荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

「高野理科硝子」のショーウインドー

2024年03月31日 | 散文

神田の中央通りです。ショーウインドーにガラス器具が展示されていました。春の陽射しに光っています。

温度計も。

私、昔、化学を専攻していました。4年生のときは、朝から晩までこんな器具を使って、毎日毎日実験していました。懐かしいです。

玄関です。思わず入りそうになりましたが、一般家庭には不要の物です。買って帰ったら怒られるだけです。

ちょっと後ろ髪を引かれました。  いえ、紅麹の研究はしていません。

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「男はつらいよ」に見る銀座の今昔

2024年03月31日 | 散文

第44作「寅次郎の告白」。マドンナは「吉田日出子」と「後藤久美子」です。この頃は満男の恋愛も同時並行で題材になっています。

泉ちゃんの就職に同行する満男です。「数寄屋橋交番」と後ろに「有楽町マリオン」です。当時の名物交番と最新的な建物です。

<現在>33年前と変わらない風景です。

「花の東京のど真ん中」といえば、昔も今も銀座4丁目です。

<現在>今も沢山の人です。

三越の2階に喫茶室が有りました。上映当時はバルセロナオリンピックの前年だったのですね。シンクロナイズドスイミングが新鮮でした。ここから銀座4丁目の景色を見ながらお茶をするのが都会人だったのでしょうか?

<現在>ガラス張りじゃなくなりました。あそこは今、なんだろう?今でも喫茶室かレストランでしょうか?

 

<現在>

4丁目交差点の賑わいです。

<現在>今でも「キムラヤパン」があります。

銀座といえば「和光」です。

<現在>和光は健在です。今でも銀座の顔です。

泉ちゃんが就職面接に行った「山野楽器」です。

<現在>今も健在です。

改めて行ってみると、山野楽器は和光の2軒隣りなんですね。そしてその隣に今も、真珠の「ミキモト」が健在です。

そして、銀座の顔と言ったらもう一つ在ります。丸ビルの「三愛」です。現在工事中です。そして隣に「鳩居堂」。日本一地価が高い場所です。

工事フェンスに完成予想図が描かれています。やっぱり丸ビルなんですね。

久しぶりの銀座は、平日の昼下がりでも外国人でいっぱいです。自転車を押して歩くのが大変です。人混みに疲れました。

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萬劇場

2024年03月30日 | 散文

折戸道路を南下して、大塚駅に至る緩い下り坂です。ずっと気になっていました。今日は花が出ています。

覗いて見ました。公演中のようです。

「萬劇場」です。1994年開館で収容人員は130人です。

出演者への花です。

演劇のようです。

ちょっとだけ好奇心を刺激されました。

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梶原書店の周辺に動きあり

2024年03月30日 | 散文

都電荒川線梶原停留場のホームにくっついた本屋兼タバコ屋の「梶原書店」です。休み休み営業していましたが、ここ1ヶ月ほど、閉まったままです。いよいよでしょうか?

