荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

来島海峡の潮流

2015年10月31日 | 散文
もうお馴染みの、来島にある村上神社です。


四国本土と来島の間の狭い水道を大型船がタグボートに引かれて行きます。


その大型船にタグボートが引かれていました。

先頭のタグボートが2隻引いている、と言った方が正しいでしょうか。

潮が動いています。




波が激しくなりました。

日本一潮が速い海峡です。

来島を離れて小島に向かいます。
目的は芸予要塞跡再訪です。

次回報告します。
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沖浦のコスモス

2015年10月30日 | 散文
ふる里桜井海岸の南端でコスモスが満開です。


平日の午前9時半頃とあって、見学者は居ません。


一人で鑑賞するのは勿体ない景色です。






山里は少し紅葉しています。


目を転じると、静かな虎ヶ鼻海岸と平地島が見えます。

穏やかなふる里の風景です。
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今の道後温泉本館

2015年10月29日 | 散文
道後温泉本館が華やかです。



今、写真家の蜷川実花さんと道後温泉がコラボしています。







日が落ちるともっと華やかになるでしょうが、飲み会の時間が迫っています。

道後温泉駅が黄昏れ時です。


坊ちゃん電車の背景の空が暮れて行きます。
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帰省しました。

2015年10月28日 | 散文
羽田空港を飛び立つと海ほたるが見えます。



あまり天気が良くありませんが、雲の上に出ると快適です。

雲海の上を飛びます。

高度を下げて雲の下に出ました。
瀬戸大橋が見えました。



多島海の上空を飛んでいます。


西の方は天気が良いようです。

日が射しています。

しまなみ海道です。

故郷が近付いています。

雲の向こうに四国山脈が見えます。


海の中に鹿島が見えます。

渥美清さんが、生前お忍びで長期逗留した島です。

随分高度が下がりました。

島内の家がハッキリ見えます。

松山に着きました。

暫くこちらに滞在します。



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上野の夕景

2015年10月27日 | 散文
東京都美術館で「モネ展」を観た帰りです。
上野公園の上にピンクの雲が浮かんでいました。

先ほど観た、モネが描いたような色の雲です。

寂しさと郷愁を感じさせる景色です。

ちょっと散策します。

黄昏が近づいています。



暮れて行く正岡子規記念球場です。



屋外喫茶店も暮れて行きます。



西洋美術館も閉館しました。



スカイツリーに明かりが灯りました。



タクシーが活躍する時間が近づいています。



上野駅の夕暮れです。



さあ、家路を急ぎます。



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埋もれ地蔵

2015年10月26日 | 散文
荒川脇の小路を走っていたら、お地蔵さんが立っていました。

と言うより、埋まっています。
胸まで・・・。

お地蔵さんだけじゃなく、他の石碑も埋まっています。

お地蔵さんには新しい赤い前掛けが掛けられており、コップにお水があげられているので、きちんとお世話しているようです。

白っぽい石は、お地蔵さんと他の石碑ほど埋まっていません。

○○信士と書かれているので、墓標のようです。

ここはマンションの緑地の一角で、お地蔵さんの後ろにも空地がありますが、このようにフェンスで仕切られているので、特別な場所のように思います。
周辺を見回しても、説明板のような物はありません。

以下私の想像です。
ここは元々墓地でした。
マンションを造成する際盛り土をして整地しますが、
ここだけ低いまま放置しておくと、子供が落ちたりして危険だし、水はけも悪くて不衛生だし、第一お墓とお地蔵さんをそんな境遇に放置する訳にも行かないし、等々考察の結果、一緒に盛り土をしたものではないでしょうか?
但し、お墓が地中に埋まってしまうので、墓標だけ盛り土の上に据え替えたのではないでしょうか?

さて、お墓の主はどういう謂れの人でしょうか?
おそらく、荒川を造る(荒川は人造の河川です)時に、大きな事故に遭った人達の墓ではないでしょうか?
被災した人夫の棟梁である○○信士と身元不明の労働者達が、この仕切られたスペースに葬られているのではないでしょうか?
そこに、被災者の霊を弔う為と、水害防止(すぐ前が荒川土手で、この辺りは海抜ゼロm地帯です)を祈ってお地蔵さんが建立されたのではないでしょうか?
それをマンション建設時に埋めて、現在このように供養している・・・。

そんな事を考えるほど、ちょっと強烈な埋もれ地蔵(勝手に名付けました)です。
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谷根千の看板-2

2015年10月25日 | 散文
昨日の続きです。

こんな看板に行き当たりました。



三崎坂の喫茶店の看板です。



喫茶店が多い街です。



岡倉天心記念公園の前に、最近オープンした店です。

今、人気の店です。

よみせ通り入口の交差点にありました。

何屋さんと言えばいいのか?

