★花蓮の夏
監督:レスト・チェン
原題:盛夏光年
2006年制作・台湾映画
台湾の青春映画。
今回はきっちり劇場で観た。
花蓮の高校生三人の物語。
三人の絶妙に入り組んだ心情が切ない。
大学生になりオトナへの成長過程でのそれぞれの葛藤。
3人以外はほとんど描写しない。
状況のわかりにくい場面もあったが、
ラストの簡潔なセリフで全てを理解できたように思った。
青春の「渇き」と「絶望と希望」を真正面に描き切った。
見ている僕も微妙に「渇き」を感じた。
この映画でも感じたことだが
台湾青春映画の「切なさ表現」にただただ脱帽。