荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

藤祭・つつじ祭・牡丹祭

2014年04月26日 | 散文

すっかり初夏になった風を切ってママチャリで出掛ける。
ゴールデンウイークは花祭りの時期である。
東京三大花祭り(?)に出掛ける。
ここ亀戸天神は梅と藤の名所である。


まだ早い時間なのに人出が多い。
みんな良い時期を知っている。


ここから見るスカイツリーも人気だ。


花の咲き具合は場所によってバラつきがあるが、この辺りは旬。


初夏の爽やかさを感じて貰えますか?




根津神社である。
いつもと違うアングルで撮ってみました。


ここではつつじの見頃である。
大変な人出であるが、お金を払ってつつじ園に入る事をお勧めする。


たった200円でこんな綺麗なつつじを見る事ができる。


ほら、こんな景色が見られる。


見飽きる事はない。


名残を惜しみつつ根津神社を後にする。




さて、上野に来た。
東照宮である。
やっぱり派手!


花の中で牡丹は、西洋の薔薇に対しうる東洋の華と位置付けられていると思う。
東洋的な風情があるが、東照宮ほど派手では無いが、やっぱり日本的な清楚さとはちょっと遠い気がする。
中国風の派手・華やかさの花と思っている。

改めて言うまでもないが、牡丹祭に来ている。
実は、こんなに多くの牡丹を見るのは初めである。


牡丹の花も他の花と同様、様々な色と形状がある。
むしろ多いのではないかと思う。
・・・実は、植物に詳しくない。


ところで、花に傘を差しているのは何故だろう?
他の植物には無い鑑賞の仕方だと思う。


この風情、好きではある。



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神楽坂へ行く

2014年04月19日 | 散文

桜が散ったと思ったらもう新緑が眩しい季節である。
最近、季節の良い時期が短い気がする。
春も秋もあっと言う間に通り過ぎていく。

この時期を楽しまなくてはとママチャリを引っ張り出す。
近くの公園ではカルガモの親子が気持ちよさそうに泳いでいた。



神楽坂と言えば、和可菜周辺の風景が有名である。
見飽きたでしょうけど、神楽坂の定番写真です。



もう少し中に入ったこちらの路地もよく見る景色でしょうが、日差しが気持ち良さそうでしょう。



気に入った街には度々行くので、先々で行きつけの店ができる。
蕎麦好きの私は、神楽坂ではここ「蕎楽亭」である。
いつも開店前から行列ができるだけあって、美味しい。
根津の行きつけの蕎麦屋と甲乙付け難い。
値段も同じようなレベルで、この味でこの価格は安いと思っている。



食後に散策する。
三叉路をどちらに行くか、性格が出ると思う。
私の場合、初めて出逢った三叉路は必ず狭い方へ行く。



神楽坂はモンマルトルと似ているとかで、フランス人が多く住んでいるらしい。
この国旗はイタリアだけど。



だからか、洋食屋が多い。



パン屋も外国の店みたい。



と思って走っていたら、ちゃんこ屋が座布団を干していた。
好いねえ。

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中川風景

2014年04月12日 | 散文


水ぬるむ季節である。
今日は水辺を走ってみる。
中川が小名木川と合流する所に船番所資料館がある。
千葉、茨城から江戸に物資を運ぶ大動脈であった小名木川の入り口に、かつて船番所があった名残である。
偶然、水陸両用車と出逢ってしまった。
暫く佇んでみる。





先程のバスが走り去った後、すぐに新たなバスがやって来て川に入る体制である。





ゆっくり入るものだと思っていたら、いきなり水しぶきを上げて飛び込んだ。
写メのシャッタータイミングで、この瞬間を捉えられたら上出来である、と自画自賛。





暫く淵を走り回った後、上陸して来た。
上がるときはゆっくりなんだね・・・。




すぐ近くではカヌーが屯している。
上流に向かって漕ぎ出したカヌーを追ってみるが、やっぱり自転車の方が早い。
すぐに追い越してしまった。





上流からカヌーが下って来る。
舟を楽しんでいる人が多い。




とても気持ちよさそう。
天気が良くて、風が爽やかに水面を渡って来る。





ユリカモメも気持ち良さそうに屯している。
向こう岸は江戸川区である。





スカイツリーがふれあい橋の向こうに現れた。




女子中学生らしい舟がやって来た。
そう言えば、船番所資料館前の広場に、「中学生募集。目指せ東京オリンピック!!」と書かれたポスターが貼ってあった。






ほら、男子中学生も現れた。





総武本線の鉄橋が見えてきた。





穏やかな淵に出た。
左が北十間川である。
舟でスカイツリーの下まで行ける。
いいなあ。
カヌーに乗って東京の川を遊びたくなった。
挑戦してみようか・・・。







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今年最後の梅の花

2014年04月07日 | 散文


<今年最後の梅の花>

お花見の次の日は寒の戻りが厳しかった。
冷風が吹いて、氷雨が降って、雷が鳴って、一部の電車が止まった。
私は神宮球場でビールと、水筒に入れて持って行った焼酎の水割りを呑んで震えていた。

さて、今日月曜日の朝、駅に向かう道はコートを着て出かければ良かったと思うくらい寒かった。
日影の梅の花が、如何にも寒そうである。
最後の梅かなと思って、通勤の急ぎ足を留めて撮る。







今日は出先から直帰した。
寒いとは言え日が永くなって、この時間でもまだ明るい。
帰宅途中の足を止めて、今朝の梅の花を撮る。
西日を受けて暖かそうである。
暖かくなったら、梅の花は桜と桃の花に出番を譲る。
今年最後の梅だな。
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目黒のさくら

2014年04月05日 | 散文

<目黒のさくら>

桜が満開である。
休日まで花が持つかやきもきしながら1週間を過ごした。
今年は目黒川の桜を見る事に決めていた。
中目黒までママチャリで行くのは大変なので、電車で行く事にした。
駅への道筋に雪柳と紅梅が綺麗に咲いていた。
日影なので少し季節の訪れが遅いらしい。
今日は沢山の花が見られる予感がする。



目黒川は初めての訪問である。
大変な人混みをかき分けて川を覗いてみた。
思っていたより水が綺麗である。




近くの「郷さくら美術館」を覗いてみた。
桜を描いた日本画だけの展覧会である。
思いがけず素晴らし絵があって満足度が高い。
今日は桜尽くしである。




友人宅の自転車を借りて桜の名所を案内して貰う。
西郷山の桜である。
西郷従道の屋敷があった場所らしい。



お昼はここでジンギスカンを食べた。
とても美味しく、流行っていた。



駒場の旧前田侯爵邸に行く。
映画かTVドラマで見たような気がする。




前田邸の庭での花見風景。
こんな場所で花見ができる住人が羨ましい。
この辺りは地価が高いんだろうねえ。




帰りに寄った東大駒場校舎の桜。



新入生の季節である。
サークルの勧誘看板が沢山出ていた。
一番の傑作はこれ。
彩り鮮やかな絵や写真を使って人目を引こうとする看板の中にあって、実に素朴な表現である。
素朴だが目立つ。
こうも惹きつける魅力は何だろうと考えた。
あ、「かき氷はじめました。」だ!
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