荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

本所松坂町公園/吉良邸跡

2020年04月30日 | 散文

元々自転車での一人散策なので、他人と接触したり話をしたりすることはありませんが、「密」を避ける暮らしをしています。「断密」です。運動不足になるので時々近場を散策に出ます。人が居ない場所は何処だろうとやって来ました。

 

二引両紋は源氏の証です。吉良邸跡です。

 

ここは討ち入りがあった12月以外は殆ど人が来ません。12月は毎年沢山の人が訪れます。年に1度来る人が沢山居ると思います。

 

園内の資料を見ながら一休みしようとしました。

 

ええっ!? そうなの?

 

門が閉まって入れません。ホントに? だって、誰も来ないよ。

 

門から覗きます。いつものように正面には吉良上野介座像があります。八重桜が満開です。

静寂の公園です。

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早稲田大学の今

2020年04月30日 | 散文

ハナミズキが美しい季節になりました。

 

普段なら学生達が新生活に胸踊らせて歩く早稲田通りです。

 

全く人が居ません。

 

春を迎えても華やかさはありません。

 

正門へ向かいます。

 

春曇りの大隈講堂です。画面が暗いです。

 

今、9月入学の採用が議論されています。私は大賛成です。地域によって勉強の進捗に差が出ており、教育機会の不平等が生じています。このままでは公平な入試となりそうにありません。また、諸外国は9月入学が主流であり、留学の際でも学年の初めから移行できます。

そもそもは、年度初めの4月に実施する「徴兵検査」に際して、新大学生を徴兵免除する為に実施した制度です。もう、止めましょうよ。

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荒川河川敷グラウンド改修工事と塩カル

2020年04月29日 | 散文

昨秋の台風19号で溢水に覆われた河川敷グラウンドの改修工事がまだ続いています。結構時間が掛かるものです。ショベルカーやブルトーザーが働いている向こうが真っ白です。何だろう?

 

隅に空き袋が沢山集められています。白いグラウンドと関係がありそうです。

 

ダンプカーの荷台が白いので、あれで撒いているように思います。

 

正体はこれですね。塩化カルシウム(CaClⅼ2)です。塩化カルシウムは食塩(塩化ナトリウム:NaCl)の親戚のような化合物で、融雪剤に使われます。グラウンドが冬でも使えるようにしているのでしょうか? また塩化カルシウムの副次作用として、毒性は低いのですが植物に衰退作用を与えます。ということは、凍らなくて雑草の生えにくいグラウンドを造ることを目的としているのでしょうか?

 

河川敷グラウンドは、サッカー場や野球場など幾つもあります。この広さです。

 

ここの野球場にも散布されています。あのダンプカーで、こんなに上手く散布できるものだと感心していました。

 

隣のグラウンドに行ってその理由が分かりました。ベンチで休憩中の作業員です。皆トンボを持っています。ダンプカーが撒いた塩化カルシウムを、トンボで均しているようです。こんなに広大なグラウンドを手作業で作業するのは大変です。腰の悪い私にはとてもとてもできるものではありません。

こんな苦労をして改修しているグラウンドです。早くコロナ騒動が収まって子供達の歓声を聞きたいものです。

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「エトワールモール」に出逢った。

2020年04月29日 | 散文

人を避けて散策していたら、こんな商店街が在りました。

 

これは、フランス語ですね!? こんな下町に・・・? 看板に有るのはギターを持ったミュージシャンの後ろ姿です。

 

殆ど住宅街の路地です。ギターを持っているのはミッシェル・ポルナレフ(古い人はご存知です。彼は英国人だったっけ? 女王陛下から勲章を貰うときにハナクソをほじっていた人です)だろうか?

 

振り返って見上げます。真逆光で見えませ~ん!

 

諦めて路地を行きます。

 

新しそうな店です。ペットブームを反映した現在的な商売です。流行っているのでしょうか?

 

南側には大きな煙突が見えます。あれは江戸川沿いにある清掃工場です。ということは、王子製紙の近くです。

 

なるほど、社員が自治会役員だったりして、フランス語の名前に違和感が無い地区だったのでしょう。全ての街に夫々の歴史があります。往時は賑わった商店街だったと思います。

 

おっ! ペコちゃんです。

 

久しぶりにペコちゃんを街で見ましたがこれは新しいです! 新デザインができているんですかね? とても綺麗です。

 

商店街の四つ角に来ました。

 

このまま真っすぐ行ったら商店街が終わりそうです。

 

右手もしかり。

 

引き返すのも芸が無い。・・・一方通行だったのですね!?

