駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

NY株価暴落続く、どうなる?

2018年02月06日 | 世の中

  

 週明け5日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)は暴落し、前週末比1175・21ドル安の2万4345・75ドルで取引を終了した。この日の下げ幅は、世界的な金融危機の渦中だった2008年9月29日(約776ドル安)を上回り、史上最大となると報じられている。

 これが深刻な事態かどうかはまだ分からないが、これだけの再下落を予想していた専門家の意見は目にしていない。後付けの説明は得意でも、先駆けて予想するのは専門家でも難しいのだろう。どの程度AIがこの売り買いに関与しているか知らないが、AIはしまったと感じなくてもAIに任せた人間はしまったと思っているかもしれない。

 診療は今日からまた忙しくなるだろう。これは正月休み明けから一か月経つという計算から可能な予測で。まず間違いなく当たる。正確な一か月より二三日後ろにずれるのは人間の特性で、きちんと一か月ごとに通う人ばかりではなく、ちょっとづつ遅れる患者さんが結構いるからだ。昨日の患者数は六十人で、月曜日を差し引いても既に回復の気配があった。

 こうして予測できそうな患者数でも、意外に混んだり空いたりする。今日は休みかと思ったと言われるほど空いていたり、なんでこんなに混んでるのと午後に回ったと言う患者さんが出る日がある。どうも患者さんの動向が同期して山が出来たり谷が出来たりするらしい。

 株が下がって、トランプは何と言っているだろう。俺は悪くない、あいつらのせいだと嘯いているに違いない。日本の株が今日も下がる、これも間違いない。誰にでもできる予測から、微妙な違いを見出すのがプロのはずだが、どうだろう。

コメント (2)
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