「cafe&ber」と書いています。

カフェバーですね。

路地からへび道に向けて出された看板です。



描いてあった地図を記憶して進むと、不安になった頃に、もう1枚の看板がありました。



それでも迷って、少し探しました。

こんな感じで走っていますが、飽きません。


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谷根千の看板-1

2015年10月24日 | 散文
「谷根千」は古い建物が残っている街です。
その街には多くの店舗がありますが、その多くは看板や店頭装飾にセンスがあります。



珈琲店の看板です。



同じ店でジュエリーも扱っています。



この店です。

自転車好きの私は、ジュエリーよりも店頭の自転車が気になります。

この看板も気に入っています。



隣りの店名文字も好いです。



地面近くに看板を置いています。



入口です。



自転車の向こうに、シンプルな看板が見えます。



色付いた柘榴の向こうに、入口があります。



この看板が、今日の一番です。



「フォークロア・アンティーク・ヴィンテージ・ハンドクラフト」店です。


次回に続きます。
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隅田水門の風景

2015年10月23日 | 散文
秋の風情の荒川河川敷です。



川の向こうに高速道路を見ながら北上します。



セイタカアワダチソウがすっかり日本の秋の景色になってしまいました。



隅田水門に着きました。

ずっと河川敷を走っていた道路が、ここで一時的に土手の上に出ます。

視界が開けて景色が変わります。



ここは高速向島線の真下に位置します。

向島線が中央環状線に向かって走っています。

突き当りが堀切ジャンクションです。



この景色を見に時々ここを訪れます。



上流側を見ると、京成本線と堀切橋が高速道路の下へ入って行きます。



下流側の土手の向こうにスカイツリーが佇んでいます。

こんな所です。

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ガード下商店街

2015年10月22日 | 散文
JR秋葉原と御徒町のガード下に商店街があります。
私の好きなちょっと寂れた商店街でないけど、小粋な店舗が多くあって、好いです。
信号と信号の間にあるので、青のうちに通り過ぎようとしていつも横目で見ながら走り過ぎていましたが、今日は自転車を降りてみました。
早い時間なので混雑していなく、自転車を押して散策しました。

秋葉原側からの入り口を入ります。

午前の早い、開店直後の時間なのでお客が少ないです。



自転車を押しながら歩いても迷惑を掛けません。



店員も個性的です。



好いセンスだと思います。



皮革屋さん?

鞄やベルトが一杯あります。

ブティックです。



レストランです。



陶器屋さん。



雰囲気好いです。

ガード下商店街なんてタイトルは似合いません。

オートクチュール?



靴屋さん。



木の時計屋さん。



木工房?



突き当りが終点(御徒町側の起点)です。



ざっと見て歩きましたが、同じ商品を扱っている店が無いように思います。
そういう商店街造りでしょうか?
そんな拘りがあるような気がします。

ここ、好いです。







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早朝カヌー

2015年10月21日 | 散文
カヌークラブの練習日は月2回です。
それだけでは物足りないとの一部会員の声に応えて、気候の良い時期だけ、毎週1回早朝練習を実施しています。
こうなると、どちらが本番なのか分からなくなる状態ですが、早朝カヌーは6時の集合となっています。
宵っ張りの朝寝坊の私は、入会以来、一度も行った事がありません。
そんな折、今年最終の早朝練習だというので、4時半に起きて、参加する事にしました。
4時半の外は真っ暗です。星が出ています。顔を洗った頃日の出です。

朝日が遠くのビルに反射しています。

出発する5時半頃にやっと明るくなってきました。

いつもは眠っている時間です。

7人のメンバーが集まりました。

旧中川を北上します。

少し北風が強いですが、かえって冷涼な空気が気持ちいいです。



色々な人が川沿いに居ます。
散歩をしている高齢者。
ジョギングしている小学生や大人の人。
釣りをしている小父さんや夫婦。
出勤を急ぐサラリーマン。

時々「おはようございます」と声を掛け合います。

色々な場所から角度から、スカイツリーを見ます。



思っていたより爽快です。

眠気も吹き飛びました。





東京じゃないみたいですが、東京の早朝風景です。





初体験だけど、満足しました。
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あの水上バスー2

2015年10月20日 | 散文
朝、永代橋から見る佃島です。



あの水上バスがやって来ました。









やっぱりカッコイイです!



