さぁ上半期のグランプリレース、宝塚記念です。例年になく、馬場も良好の様子。
今年の宝塚記念は、何と言っても、世界NO.1ホースの⑤イクイノックスが出走してきました。秋の目標がジャパンカップとなったことから、春にもう一つくらい、GⅠレースを稼ごうというスタンスなのでしょう。阪神内回りの芝2200mは、ラスト1000mからの消耗戦になりやすいレースなので、イクイノックス向きのレースではありませんが、昨年の有馬記念を圧勝したように、得意ではないコースでも、どんな時でも勝ち負けに持ち込むのがスーパーホースの条件というもの。負けられないとの思いが強いでしょう。
展開としては、⑮ユニコーンライオンがマイペースで逃げるところを、2番手⑫アスクビクターモア、3番手⑩ディープボンドがピッタリとマーク。前半は59秒前後で、残り1000mから⑫アスクビクターモアがロングスパートをかけて、中団以下の馬に脚を使わせる流れになるでしょう。直線に入ると、地力上位の馬だけが、ギリギリの攻防を繰り広げて、ラストの坂を苦にしない馬が勝利するという究極の消耗戦になると思います。ラスト3ハロンは35秒台から36秒台くらい。全馬、バテバテになると思います。
本命には、阪神3000mの菊花賞を逃げ切った⑫アスクビクターモアを指名。阪神内回り芝2200mはこの馬の得意舞台。⑫アスクビクターモアが自分でレースを作り、そのまま押し切ると見ました。横山武史騎手の手腕にも注目です。
相手にはまず、同じく阪神の消耗戦を得意とする古豪⑩ディープボンド。そして、天皇賞春を快勝した⑨ジャスティンパレス。長距離レースで安定感抜群の⑭ブレークアップ。同舞台のエリザベス女王杯を完勝した⑪ジュラルディーナ。ラストは、世界ランキング第1位⑤イクイノックスの5頭。
馬券は、まず本命⑫アスクビクターモアの単勝。それとアスクビクターモア頭固定の三連単20点 ⑫⇒⑩⑨⑭⑪⑤ で。
史上稀にみる消耗戦で、世界ランキング第1位のイクイノックスが潰されるのか⁉
それとも、それを跳ね返して圧勝するのか⁉
世界の競馬界が注目の一戦であります‼