A&K の NOTES

あちこちスケッチ行脚 。映画館で映画を見ることが楽しみ。いつか何処かでお会いしましょう。

レオナルド・ダ・ヴィンチと「アンギアーリの戦い」展

2015-09-10 | 展覧会

 

★レオナルド・ダ・ヴィンチと「アンギアーリの戦い」展
京都文化博物館


レオナルドの某かの生作品にふれることができるのでは
とかすかに期待しつつ見に行きました。

こういう学術的な展覧会はありだとは思いますが、
多少、がっくりです。
模写とコピーとファクシミリ作品と解説文で構成とは思いませんでした。


そして、出口ではイタリアワインなどの販売でした。
販売コーナのスペースが何故か広く感じました。
そうか、そういうことだったんか。
(僕はイタリアワイン、イタリアオリーヴは好きですよ。)

 

「アンギアーリの戦い」は未完のまましばらく放置されました。その間に、レオナルドの名声に惹かれた作家たちが模写作品を残しています。その模写作品のおかげで、今日、私たちは、そのレオナルドの原作を知ることができます。その後、ジョルジョ・ヴァザーリが、レオナルドの絵の上に、別の壁画を描き、レオナルドの壁画は完全に失われてしまいました。しかし、激烈な戦闘場面を描いたレナルドの作品は、その後に続く芸術家たちに大きな影響を与えました。今回の展覧会は、失われた「アンギアーリの戦い」の壁画の革新性、後世に与えた影響などをたどり、レオナルドの魅力を発信するものです。

たぶん、価値ある追跡なのでしょうが、なかなかピーンとはきませんでした。

資料を読みながら印象に残ったこと。
「画家は自然を師としなければならない」
彼は目の前の自然を描写しながら、彼独自の技法に辿りついたという。
なるほどです。

レオナルドは64歳でイタリアを去り、フランスへ行きます。
その時、制作中の「モナ・リザ」も一緒にフランスへ。
レオナルドは離さなかったようです。
「モナ・リザ」は幸運でしたね。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 旅のラゴス | トップ | パリのアパルトマンで週末を... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

展覧会」カテゴリの最新記事