駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

生まれ変われるものなら

2019年07月27日 | 町医者診言

                   

 

 台風の影響か青空から大粒の雨が降ってくる。季節外れ?の台風のおかげで梅雨明けが遅れたようだ。

 誰しも生まれ変わりたいと思ったことは一度や二度あるだろう。不運が重なり挫折し、ご破算にして生まれかわりたいと真っ暗闇の中で願ったことのある人は多いと思う。有難く手を貸してくれる人が居ても結局最後は自分の足で何とかして立ち上がらなくてはならない。残念ながら本当に生まれ変わることはできないからだ。尤も、遠い将来可能になるかもしれない、それがどんな世界かはSF小説にお任せしたい。

 国民民主党の玉木代表が生まれ変わったと言っているようだ、玉木さんは好漢で伸びてほしい政治家と思っているが、簡単に生まれ変わったなどと言い出すのでは政治家としてひ弱いと感じてしまう。変節と取られるのが嫌で生まれ変わったと言ったのかもしれないが、フィリップマーロウの言葉を思い出して欲しい。野党はレトリックで安倍陣営に大きく後れを取っていると申し上げる。

コメント
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