世界経済フォーラムが2019年末に発表した男女の格差指数で、日本は153カ国中、過去最低の121位となった。これは一体どういうことだろう。真ん中以下、ビリに近づいている。この数年退歩しているのだ。信じがたいというか、容認しがたい現実だ。
一体政府と世間は何をしていたのだろう。どうして男女平等が進まないのか、大問題だと思うのだが、一昨年までは女性登用活躍と声を上げていた安倍首相は全くこの問題に触れなくなっている。上辺の言葉だけで何一つ進まず、国民もそれを容認しているように見える。
この停滞は変化や改革を嫌う国民性のせいだろうか、島国で最近は内向きだから世界の動きを知らないのかもしれない。それに既得権益に恵まれた人達の意向を汲んだり忖度するマスコミの影響もありそうだ。
いずれにしても安倍首相にはこれこそ喫緊の課題で、国会議員に女性を増やすように動いて頂きたい。それには、駅前糸脈も応援を惜しまない。