駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

ご飯の硬さ

2020年02月05日 | 旨い物

              

 

 硬めのご飯が好きだったのだが、暮れに胃疾患でしばらく全粥を食べざるを得なくなり、柔らかご飯を食べた。これもなかなか旨いということに気が付いた。勿論、間食を禁じられ空腹のせいで余計に美味しく感じられたということはあると思うが、お米の旨さを再認識した。柔らかくても美味しい。

 ご飯の硬さの好みは恐らく家庭の味と言うことと思う。私の母親は庄屋の出なのだが、硬めのご飯を炊いていたのだ。山小屋仲間のM氏は私の作る食事のご飯が硬いとぶつぶつ言っていたが、この頃は硬い飯の旨さに目覚めたようで、嫁の飯より硬いが旨いと言うようになった。もう十年以上月に一度私の作る昼飯を食べてきたので、硬い飯の旨さが分かってきたようだ。

 ご飯の硬さには色々好みはあるだろうが、日本米はどう炊いても美味しいということになりそうだ。銘柄による違いもありそうで、北海道の銘柄は少し柔らかめが美味しいように思う。私に付き合って全粥を食べた妻はご飯ですよが手放せなくなってしまった。海苔鮭はご飯の旨さを引き立たせる名脇役のようだ。

コメント
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