駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

夜更かしが終わった

2016年07月11日 | 世の中

     

 今日も青空が覗き、朝から蒸し暑い。七月前半から真夏の陽気では季節感が失われてしまう。子供の頃は夏が好きだった。年を取っても好きな積もりでいたが、今年からそろそろ撤回しなければいけないかも知れない。好きだけれども、もう結構。この感覚は若い人には分かるまい。

 アンディ・マレーがウインブルドンで優勝した。3-0の圧勝なのだが、マッチポイントが決まるまで、手に汗を握った。大差でも最後の最後まで、分からないのが勝負、ファン心理というものはこうしたものだろう。女子はセレナが七度目の優勝を果たした。素晴らしいし凄いことだが、めでたさも中くらいと感ずる。これからどう生きるか、レジェンドでは失礼ながら詰まらない。老爺心としては、結婚して子供を産んで育てて欲しい。

 ポルトガルが悲願のユーロカップ初優勝を果たした。延長戦になったため最後の5分をライブで見ることが出来た。フランス有利の下馬評だったが、一発勝負は分からない。国立でのオイセビオのゴールを記憶する者として、ポルトガルにお目出とうと申し上げたい。

 参院選は与党勢力の勝利に終わった。民意をどう読み解いてゆくのか。終了のホイッスルは次のステップへの始まりの合図でもある。有能な人が多い自民党だが、今の官邸には?。生真面目岡田、芯の強い枝野コンビの民進だが、まとまりが悪く人材不足の感がある、未熟発言で躓いた共産、変身は続く?。果たして野党か大阪維新・・・。公明党が伸びた意味を山口代表は噛みしめて戴きたい。

 濃い青空と入道雲、懐かしい少年の夏の日を思い出す季節が来る。 

コメント
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