


深緑の公園に奏楽堂が帰って来ました。

美しい外観がそのままです。





奏楽堂は、この季節のこの時間帯が、一番美しいと思います。

前回から続いています。
潮が引いた大崎ヶ鼻です。
あの特徴ある岩には名前が付いているのでしょうね。
「大崎ヶ橋」とか、「亀岩」とか。
岩を見上げます。
思ったより浸食が進んでいて、その接点はほんの僅かです。
岩を潜って振り返ります。
あのおじさんが竿を振るっています。
岩を這い登りました。
一昨年、ここの遊歩道を自転車を押して走破した事がありました。
どうもここへ来ると、子供のころの気分になってしまいます。
途中の写真を撮る余裕はありませんでした。
釣りのおじさんが遠く下に見えます。
アーチ状の岩の頂点です。
岩の向こう側の景色を覗きます。
足場が無いので、これ以上はちょっと怖くて行けません。
もう身軽な中学生ではありません。
この向こうは「姨捨」という地名でした。
崖の上からこの海に捨てた伝説が残っています。
この地名は、もう80歳以上の人しか知りません。
先ほどの岩を振り返ります。
岩と岩との接点が小さい様に思います。
もう一度真上から見ます。
これだけの接点しかありません。
角度を変えて、岩の接点を見ます。
接点の真ん中に穴が見えます。
これは、乗ったらダメですね。
ここは国立公園です。
この岩を壊したら逮捕されると思います。
中腹に立った境界標識です。
風化していますが、「越智周桑郡堺」の文字が見えます。
少なくても60年以上昔に建てたものです。
そして現在は「今治西条市境」です。
余談ですが、中学生の頃、大人から聞いてこの辺りに水晶を探しに来ました。
岩の真横に白い石英の筋が走っています。
石英の結晶の水晶があったと思います。
国民休暇村の全体図です。
地図の右上に「大崎ヶ鼻」があります。