暑い夏に暑い暑い京都へブログの縁で出かけてきた。
土曜日は夢のような京都の夜を楽しんだ。一見さんの壁を破って今まで知ることのできなかった京都を垣間見ることができたのは、柳さんと黒幕子さんのおかげと、感激感謝している。個展でお忙しいところ、林画伯にもご同席いただき、ありがたいことであった。
千年の都と言うけれど、それは今も連綿と歴史を紡むぐ町家の人達が居られるからだと気づかされた。歴史というのはいつも新たに織りなしていかなければ、消えてしまうもののようだ。伝統というのは歴史そのもので、途絶えれば色褪せてやがて失われていってしまう。新しい今に伝統を織り込んでいる都が京都なのかもしれない。尤も、分かった風のことを言っていると「そうどすえ」。といなされそうで、田舎者にはちょっと怖いところのある都ではある。