患者さんとよく天気の話をする。私の方から「よく降りますね」など挨拶代わりに話題にする。勿論、患者さんの方から「暑くなりましたね」などと言われることも多い。
ニュースには必ず天気予報があるし、ヤフーなどのネット情報にも天気予報が必ず付いている。天気はそれだけ身近で大切な情報なのだ。
ちょっと残念なのは予報で時間やスペースが限られているせいか、例年との比較や十年三十年での変化はあまり話題にならない。もう少しそうした話題を取り上げてもよいのではないかと思う。
地球温暖化と言っても実際のところは分かりにくい。人間の力ではどうしようもない天候も、例えば治水といった観点から見れば対策もあろう。農業従事者は減っているが、食料自給は大切な問題で、天気予報は傘や上着の必要性以上の意味を持っている。エルニーニョ現象など地球規模の予報も、ああそうかと聞いていれば良いというものではないと思う。