峠に小さな祠があります。
よくお世話されているようです。
祠の傍に説明板がありました。
読んでみます。
「鳥越地蔵尊の伝説
鳥越地蔵尊は次のような悲話が秘められています。
昔城下塔という城がありました。(塔の城ともいいます)
ある時戦争が起こり城主や家来の奮闘健闘も空しく敵の猛攻にあって城を落とされてしまいました。
城主は妻と愛する娘二人を残して自害してしまいました。
妻と娘たちは父の霊を慰めながら人目を忍んでさびしい毎日を送っていましたが、傷心のあまり、病の床に倒れてしまいました。
そして三人ともこの世を去ったといわれています。
(一説にはお姫さんが落城の際自害したともいわれています。)
あわれに思った村人たちは、お地蔵さんを作っててい重にお祭りしました。
このお地蔵さんはなんでも願いごとは叶えてくれると言いわれております。
特に目と腹や進学にはご利益があるといわれています。
今では近郊在住はいうに及ばず、地もとはもとより松山、西条、新居浜方面からもお参りがあります。」(原文まま)
分かり易いけど奥行きの無い説明です。
この話、近郊に住んでいたのに知りませんでした。
城下塔も知りません。
この峠が「鳥越」だという推測はできます。
さて、以前に、故郷で太平記にいう世田山合戦があった事を知りませんでした。
この話も私が知らないだけかも知れません。
振り返りつつ峠を下ります。
故郷は知らない事ばかりです。
でもこういう行き当たりばったりの散策は楽しいです。
次回に続きます。
よくお世話されているようです。
祠の傍に説明板がありました。
読んでみます。
「鳥越地蔵尊の伝説
鳥越地蔵尊は次のような悲話が秘められています。
昔城下塔という城がありました。(塔の城ともいいます)
ある時戦争が起こり城主や家来の奮闘健闘も空しく敵の猛攻にあって城を落とされてしまいました。
城主は妻と愛する娘二人を残して自害してしまいました。
妻と娘たちは父の霊を慰めながら人目を忍んでさびしい毎日を送っていましたが、傷心のあまり、病の床に倒れてしまいました。
そして三人ともこの世を去ったといわれています。
(一説にはお姫さんが落城の際自害したともいわれています。)
あわれに思った村人たちは、お地蔵さんを作っててい重にお祭りしました。
このお地蔵さんはなんでも願いごとは叶えてくれると言いわれております。
特に目と腹や進学にはご利益があるといわれています。
今では近郊在住はいうに及ばず、地もとはもとより松山、西条、新居浜方面からもお参りがあります。」(原文まま)
分かり易いけど奥行きの無い説明です。
この話、近郊に住んでいたのに知りませんでした。
城下塔も知りません。
この峠が「鳥越」だという推測はできます。
さて、以前に、故郷で太平記にいう世田山合戦があった事を知りませんでした。
この話も私が知らないだけかも知れません。
振り返りつつ峠を下ります。
故郷は知らない事ばかりです。
でもこういう行き当たりばったりの散策は楽しいです。
次回に続きます。