荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

緊急事態宣言解除後の上野動物園

2021年06月30日 | 散文

梅雨空の東京です。上野動物園のパンダに双子が誕生しました。上野の町は少し活気が出てきました。でも動物園は、閑散としています。入場口への通路です。

 

振り返っても入場口が見えません。パンダの双子が生まれても見学できる訳ではないし、そもそも、入場券は予約制で、30分毎の受付だしで、客は居ません。

 

それでも入場通路を撤去しません。また設置するのが大変だものね。

 

旧入場券売り場です。梅雨の季節らしいしっとり感です。

 

入場門も梅雨の風情で、好いです。

 

柵から園内を覗いたら、そこにも行列通路があります。

 

こんな感じです。何を見る通路だろう? 緊急事態宣言解除した今、入場券の予約制を無くしたら、こんなに人が集まるのですね。

 

緊急事態宣言解除後の観光地や渋谷や新宿などの人出の映像は怖いです。感染者が急増しそうです。もう少し、ここ上野動物園の状態が良いと思うのですが、、、

オリンピック実施の為の実績作りは止めましょう。国民の安全を守れません。やりたいなら、無観客でやりましょう。生で見られる首都圏の人達だけを集めるのは、首都圏にとって大きなリスクです。日本全国テレビ観戦で十分盛り上がりますよ。そういう国民ですもの。

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緊急事態宣言解除後の庚申塚の茶屋

2021年06月30日 | 散文

緊急事態宣言に従って店を閉めていた茶屋が営業を再開していました。「おばあちゃんの原宿(地蔵通り商店街)」へ行くのでしょうか、おばあちゃんが休憩しています。

 

店内にもお客さんが居ます。

 

早稲田に向かって都電が行きます。この景色が復活しました。

 

やきそばもかき氷もあります。

 

おはぎもあります。

 

アイスクリームも始めました。

 

乗車客が集まりました。こんなに沢山の人が動くんですね!

 

都電が停まって多くの人が降ります。(皆さんマスクをしているので目隠しは不要と判断しました。)

 

おばあちゃんの原宿へ行くのでしょうか?

平常に戻った景色ですが、コロナウイルスの感染者は増えています。ワクチン打ったから大丈夫、なのか?

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季節外れの藤が咲くわけ

2021年06月29日 | 散文

浅草の名湯「曙湯」です。よく見ると、右端に花が3個咲いています。

 

珍しい光景です。近寄って見上げます。

 

見えますかね? 以前、秋に咲いていて投稿したら、「藤の狂い咲きは良くあることだよ」と、物知り読者さんが教えてくれました。

 

珍しく玄関が開いていました。

 

写真を撮っていたらこの人が現れました。曙湯の主人です。写真に撮っていた理由を話したら、「春や秋でなくても良く咲くよ」とのことです。

 

そんな話しをしているところに出て来た主人の父君が言うには、「俺が伸びすぎた弦を剪定するんだよ。そうしたらそこから新芽が出て花が咲くんだよ。すぐに弦が伸びてしょっちゅう剪定するので、しょっちゅう咲くよ」とのことです。「これで今日も剪定したよ」と指差したのが、これです。

・・・これも狂い咲きって言うんですかね?

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根津神社 夏越祓と強情犬の風景

2021年06月29日 | 散文

急に雨が降って根津神社で雨宿りしていまいた。舞殿の屋根の下です。すぐに上がって、雨宿りしていた人たちが動き始めました。・・・何かを見つけた犬がそこを動きません。

 

しばらく見ていた飼い主が抱き上げようとしましたが、動くのを嫌がります。背後では、茅の輪潜りが再開されています。

 

引き綱を持ちました。

 

何が気に入ったのか、入らないのか動きません。

 

何を思ったのか、飼い主は写真を撮り始めました。

 

写真が好きな犬なのでしょうか?接写しても動きません。

 

とうとう強引に抱きかかえて連れて行きました。

 

・・・私と茅の輪が残りました。

 

