★佐渡裕&シエナ・ウインド・オーケストラ
指揮:佐渡裕
吹奏楽:シエナ・ウインド・オーケストラ
京都コンサートホール
寒い京都の夜
北山辺りは特に寒いんですが、
今日は《熱いパワー》をいただきました。
J.S.バッハ:トッカータとフーガ
V.ネリベル:2つの交響的断章
音楽のおもちゃ箱 〜佐渡 裕のトークと音楽(ヘイ・ジュード)〜
ディープ・パープル・メドレー
エマーソン、レイク&パーマー:タルカス
佐渡さん曰く、
《久しぶりの京都での演奏なのに、ロックかよ!と思われる方もいるかもしれませんが、今日は自分のやりたかったロックを聞いて下さい。ロックですよ》
音楽の持つ《幸福感》をたっぷり表現してくれました。
ドラムをオーケストラの真ん中に置き、
ダイナミックな指揮でパワー溢れるロックのリズム生み出す。
一瞬に発火するような鮮やかな響き。
自然と体が動き出す。
管楽器のパワーを顔面にバシバシ当たりそれが心地よい。
11列目の席でこの激しさですから、
指揮する佐渡さんの顔にはものすごい衝撃が加わっていることでしょう。
一曲終えた後の彼の表情は、満足感と力を出し切った疲労感が出ていました。
こういうコンサートは心に響き、記憶に残ります。
佐渡さん曰く、
《音楽はバッハからジャズ、ロック、そしてバッハに戻る。これぞ音の万華鏡》
いろんな音色が鮮やかに軽やかにパワフルに響いていました。