありません。
私、絵的にこの風景が好きなんです。時々観に来ます。
急激に商店街が消滅しているように思います。大店法を凌いだけど、通販でとどめを刺されました。手元に2016年の写真が有ります。現場へ行ってみます。
<2016年の写真>
やって来ました。同じ場所です。先ず、右側に同じ駐車場が在りますが、その向こうのビルの1階は新しいテナントが入っています。さて、左側です。「大正通り商店会」のバナーと30km速度制限と駐車禁止の標識が有る街頭が消滅しました。代わりに路面に30km制限を記載しています。標識駐車禁止だけに建て変わっています。
じゃあ、街頭の跡は何処でしょうか?
周囲の景色からして、ここら辺ですが、綺麗に舗装し直されていて、全く痕跡が有りません。
ただ、住所表示板がしっかり残っています。
右側の特徴的な建物は健在です。
今も、介護老人保健施設です。
・・・もう1枚の写真の現場に行きます。
<2016年の写真>
2つ先の信号の場所でした。ここですね。右側の「大正通り」のバナーが付いた街頭が有りません。左側の「大正通り商店会」のバナー付き街頭も有りません。
左側の駐車場の看板が変わっていますが、引き続き駐車場は在ります。
住所表示板も健在です。
「朝日信用金庫」も健在です。
左側の「大正通り商店会」のバナーが付いた街頭跡を探しますが、綺麗に舗装し直されていて、全く痕跡も残っていません。
右側の街頭跡を探します。
ここですが、他の街頭と同様、全く分かりません。
その先の土色の壁の家と、「勝楽堂病院」の看板はそのままです。
・・・かつての商店街を振り返りますが、商店街には程遠い景色です。
ただ、「湯あそびひろば ニコニコ湯」の周辺だけ、商店街の名残がありました。ここもそうです。昔は商店街の中心部に、銭湯が在ったのですね。
周辺は内風呂の有りそうな民家が多いです。ニコニコ湯頑張れ!
向島の交差点です。スカイツリーを背景に、喫茶店「カド」が立っています。
多くの下町ウォッチャーや芸者衆に愛された店です。
崩壊を防ぐ厚めのフェンスや店周りの看板が無くなりました。解体寸前のようです。
いよいよ解体のようです。
これが私の見納めでしょうか?
昨日、こんな夕刊の記事がありました。廃業の記事です。その終盤の記述です。「店主宮地さんは、住み慣れた墨田区から約130Km離れた、茨城県日立市で次の準備を初めていました。 自宅兼店舗を購入し、新たな店を開くといいます。この日は、薬局だったという店舗に『カド』に飾っていた置物や古時計などを運び込んでいました。 新たな『カド』は来年夏ごろに、オープンの予定です。」
閉店した時の記事はこちら。