そういえば、いつだったかこんな事がありました。ワンコがわがまま言う神社です。

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「えびす湯」の在る風景

2021年06月28日 | 散文

本郷通りの坂です。向かい側は飛鳥山で、白い建物は「渋沢史料館」です。

 

こんな場所に銭湯が在りました。

 

よく通る道路なのに、今まで気づきませんでした。たぶん、下り坂を駆け降りていたのと、銭湯への入り口が狭いので見落としていたのでしょう。

 

本郷通りの正面がボイラー室のようです。自動車で燃料の廃材を下ろすのに都合が良い構造です。

 

右奥に銭湯の玄関があります。

 

玄関です。しみじみと眺めました。学生時代に通っていた銭湯の入浴料は100円だったように思います。「女将さん、時間ですよ!」の時代です。利用者がずいぶん減ったのでしょうね。

 

・・・こんな場所に利用者が居るのでしょうか?

 

えびす湯を出て周辺を確かめます。

 

本郷通りの坂上側の一つ目の路地です。立派な民家が在ります。

 

更に奥へ行きます。内湯がありそうな民家が続きます。

 

新築賃貸マンションです。

 

 

こちらの民家も新しく建て替えたようです。なるほど、数年前までは、けっこう利用者が居たようです。

 

一方の、本郷通りの坂下一つ目の路地です。おお、古い街です。

 

屋根の上にえびす湯の煙突が突き出しています。

 

ここからも。今でも利用者が居るようです。

 

マンションの駐車場の向こうに、えびす湯の裏側全容が見えました。

 

崖の上に建っています。

 

坂上の新しく建て変わる街と、坂下の古い街の中間を象徴したような立地です。好いです。

 

坂下の街のすぐ脇は都電の踏み切りです。左右から同時に電車が来ます。

 

立て続けに電車が行きます。ここでも古い民家が建て替わっています。

 

踏み切りから見る飛鳥山停留場です。正面の緑は飛鳥山です。

こんな立地でした。銭湯、頑張れ!

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そこには「名月製菓」の工場が在った。

2021年06月28日 | 散文

尾久宮前小学校の生徒が作った「尾久村子ども歳時記」の路地から小学校を訪ねました。すると、甘い良い香りがします。どうやら、あの濃紺の建物からの匂いです。

 

振り返ろと電波塔です。こんな立地の路地です。

 

お菓子の匂いです。周辺にはいっぱい自転車が停まっています。おそらく、従業員の通勤自転車です。

 

路地を挟んだこちらが事務所でしょうか?

 

看板を見上げていたら、

 

工場から若い従業員が出て来ました。尋ねました。「好い匂いがしますが、お菓子の工場ですか?」 「そうです。こちらが直売店です。良かったら買って下さい」

 

こんな立地です。電波塔の手前が尾久宮前小学校です。

 

そしてここが直売店です。甘いものはどうもね、と広い通りに出ます。

 

なるほど、ムーンハートは製品名でしょうか?

 

振り返ります。直売店です。

 

電波塔の路地です。

 

工場脇を入ったら、感じの好い下町の路地でした。

ちょっと後悔しています。甘いものが苦手とはいえ、製品をお土産に買って返れば良かったなあと。でも、あの大きな電波塔を目印にすれば、方向音痴の私でも再訪できます。その時はまた報告します。

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「尾久村子ども歳時記」がある路地―2

2021年06月27日 | 散文

ここにも表示があります。絵タイルがある路地の中間辺りです。

 

ここからは1991年制作の絵タイルです。今から丁度30年前に小学生が作ったものです。

 

路地脇には、東京電力田端変電所の電波塔があります。その手前には学校らしい建物が見えます。

 

さあ、子ども歳時記が続きます。余計な説明無しで鑑賞してください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

路地の突き当たりが目前です。

 

最後の絵タイルはひな祭りです。

 

ここに何があったのでしょう?気になります。おそらくここが、冒頭の説明板にあった、ハト公園の水路と繋がる部分です。

 

電波塔を見ます。

 

子ども歳時記がある路地を振り返ります。ここで、もう一つ気になっているものがあります。絵タイルを制作した尾久宮前小学校です。おそらくあそこだと思います。電波塔の方へ行きます。

