映画を観た。
★ボビー・フィッシャーを探して
原題:Searching for Bobby Fischer
監督:スティーヴン・ザイリアン
キャスト:マックス・ポメランク、ジョー・マンテーニャ、ジョーン・アレン、他
1993/アメリカ映画
タイトルの《ボビー・フィッシャー》とは。
アメリカ人として初の世界チャンピオンとなった伝説のチェス・プレイヤー
>goo解説によると
7歳のチェスの天才少年と、その才能を信じて心血を注いで育てた父親の姿を描いたドラマ。スポーツ・ライターのフレッド・ウェイツキンが、実子ジョシュの少年期を描いたノンフィクションを、「シンドラーのリスト」の脚本家スティーヴン・ザイリアンが脚色と初監督を兼ねて映画化。製作は「アダムス・ファミリー」のコンビ、スコット・ルーディンとウィリアム・ホーバーグ。エグゼクティヴ・プロデューサーは「ザ・ファーム 法律事務所」の監督シドニー・ポラック。撮影は「テキーラ・サンライズ」のコンラッド・ホール、音楽は「心の扉」のジェームズ・ホーナーが担当。主演はオーディションで数千人の中から選ばれた8歳のマックス・ポメランツ。共演は「バグジー」のジョー・マンティーニャ、「タッカー」のジョアン・アレン、「デーヴ」のベン・キングスレイら。
少年の眼の透明感がこの作品の全てを象徴している。その他、登場人物たちの眼に焦点を合わせた表情の捉え方が美しく、映画全体に知的な雰囲気が漂う。そして単にゲームの勝負事に囚われず、対戦者への思いやりも含め、大いなる優しさに溢れた作品だった。
カメラの光の捉え方、遠景、近景のぼかしの効果が巧み。
柔らかい世界に誘い込まれた。