隣にクレーン車が停まっていて驚きましたが、すぐに梶原書店を撤去する様子はありません。駐車場だったここを更地化した残土処理のようです。

国はこの建物を撤去して、都電脇の道路を開通して明治通りに繋げる計画です。

梶原書店のすぐ向こうが明治通りです。

都電が征きます。反対側の駐車場も更地になっています。いつでも工事を始められる体制です。

奥に2軒の民家が残っていますが、そこもひと気がありません。

下町らしい好きな風景ではあります。

反対側建物の近くに移動しました。正面奥の灰色の建物が梶原書店です。

線路脇のこの2軒が梶原書店と同じ状態です。

梶原書店を過ぎて都電がやってきます。

立ち退き対象の家を過ぎて行きます。

振り返ります。この2軒と梶原書店を撤去すれば道路が開通します。

線路の北側の道路です。広くて陽当りが良くて、線路脇にバラが咲く、沿線の名所です。南側もこんな道路になります。

静かに状況が動いています。見上げると、初夏のような空です。

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市川鉛筆製作所の今

2024年03月29日 | 散文

曇り空に大きなダクトが特徴的です。

2階が住居のようです。

最近いつも静かな作業場です。電灯が点いているので操業中だと思いますが、鉛筆の良い匂いがしません。

鉛筆の需要が少なくなって久しいです。極力使うようにしています。

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彼岸過ぎても

2024年03月29日 | 散文

春の陽気です。雑司ヶ谷霊園にやって来ました。

彼岸過ぎてもお花が手向けられています。先ずは、「永井荷風」から。墓所を囲っていた樹木を整理して、随分明るくなりました。

荷風先生は、月桂冠がお好きでしたか⁈

春の陽気ですが、まだ芽吹いていません。開花宣言をしていない東京です。

「小泉八雲」です。

「荻野吟子」です。

「サトウハチロー」です。

久しぶりの青空です。散策日和です。墓地を散策するのに抵抗が無くなりました。

「竹久夢二」を埋めています。

立派な「夏目漱石」です。

「彼岸過迄」は彼の作品でしたね。

「羽仁もと子」です。

「東條英機」です。

この墓に来ると、「戦争をしてはいけない」との思いを新たにします。

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踏まれて擦られて輝いていた。

2024年03月28日 | 散文

遠くから光っていました。近づくと、10円玉です。

表面が傷ついた結果、光が乱反射したようです。平成17年の文字がかろうじて読めるほど摩耗しています。

裏返して見ます。表と同様に、多くの車や靴に踏まれ擦られてできた沢山の角度の面に、光が乱反射しています。実際の光り具合が伝えられなくて残念です。

人通りが多い「天神下」交差点です。左奥に湯島天神が鎮座しています。

沢山の人が歩く場所です。誰も気づかなかったのが不思議です。気づいたけど無視されたのでしょうか?

お金が落ちているのを見つけたのは随分久しぶりです。キャッシュレスが進んだ証ですね。

「踏まれて擦られて輝く」人は尊敬するけど、そんな人生はしんどいです。

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伊勢ヶ濱部屋に力士が帰ってきた。

2024年03月28日 | 散文

昨日に続いて伊勢ヶ濱部屋の前を通ったら、大きなトラックが停まっていて荷物を降ろしていました。このトラックの構造は、左右に荷物が積めるようです。

若い衆が荷物を降ろしています。東京場所じゃないので明荷だけではありません。生活用品一式が一緒です。伊勢ヶ濱部屋は30人に近い大所帯です。そりゃ荷物も多いです。

昨日、宮城野部屋の全員がここ伊勢ヶ濱部屋に来ることが発表されました。宮城野部屋25人がやってきます。生活用品根こそぎと一緒です。奥の白い建物が宮城野部屋です。更に部屋の前(トラックの右側)にも宿舎が在りますが、総勢50数人の大所帯になります。

部屋が足りるのだろうか?今までどおりの十分な稽古ができるのだろうか?

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尊富士初優勝3日後の風景

2024年03月28日 | 散文

大相撲春場所が終わってからずっと雨だったので、やっと自転車を引っ張り出しました。このお弁当屋は伊勢ヶ濱部屋の力士が優勝すると、いつも「弁当100円引きセール」をします。今日はありません。いつも1日限りのサービスです。続けないのは店にメリットが無いのでしょうね。儲かるなら3日位やります。たかが100円が経営に響く商売のようです。

いつもの優勝横断幕がありません。まさか優勝するとは思っていなかったので横断幕を作っていないのでしょうね。

でも、照ノ富士が初優勝した時は、「日馬富士」の字の上に布を当てて対応していました。今持っているのは照ノ富士のだけでしょう。それを活用したくても、照ノ富士と尊富士では字数が違います。無理がありますね。

(2015年5月場所優勝時の写真)

伊勢ヶ濱部屋の斜め向いの家です。やっぱり有りました。

その向かい、伊勢ヶ濱部屋の隣は、いつもの「祝優勝」が出ていません。皆んなが大阪から帰ってないからでしょうか?

2連覇した部屋前も、なんにもありません。今回の尊富士の記録ずくめの優勝は、予兆が有りました。先場所は大の里が新入幕優勝の気配があって、9月場所では新入幕の熱海富士が優勝決定戦まで行きました。若手の台頭が著しいです。

改めて春場所の尊富士の活躍をふり返るまでもなく、伊勢ヶ濱部屋は強いです。稽古量が角界一と評判の部屋です。照強が引退しても、関取が6人もいます。そして宝富士が来場所幕内に復帰します。横綱だった伊勢ヶ濱師匠は2人の横綱を育てました。一人も関取が出ない部屋もあるのに。。若手力士も多くいます。宮城野部屋の力士を受け入れる噂もあります。当分角界の中心に居るでしょう。