 

在りました。電波塔の手前です。

 

子ども歳時記の路地から見えていたのが「尾久宮前小学校」です。路地のすぐ隣でした。形にも記憶にも残る良い教育ですね。

これらの絵タイルを制作した小学生は、現在42,3歳になっています。どんな暮らしをしているのでしょうか?絵タイルを作ったことを覚えているでしょうか?時々見に来るのでしょうか? 想像が続きます。こんな路地です。

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「尾久村子ども歳時記」がある路地―1

2021年06月27日 | 散文

道路にこんな表示があります。

 

こんな煉瓦が並んだ路地です。

 

この景色が懐かしくて時々通ります。数年前に一度紹介しましたが、変化が無いのでずっと眺めるだけでした。今日、ふと気付きました。ここに貼られた絵タイルの制作年が、1990年と1991年なのです。つまり、30年前に、この路地を造る為に、2年を掛けて小学生が作ったのです。改めて紹介したくなりました。

 

説明板です。改めて読んでみると、私がさっき気づいたことが書かれていました。「尾久村『子ども歳時記』 絵タイルのはめこまれたこの道路は、昔の水路跡で、平成元年に完成したハト公園脇の水路跡とつながっています。 尾久宮前小学校の子ども達が地域の学習で、ここが尾久村だったころ農業用水路があったことを学びました。更に、お父さんやお母さん達と一緒に学習を深めてきました。そして、このことを自分達の町の中に残しておきたいと願いました。

子ども達は、昔の尾久村の子どものくらしを想像しながら、四季おりおりの生活、『子ども歳時記』を絵タイルに表しました。『子ども歳時記』は、春と夏、秋と冬に分け、二年間にわたってその年の六年生がグループで描いたものです。 平成二年三月 荒川区 荒川区教育委員会」

それでは、余分な説明抜きで辿ります。ご鑑賞下さい。

 

 

白い丁字があります。三差路です。

 

脇道の路地です。

 

散策を続けます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんなのもあります。この路地が水路だったことを残しています。

 

四差路に来ました。

 

それぞれの路地です。

 

 

東京下町絵タイルの路地はまだ続きます。

この話、続きます。次は1991年制作の絵タイルの道です。

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東京のタヌキ

2021年06月26日 | 散文

マンションの庭隅にタヌキがいました。

三度目の遭遇ですが、前の二回はもっと大きかったです。子供でしょうか?タヌキは都会での適応力が高いと言いますが、残飯はマンションの規約でキチンと始末しています。何を食べているのでしょうか?ウイルスを感染させないで共存してくださいね。

そんなことを思っていたら、トコトコと去って行きました。ちょっと寂しいです。

そういえば、もっと都心の文京区でも遭ったなあ・・・・。

こちら

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本郷4丁目木造三階建ての界隈

2021年06月26日 | 散文

木造三階建てを見上げています。久しぶりに両方の民家を探ってみたくなりました。

 

石段の上に居ます。下から見上げた時に、左の建っている民家です。いつの間にか板壁がプラスチック製の壁に変わっていました。

 

見上げます。下宿屋だったのでしょうか?そんな造りです。

 

家に前の路地です。崖の途中の路地です。

 

木戸に向かいます。出たら、そこは鐙坂です。

 

 

 

出てきた木戸です。

 

少し下って、最初に見上げた三階建ての右側の民家の裏道へ入ります。ここは数年ぶりに通ります。

 

いつの間にか、こちらも修復したようです。木肌が新しいです。

 

狭い路地の向こうに、石段が見えます。狭い路地を行きます。

 

石段です。

 

樋口一葉が暮らした狭い広場に出ました。

 

樋口一葉が使った井戸です。

 

振り返って、左側の民家を見上げます。二階三階に部屋が沢山あります。やっぱり下宿屋だったように思います。

・・・この界隈はいつまでも変わらないと思っていました。静かに変わって行っているんですね。

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菊坂下が変わっていく。

2021年06月25日 | 散文

木造三階建ての階段下に新築建造物ができます。いつものように「樋口一葉の井戸」を観に行こうとしていました。路地の入り口が工事中です。驚きました。

 

