荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

ビルを映すビル

2025年02月28日 | 散文

遊んだ帰り路です。暮れかけた街を映しています。

もう一つの街が在るみたいに。

東日本橋近く、大和橋交差点に在るフコク生命ビルです。

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「夕やけだんだん」脇工事順調

2025年02月28日 | 散文

根津神社の梅が咲きました!春の陽気の「谷根千」です。

「夕やけだんだん」から谷中銀座を見下ろします。

隣ではマンション建設工事が進んでいます。

七面坂下からも眺めます。地下室が見えなくなりました。順調に工事が進んでいるようです。

働くクレーンの向こうで「質屋おぢさん」が見下ろしています。

真っ青な今日の空です。

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都電脇町中華「金華」の跡竣工

2025年02月28日 | 散文

この踏み切りが好きでよく来ます。界隈の変遷を見てきました。

遮断機が上がって渡ろうとしたらすぐ警報が鳴って、渡り損ねました。

電車が来ます。春の風情です。

電車が停まります。西ヶ原4丁目の停留場です。

踏み切りの向こうで作業員が寛いでいます。新築住宅が竣工しました。

角の民家は最後の作業中です。

<ここは町中華「金華」でした>

こうして町が変わりました。都電が走ります。

変った町に春の景色です。

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都電沿線の春景色

2025年02月27日 | 散文

遮断機が下りて、電車が横切ります。もう看板も街灯も無くなった「お岩通り商店街」の路地です。春の陽射しです。

遮断機が上がります。渡る踏み切りの正面は、お岩さんのお墓が有る「善養寺」です。

すぐ北に「西ヶ原4丁目」の停留場が在ります。こんなに沢山の乗客を初めて見ました。卒業式だろうか?それにしては、父兄が居ません。単なる下校時間でしょうか?いつもこんなんだろうか?

早稲田行きのホームもこの状態です。

乗車中です。

三ノ輪橋行きもこの通り。半分以上が乗れそうにありません。

春らしい活気を感じます。

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巣鴨新田に春が来た!

2025年02月27日 | 散文

都電のカーブです。巣鴨新田停留場の北です。春が来ました!まあ、三寒四温だろうけど。

電車がやって来ました。

カーブの線路に乗って去って行きます。

早稲田行きがやって来ました。

停留場に停まります。

光注ぐ春の空です。

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昔「さぼうる」と「ラドリオ」と「ミロンガ」と、今「ボロ」

2025年02月26日 | 散文

セピア色の記憶が蘇る路地です。先ず「さぼうる」です。

壁に対して斜めに付けたドアは、娼館に見られる造りです。そういう店じゃ無いですけど。

自転車で奥様も訪れます。昔の学生だと思います。

そして「ラドリオ」の路地です。

見上げるのは「三省堂」建築中のクレーンです。

そして奥には、昔「ミロンガ」が在りました。今は「ボロ」です。

ラドリオを眺めます。

三省堂を見上げます。

国旗はボロの隣の店です。

<在りし日のミロンガ>

 

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神田古書店街

2025年02月26日 | 散文

書店の多さもさることながら、本を探している人が多く居たのに安心しました。まだまだ日本は捨てたものじゃないです。若者よ、スマホを捨てよ。街に出よ!

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真冬の景色のレストラン・アブルボア

2025年02月25日 | 散文

もうすぐ3月なのに、今年最大の寒波が全国に居座っています。やって来たのは東京大学農学部キャンパスです。レストラン「アブルボア」が営業中です。

いつものように先づは、庭に下ります。

あの扉の先は、「異人坂」です。

アブルボアは真冬の景色です。

窓に景色を映します。窓枠の下側には人形が並んでいます。

寒いからでしょうか?テラス席が使われていません。

さて、

「定食メニューはしばらくお休みします。」です。

困ったな。暖かくなったら再開するのでしょうか?

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「男はつらいよ 葛飾立志編」の撮影現場

2025年02月25日 | 散文

1976年のお正月映画です。マドンナは樫山文枝さんです。

現在も変わっていないように見えますが、本堂に向かって右の石灯篭が無くなりました。

 

江戸川は、土手も河川敷の道路も数度の改修で姿が変っていますが、三角屋根の取水塔と、水戸街道及びJR常磐線の鉄橋の風景は変わっていません。

河川敷の景色が変っています。何より、当時平屋根の給水塔が、現在は丸屋根に変っています。そして、背後の三角屋根の給水塔を渥美清さんと枯れ草で隠れています。これは、わざとそうしたら演出でしょうか?

現在よりはるかに何にも無くて殺風景な渡し場でした。

何か名残りが無いかと探しました。そうしたら、画面右下の石が現場に残っていました。それによって、桟橋はもっと内陸に在ったと判断できます。護岸整備で拡張したものと思います。

サブ・ストーリーです。女学生(ゲストは桜田淳子さん)が、もしや自分の父親では?と寅次郎を訪ねて来ます。

「高木屋老舗」が健在な帝釈天表参道です。

江戸川の土手まで見送ります。背後の建物に注目しました。よく見ると時計が有ります。

土手の様子はすっかり変わりましたが、映画の時計は学校だと判断しました。映像の現在の風景です。

土手上から見る金町小学校の現在の姿です。

朝日印刷の工員達と、東京大学考古学研究所の学生達とがソフトボールに興じます。バッターはタコ社長です。当時は福利厚生の一環で、会社にチームがありましたね。ユニフォームを作ったりして。

現在も複数のグラウンドが在る広い河川敷です。

マドンナは東京大学で考古学研究所の助手を勤めています。

煉瓦塀は変わっていません。

約50年前の東京大学農学部の正門です。

正門周辺は殆ど変わっていません。守衛室や門扉がそのままです。

映画は晩秋の景色ですが、訪ねて行ったのは冬の盛りです。

この像は、当時無かったと思います。

学内から見た正門周辺です。

こんな探索になりました。

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旧近衛邸跡の大ケヤキ

2025年02月24日 | 散文

下落合の丘の上です。道路の真ん中に大木が立っています。

カンと晴れた冬の日です。左右に遮る物のない丘の上は日当たりが良いです。

道路の真ん中なので、当然迂回することになります。

通り過ぎて振り返ります。

こちら側には大きな反射板があります。こちらからの事故が多いのでしょうか?

