本を読んだ。
★疲れすぎて眠れぬ夜のために (角川文庫)
著者:内田樹
出版社: 角川書店 (角川文庫)
この本は2回目です。
僕が特になるほどなぁと唸るのは
《女性嫌悪の国アメリカが生んだサクセスモデル》というところ
ここでの彼の話は非常に興味深い。
西部劇は鎮魂のための物語であり、
アメリカ文学は今なお《傷つけられた男の癒し》という大テーマに取り憑かれているという主張。
ものすごく納得しました。
彼の主張を読みながら
《そぉーか、ギャツビーの物語はまさに男の鎮魂の為の小説》だと納得。
興味ある方は、是非、どうぞ。
結構好き勝手にしゃべったものを本にしたという気楽さが滲み出ていますが、
息抜きにはちょうどいい。
余分な力みがすっと抜けます。