菊坂下は静かに古い建物が消えていっています。

 

ここでも古い建物がコンクリートになるようです。

 

路地をここまで入って行って、やっと馴染みのある景色になります。

 

樋口一葉が住んだ街です。ここは変わっていません。

 

樋口一葉が使った井戸です。数年前にポンプが緑色から紺色に塗り変わりました。いまだに馴染めません。

 

背景も含めて、この界隈の景色が好きです。

 

木造三階建ての民家を見上げます。

 

そもそも、この時期は苔が広がった石段が観られるだろう、とやって来たのですが、今年は空梅雨でしょうか?しっとりとした風情でなくて、光が印象的な角度で射します。

 

石段を上がります。

 

 

そして振り返ります。樋口一葉が暮らした小さな広場です。

 

木戸から見下ろします。

 

この話、続きます。

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菊坂下に「ベストエレクト本郷」ができるらしい。

2021年06月25日 | 散文

菊坂下路地です。例の、木造三階建ての民家を観にやって来ましたが、工事中です。

 

工事案内を見ます。新築工事中です。「ベストエレクト」? どういう意味だろう?

 

この家が無くなる訳ではなさそうです。

 

木造三階建てを眺めます。

 

そもそも、この界隈は変化に乏しい街です。

 

古いものを大事に使って来ました。

 

ここに、ベストエレクトが建つのですね。のんびりと眺めていました。階段下に停めた愛車が写っていました。写真を見るまで気付きませんでした。

 

坂下から、改めて眺めます。街が変わっていくんですね・・・。

 

どんなものができるのだろうと、改めて工事案内を見ました。用途は「長屋・共同住宅」です。

「長屋」だったら良いなあ。

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不忍池の蓮の青波

2021年06月24日 | 散文

まるで波です。季節は確実に巡ります。ほんの数ヶ月前には、刈り取られて何にも無い空間でした。

 

今年もこんなに繁りました。これから盛夏に向かって益々勢いづいて、濃い緑に変わっていきます。

 

少し花が咲いていました。

 

 

もうすぐ、池いっぱいに花咲く景色が観られます。

その頃の東京は暑いです。

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深緑の伊豆栄梅川亭

2021年06月24日 | 散文

紫陽花の季節です。初夏の陽射しが注ぎます。ここは毎年紅葉を観に来ます。

 

青もみじも素敵です。

 

店の構えと良く似合っています。

 

木漏れ日が涼しげです。

 

緑のパラソルが涼しげです。

 

ここに座って麦酒が飲みたいです。美味しいだろうな。

 

提灯が涼しげです。

 

もみじとパラソルと、塀までが緑です。

 

 

ホッと一息付きます。

 

 

 

コロナ禍を忘れます。

 

 

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双子のパンダが生まれた!

2021年06月23日 | 散文

今日未明に上野動物園で双子のパンダが生まれた、とのニュースがありました。早速やって来ました。動物園前です。マスコミ関係者らしい人達もやって来たばかりのようです。

 

動物園前には、殆ど人が居ません。

 

 

マスコミ関係者が次々にやって来ます。ちょっと来るのが早かったか!?

 

でも、あちらでインタビューしています。

 

司会者も居ます。よく見ると、腕章に「TBS」の記載があります。

 

他局が待機しています。順番待ちだろうか? そもそも、インタビューを受けている恰幅の良い人は誰? 帰宅したら夕方のニュースに出ていました。彼は、上野観光連盟の会長らしいです。上野動物園前だけでなく他の商業施設でもインタビューに応じていました。ピンチの観光業界は嬉しいでしょうねえ!

 

コロナ禍の暗い世相に思いがけない明るいニュースです。しかも双子です! 上野が活気付きます。明るい世の中になる先駆けになれば良いなあ!

お母さんのシンシンありがとう! そして、おめでとう! 日本中皆の気持ちです。

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