今度の尊富士の記録ずくめの優勝は部屋に活気を与えます。先輩力士は一層の努力と精進に励みます。関取になっていない若手は夢を与えられたと同時に、出世のノウハウが目の前にいます。稽古に励みます。伊勢ヶ濱部屋はもっともっと強くなります。

さて、冒頭のお弁当屋は、尊富士の優勝横断幕を作らなければなりませんね。ファンとして嬉しい出費ですね。販売促進費として経費で落とせるから、熱海富士のも作っておいた方が良いのでは?  あ、字数が同じ照ノ富士のを使い回せるか? 優勝するのは一人だもんね。。。

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老舗蕎麦店電話は2桁

2024年03月27日 | 散文

前回来たら休みだったので、今日は電話で確認してからやって来ました。今日も私が1番乗りです。でもね、もう12時を過ぎています。12時に開けると言っていたのに・・。通常の食事処だったら、遅くとも11時半には開店します。店内も、もっとテーブルを置けば良いのに、と思うくらいスペースに余裕があります。大きな店内で、max10人しか座れません。基本的に商売熱心じゃありません。

ベンチにウインドブレイカーを脱いでいます。春の陽気の上に、日当たりが良い店先です。店舗を持つ商売人は南向きを好みます。店先が陽気になります。再オープンした時に新調した暖簾の藍色が清潔感を醸し出します。

電話番号は2桁です。古くに電話を取った老舗の証です。

大正6年創業です。「深川丼」と「1本うどん」がウリですが、蕎麦も素朴な美味しさです。

数年間の休業から改装を経て、やっと商売を再開したと思ったら、また1ヶ月半休業しました。現在は週休3日制ですが、時々不定期に休みます。近所の話では、昔から店主が病気がちらしいです。それでも店を開けると客が絶えません。

深川江戸資料館通り、下町の味です。

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自転車旅のモニュメントがある墨田区八広

2024年03月27日 | 散文

数年ぶりやって来ました。城北信用金庫の前庭です。

このモニュメントです。

個別に見ます。自転車に鞄を付けています。半袖なので夏休みの光景でしょうか。

ツーショットです。大きな荷物を積んだ像の背中が西日で焼けています。

大きな荷物は野宿用でしょうか?

自転車旅の二人が出逢ったところだと思います。

一期一会の出逢いです。短い情報交換の場面でしょうか?

昔、自転車旅が流行りましたよね。

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墨田区八広で出逢ったご飯屋

2024年03月26日 | 散文

八広の街を走っていたら、好いカラーリングの店に出逢いました。

自転車停めてメニューを見ます。陽射しで見にくいけど、今どきランチ700円は安い!品揃いも豊富です。えっ! 「焼きカレー」ってなに?・・・ドライカレーのことだろうか?

カーテンと合わせて色使いがオシャレです。

ちょっと離れて眺めます。好いです。

たぶん無いと思うけど、今度昼食時に出逢ったらドアを開けたいです。

そして、関係無いけど、「八広」はソフトバンク・ホークス王会長の生まれ故郷です。

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前田鉛筆製作所から音が消えて久しい

2024年03月26日 | 散文

荒川区町屋の地場産業の一つが鉛筆製造でした。隅田川の水運を利用して外材を加工していました。

作業場が2棟在ります。

こちらが、もう一つの作業場です。

作業場の2階が工員の寮だったと思います。

広い物干し台です。多くの工員が居たと思います。

今、界隈で鉛筆を作っている工場は、「アイボール鉛筆」と「金子鉛筆製作所」の2社だけになりました。前田鉛筆製作所は、鉛筆の加工を生業にしていたのだと思います。鉛筆の使用頻度が落ちたままです。皆んながシャーペンを使う時代です。鉛筆が復活することは無いと思います。

地場産業が消えていきます。

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永代橋から見る佃島と作業船

2024年03月25日 | 散文

光は春のものですが、ここ数日風が強くて冷たいです。佃島です。いつも遊んだ帰りに通ることが多い永代橋から眺めています。作業船が遡上しています。

春の風景ではありますが、早く帰ろ!

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開花待ちの「COREDO室町」

2024年03月25日 | 散文

福徳神社です。

ビルの谷間に在ります。

寒い中、参拝者が居ます。

ショーウインドーには春の日本の風物詩です。

寒いです。人通りが少ないです。左右の提灯は桜の模様です。

春を待っています。

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