まるで御神木みたいな扱いです。

昔は「目白近衛町」という地名だったのでしょうか?

この木は旧近衛邸の車廻しにあったそうです。あの、戦争犯罪人として起訴されて、裁判前に自殺した近衛文麿元総理の邸宅跡です。

「車回し」なので、周囲は旧邸宅だった思います。

近くには学習院が在ります。私の感覚では、「お公家さん」を連想してします。

春待ちの景色です。

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立石「證願寺」再び

2025年02月24日 | 散文

立石の路地の突き当たりです。2度目の登場です。よく前を通りますが、今日は久しぶりに入ってみます。

裏塀いっぱいの恐竜です。およそお寺らしくありません。

正面に来ました。屋上のドームはプラネタリウムです。

そしてスペースシャトルです。やっぱりお寺らしくありません。

門の絵です。最初に見た時と同じ推理です。経文を持って帰る時に鼠が紙を食べて困りました。そこで、被害を防ぐために猫を一緒に持って帰りました。これが本邦の猫の始まりです。こんな古事に因んだ絵だと思います。当時の貴族は、背中が黒くて腹が白い猫を好んだそうです。

「證願寺」です。

入りました。

前回と何ら変わっていません。向かって左にライオンで、右にトリケラトプスです。何でこの取り合せなんだろう?ライオンと虎とか、トリケラトプスとティラノサウルスとかならまだ分かるのですが、、、

近づきます。ライオンです。その足元には、賽銭の代わりに砂利石です。檀家衆も変わっています。

本堂の階段途中には犬です。

そしてトリケラトプスです。

社務所前には、猫です。

と思ったら、この猫が動いたのです!?他の動物と同じく置き物だと思っていたのでびっくりしました。

トリケラトプスを眺めます。

隣りで猫が鳴きます。私が真似すると、応えます。可愛いです。何か餌になる物は無いかと見回しました。

餌椀と水椀が置いてありました。飼い猫ですね。私に何度も「ニャア」と呼び掛けます。可愛い声です。空腹か?餌椀は空です。・・・何かないか?

辺りを見回したら、玄関の貼り紙に気付きました。「ひっかきます!」だって!?「声はかわいいけど」だって! また可愛い声で私に鳴きました。手を差し出すところでした。引っ掻くのか!?そして大きく「のら猫注意」だって! えっ、餌をやっていて「のら猫」なのか??

こちらの猫科の王者は寡黙です。その向こうで「タカラトミー」の本社が見下ろしていました。

全然お寺らしくない寺です。

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深川田巻屋今日の暖簾は「さぐれみす」

2025年02月23日 | 散文

深川の、創業大正6年の蕎麦「日吉屋」の開店を待ちながら、向かいの「田巻屋」を眺めています。

・・・蕎麦を食べ終わりました。店頭を眺めます。

元は着物屋なんでしょうが、今は雑貨屋の様相です。

田巻屋は創業100年らしいです。

今日の暖簾は「さぐれみす」です。鮮やかなすみれ色です。

日吉屋は今日も満席です。

松尾芭蕉が暮らした街です。

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上野二丁目飲食店街

2025年02月23日 | 散文

夜は光溢れる路地だと思います。

人は居ないけど、夜の風景が想像できます。

上野二丁目です。

この猥雑さが飲食店街の魅力です。

路地を1本北に出ると、そこは不忍池です。

野外ステージではイベント中でした。「無敵の日本製スポンジラケットその破壊力をとくとご覧あれ!」とか書かれた幟も有ります。「ロックウェル硬さ」って工業材料の硬さの尺度らしいです。

格闘技の大会とかアイドルのコンサートでは無いんですか??

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立石駅前ギャラリーの現場/呑んべ横丁

2025年02月22日 | 散文

京成立石駅前の再開発が粛々と進んでいます。殺風景な工事フェンスに水彩画が展示されていました。今は「キャプテン翼」ですが、カメラにこの水彩画が残っています。相変わらず絵の現場を探していますが、今回はもう訪ねられない現場です。

 

<在りし日の現場>

沢山の酒場が在りましたが、水彩画の店「しらかわ」と「ことぶき」の在りし日の姿です。

もう戻らない世界です。

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「矢切の渡し」冬の平日は休業

2025年02月22日 | 散文

矢切の渡しです。

とうとう「営業中」の印である旗を掲げる竿が折れています。これじゃあ客にはアピールできません。後で思いました。折れたんじゃなくて、倒していたんですね?

<営業している時の旗>

旗を掲げます。何度も旗竿が折れて短くなってしょぼいですが、、

桟橋を見ます。

あれ!? これって、、

「矢切の渡し」の旗じゃないの?!ここに置いておけば忘れないし、誰も盗らないし、営業するときは掲げるんだろうけど、これはちょっとなんだかなあ・・。

冬季の平日は営業していません。

春まだ遠い江戸川です。誰か長い竿を寄付しませんか?

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