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映画、読書などのメモ

ロミオとジュリエット ≪完全版≫

2020-06-16 | chinema(欧米系映画)

 

★ロミオとジュリエット ≪完全版≫DVD
監督:リッカルド・ドナ
出演者:アレッサンドラ・マストロナルディ 、 マルティーノ・リバス、他
製作国:イタリア/ドイツ/スペイン(2013)

 

2016年はシェイクスピア(1564-1616)没後400年にあたる。
記念として、2013年に制作された《ロミオとジュリエット》のDVDが発売。
究極のラブストーリーを、原作に忠実に実写ドラマ化。

 

14世紀の時代が丁寧に描かれている。
物語は究極のラブストーリーであり、
それはそれは完璧であるが、
なんといってもイタリアの風景が美しい。
イタリアオールロケ!!!!!
うっとり眺める美しい映像だった。

 


僕らの世代では、
オリヴィア・ハッセーの《ロミオとジュリエット》(1968)が忘れられない。
当時15歳のハッセーのヌードシーンが話題を独占した。
そして、ニノ・ロータの哀愁たっぷり主題曲を思い出す。
街には映画館があちこちあった時代。
《映画館のはしご》が趣味だった。

 


この作品は、あの作品に負けない気品がある。
俳優さんたちの演技も美しく激しい。


あのバルコニーでのロミオとジュリエット。
原作の二人よりはちょっと年齢が上のようにみえるんだけど、、、。
そこはオリビアのジュリエットの方が初々しい。
今回のこの作品の二人は、とにかく激しく情熱的。
感情表現が大人である。

 

Disc2枚組
【Disc1】
舞台は14世紀のイタリアの都市ヴェローナ。モンタギュー家とキャピュレット家は、貴族界の派閥争いから、血で血を洗う抗争を繰り返していた。そんなある日、モンタギュー家の一人息子ロミオは、敵方であるキャピュレット家のパーティに友人マキューシュオと忍び込んだ。そこでロミオはキャピュレット家の一人娘ジュリエットに出会い、たちまち彼女の美しさに夢中になる。一方、ジュリエットもロミオに心惹かれ、二人は秘かに逢瀬を重ねるようになっていった。姉の婚約者だったパリス伯に気に入られ、結婚を迫られたジュリエットは、ロミオと教会で結婚式をあげることを決断する。二人は結婚が、両家の争いに終止符を打つきっかけになる事を期待するが・・・。しかしその直後、ロミオは友人と共に街頭での争いに巻き込まれ、親友・マキューシオを殺されたことに逆上したロミオは、キャピュレット夫人の甥ティボルトを殺してしまう。

【Disc2】
ヴェローナの大公は、ロミオを追放の罪に処する。一方、キャピュレットは悲しみにくれるジュリエットに、大公の親戚のパリスと結婚する事を厳命する。追いつめられたジュリエットは教会に向かう。ジュリエットに助けを求められた聖職者ロレンスは、彼女をロミオに添わせるべく、仮死の毒を使った計略を立てる。しかし、この計画は追放されていたロミオにうまく伝わらなかった。そのため、ジュリエットが死んだと思ったロミオは、彼女の墓で毒薬を飲んでしまう・・・・。

 

コメント
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