 

左へ行きます。一番賑やかだと判断しました。

 

たばこ屋が在ります。お婆さんがお婆さんと話しています。久しぶりに店番が居るたばこ屋を見ました。

 

すぐに住宅街になりました。

 

「みまもり隊」なんて制度があるようです。

 

商店街の終点・入り口に来ました。小母ちゃんが長閑に横断します。看板の上には楽団でしょうか?

 

振り返って見上げます。・・・春の空です。

こんな商店街でした。

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隅田水門を船が潜る。

2020年04月28日 | 散文

隅田水門の上から春の荒川を眺めています。右を走るのは首都高速向島線です。突き当りの堀切ジャンクションを経て正面を走る首都高速中央環状線に繋がっています。荒川を船が向かって来ました。

 

 

作業船のようです。足元を潜ります。

 

急いで反対側へ行きます。清掃船ですね。船倉にゴミが回収されています。

 

短い空間です。あっという間に通り過ぎて行きます。

 

隅田水門です。水路の先は隅田川です。

 

首都高速道路のカーブの下を作業船が行きます。

見えますかね・・・?

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荒川と隅田川が近い場所

2020年04月28日 | 散文

荒川の土手から南を眺めています。すぐそこに川があります。隅田川です。

 

振り返ると荒川です。昨秋の台風19号によって水浸しになった河川敷グラウンドの改修工事の真っ最中です。

 

川上です。尾久橋と日暮里・舎人ライナーが見えます。春霞の空です。

 

隅田川の下流には青い尾竹橋です。

 

隅田川がとても近いです。

 

地図で見ると、こんな場所です。

 

土手下には隅田川との間の狭い土地に工場が在ります。

 

隅田川の向こうにスカイツリーが見えます。手前は油槽所です。

 

 

移動しながら下流の土手を見ます。

 

上流です。春霞の空です。

緊急事態宣言発出前の荒川です。

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「はん亭」も休業

2020年04月27日 | 散文

東京都から飲食店に対して営業縮小要請が出されました。各店それぞれの事情に合った対応をしているようです。「はん亭」は休業を選択しました。

 

玄関灯が消されています。

 

木造三階建て屋根を見上げます。

 

コロナの影響で街が静かです。

 

 

静かな玄関先です。

 

しっとりとした風情です。

 

静寂美を感じます。

世相はともかくとして、この雰囲気好いです。

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都電脇のさくらんぼ

2020年04月27日 | 散文

良い季節になりました。都電の坂の桜が新緑です。

 

電車が下ります。時節柄、運転手がマスクを付けています。

 

この木は、昨年たわわに実ったさくらんぼを分けて頂いた木です。

 

この近くに住むおばさんが、線路脇(勿論、都の土地)に、30年くらい前に夜店で買った佐藤錦を植えたものです。植えた人に所有権が有るが如く、気前良く枝ごと分けてくれました。

 

木漏れ日の中で、今年も沢山実っています。

 

春の陽射しを電車が行きます。

紅いさくらんぼを楽しみにしてコロナ禍を乗り切ろうと思っています。

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新緑の矢切の渡し風景

2020年04月26日 | 散文

「乗りますかあ!」対岸から呼び掛けて来ました。

 

「乗ります!」と手を振ります。お客さんがやって来ました。

 

ブ~ンと船外機が回って渡し船がやって来ました。

 

覚束ない足元です。

 

5人が乗りました。櫓を漕いで出発します。

 

上流に向かって行きます。

 

 

流れに乗せて反転します。 まるで春の空に向かうみたいです。

 

流れて行きます。

 

 

矢切に到着しました。・・・こちらの桟橋も修理が必要に思います。

 

新緑の矢切の渡しです。

長閑な春です。コロナ禍が恨めしいです。

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柴又公園

2020年04月26日 | 散文

柴又の江戸川土手は芝桜が咲き誇っています。坂を上がります。

 

土手上に出ました。視界が開けて気持ち好いです。江戸川の流れが見えて、正面の木が繁った所が「矢切の渡し」です。

 

道案内があります。チューリップはもう終盤です。背後が柴又です。

 

江戸川の上流方面が水戸街道です。正面が矢切の渡しです。

 

矢切方面へ行きます。

 

新緑萌える渡し場です。

 

誰も居ません。船も居ません。

 