そして、一日遊んだ帰りの佃島です。
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淨閑寺(投げ込み寺)

2015年10月19日 | 散文
山谷です。

再開発の計画がある中、日雇い労働者達が行く当てが無いのか、屯したり寝転んだりして時を過ごしています。

すぐ近くに「見返り柳」が植わった「吉原大門」の跡地(現在交差点)があります。

信号表示に「吉原大門」の名が残されています。

吉原大門の前面道路を北に向かって進むと、「淨閑寺」に行き当たります。
僅か、7~800mの距離です。

瀞閑寺は別名「投げ込み寺」と呼ばれて来ました。

墓地には「今の世の若き人々われにな問ひそ今の世とまた来る時代の藝術を。・・・」で始まる永井荷風の碑があって、その奥に「筆塚」があります。



その筆塚の奥には、「ひまわり地蔵尊」があります。
優しい顔のお地蔵様です。

「主旨
 山谷には、労働に生き労働に老いて、ひとり淋しく人生を終わる人が数多くいます。
山谷老友会は、孤独の壁を越えて連帯し、はげましあい、またささえあってきましたが、死後の安心なしには、真の生活の安らぎがないことから、ひまわり地蔵尊の建立を思い立ちました。
ひまわりの花は、太陽の下で一生を働きぬいてきた日雇い労働者のシンボルといえます。
この地蔵尊は、倉田辰彦氏をはじめ、多くの方々のご好意と浄財が寄せられて実現したものです。
昭和57年12月11日建立開眼」(説明板より)

不景気な今日、山谷の労働者の境遇は、昔よりもっと厳しいものかも知れません。
もう一度、お地蔵様の優しいお顔に手を合わせました。

筆塚の前には、背丈より遥かに高い「新吉原総霊塔」があります。
これが「投げ込み寺」の由来です。

故郷を捨てて吉原で死んだ遊女は引き取り手がありません。
遊郭はここ淨閑寺に、その死体を「投げ込んだ」のです。
本当はそんな乱暴なものではなく、「持ち込んだ」のでしょう。
そして、ここで供養する仕組みができていたものと思います。

何度も来ていますが、初めて総霊塔の正面に座って手を合わせました。

ふと、菩薩様の頭の上のスペースに、何か置かれているのが目に入りました。

身震いしました。
おそらく、吉原で亡くなって、ここに「投げ込まれた」人の遺品です。

吉原の風俗店で働く女性の中には、身元が分からない、引き取り手が居ない人がいるのでしょう。
「投げ込み寺」は、今も昔と同じ機能を果たしていました。
総霊塔には、白い骨壺が沢山納められていました。

総霊塔には「生まれては苦界 死しては淨閑寺」の句が刻まれています。




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荒川ロックゲートに上る

2015年10月18日 | 散文
普段カヌーを漕いでいる旧中川と荒川の間に「荒川ロックゲート」があります。

両河川の水位を調整する設備です。

ロックゲートには階段があって、ゲートの上部へ上がる事ができます。



最上階に上がりました。



荒川から入ったボートが、



水位を下げて貰って旧中川へ出て行きます。



荒川側の出入り口です。
対岸は江戸川区です。

高速道路も見えます。

上流・下流を眺めます。



荒川展望にはお手軽で、人が居ない穴場です。
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人力車・時代屋

2015年10月17日 | 散文
東武浅草駅です。



この界隈浅草の街では、よく人力車を見掛けます。



ご存じ雷門です。



特に、この周辺でよく見掛けます。

観光客に人気です。

外国人にも大人気のようです。
外国人が乗っている姿をよく見ます。

彼らは一様に、目線が合うと笑顔で手を振ったりして、嬉しそうで楽しそうです。

今日は平日の午前中という事でもあって、空車が並んでいます。



隅田川近くの、スカイツリーが見える路上です。



ここ雷門近くの商店街の入り口に人力車屋/時代屋の拠点があります。



車夫は観光客に声を掛けます。

「乗ってみませんか?」

勧誘担当者は道案内もします。

なんてったって、この辺の道路は、何処でも知っています。

イケメンが多いです。
しかも、引き締まった体がカッコイイです。

一度だけ、妹達が上京して来た時に、乗った事があります。
私が乗った車夫は中国からの留学生でした。
観光案内を流暢な日本語で行います。
ポイント・ポイントで、お客のカメラで写真を撮ってくれます。
妹達の満足度も高いです。

彼の説明に、「ふ~ん」「あ、そうなの!」と頷きながら、ふと気付きました。
留学生に「江戸文化」を説明されて感心している日本人って、恥ずかしいぞ!!

価格は、平素自転車で好き勝手に走り回っている私からすると、ちょっとお高い。



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