七十年以上の記憶がある。色々あったけれどもつくづく今までは平和だったのだと感じている。長引く新型コロナとウクライナ侵略戦争ほど大きな影響を及ぼす異常事態はなかったような気がする。
多くの人が科学技術の恩恵で身に余る便利さに慣れてしまったので、少しの不便に我慢ができない体質になっている。殆どの人が恩恵をもたらした科学技術のイロハも分かっていないのに、不平不満は一丁前以上だ。背後には倫理を失くしたポピュリズムがある。
岸田首相はイギリスで岸田に投資をと呼びかけ、我が国はこれから資産所得倍増を目指すと正気とは思えないことを言い出している。朝三暮四は猿向けだったはずだが、こうしたことがまかり通っては猿の国になってしまう。