コロナウイルス禍で帝釈天に参拝者が来ないので、ついでの客は来ません。渡し船を目的に来る人もいないのでしょうね。

 

松戸矢切の桟橋に旗が揚がっています。営業はしているようです。

 

もうすぐ新緑が繁って見づらくなる桟橋です。

 

今日は水量が多いです。桟橋が沈んでいます。危なっかしいけど、これも風情です。

 

やっぱり休まずに営業しています。

昨年の台風19号の被害で修繕費も掛けています。・・・稼がなければなりません。

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コロナウイルス禍の帝釈天

2020年04月25日 | 散文

帝釈天へお参りします。

 

山門を潜ります。

 

門から振り返る参道商店街です。

 

拝殿に向かいます。

 

こんなしめ縄があったことに気付きました。普段は参拝者が一杯でゆっくり見ることができません。正面に何か置かれています。お供え餅かと思いました。

 

「除菌水」でした。

 

お参りします。

 

振り返ります。

 

境内を眺めます。長閑な空です。公園よりここで遊ぶという発想は無いですかね? 公園に親子が溢れていて濃厚接触だらけです。

 

おみくじやお守り授与所です。閉鎖されています。ここが閉鎖されたのは初めて見ます。

 

手水舎です。賽銭箱の上に何かあります。

 

ここにもコロナウイルスに対する手洗いの励行喚起です。

 

いつものとおりの綺麗な水です。

 

山門から参道商店街を見ます。この景色には心が折れますね。

 

誰も居ないここの写真を撮るのは初めてです。

歴史的帝釈天の風景です。どこよりも安全ですから、一度訪ねておさい銭を投げください。今、願いはただ一つ・・・。

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アベノマスクが届きました。

2020年04月25日 | 散文

これって、宛名も何も無いんですね。郵便配達員が郵便受けに投函しているようです。正確に全家庭に届くのでしょうか?

 

さて、どうしよう・・・? とりあえず投稿しました。不良品が多いようですが、中身はまだチェックしていません。

先ず広げて、洗ってから使ってみようと思います。

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コロナウイルス禍の帝釈天参道

2020年04月25日 | 散文

帝釈天参道に来ました。誰も居ません。

 

こんな「進入禁止」の標識なんて無かったです。人通りが無くなって自動車が入って来るのでしょうか?

 

参道を行きます。有名な団子屋にも人が居ません。

 

こんな状態です。

 

ここにも客は居ません。

 

自転車が行きます。普段自転車を持ち込んだら喧嘩になる参道がこんな有様です。映画の中で、さくらだけに許された自転車通行だったのですが・・・

 

半分以上の店がシャッターを降ろしています。この機会にとばかり自転車がやって来ます。

 

ゴーストタウンに迷い込んだような、ちょっと怖い風景です。

 

 

この店だけ張り紙がありました。

 

老舗川チ屋は営業していましたが、客は居ません。

 

帝釈天が見えて来ました。

 

参拝者は少ないです。

 

山門を撮ります。

 

既報の、柴又駅前の寅さんとさくら像の間を小母さんが横切りましたが、ここでは親子が横切ります。下町らしいです。

振り返る参道商店街です。

大丈夫か、東京?

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柴又駅前で、

2020年04月24日 | 散文

コロナ禍の柴又にやって来ました。案の定人が居ません。

 

平素なら寅さん像だけ撮ることは叶いません。

 

さくら像も同様です。普段ならこの二人の像の間には沢山の観光客が居ます。

 

寅さん像の後ろの屋台店が撤去されていました。新聞で綺麗な店に建て替えるとの記事を見ましたが、下町らしさがまた無くなってしまいます。

 

駅には誰も居ません。

 

兄と妹の別れのシーンです。人が居なくて風情があります。

 

さくらが心配そうに見送ります。名シーンです。

 

そんな兄と妹の間を、小母さんがゆっくりと横切りました。

下町らしいです。

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新緑の上川口屋/2020年

2020年04月24日 | 散文

木漏れ日の下の上川口屋です。

 

光が緑色に注ぎます。

 

この時間はいつも商品をしまって休憩時間にしています。

 

この機会に風情を堪能します。

 

正面からも、

 

ちょっと角度を付けて、

 

逆方向から角度を付けて、

 

朱鳥居を意識して。・・・好いです。

店頭に張り紙が無かったのでコロナ禍による休業ではない、いつもの昼休みだと思いますが、経営者が高齢なので心配です。

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