夏休みというと宿題と思うのは後期高齢者の反応だろうか。一時ゆとり教育とか言って宿題が減った時代があったと記憶する。学校の宿題はともかく、実は宿題がなくても夏休みはいつもはやらないことをする貴重な時間帯なのだと指摘したい。
学校のない時代から夏休み的な感覚はあったのではと想像する。やはり暑い時は無理をせず一息つきたい身体と心があっただろうと想像する。休息が主だったかもしれないが普段できないことをやったり考えたりしたのではと思う。決まりきった日常の仕事と生活を離れ、一息ついて考えたりやってみたかったことをするのは実は宿題と同じ否それ以上の効果があり成果が出たのではないかと想像する。
碌に働いていない後期高齢者になったが、それでも夏休みは多少は嬉しく見知らぬ土地を歩いてみようと計画を立てる気になる。円安もあり、まだ新型コロナがくすぶるので国外は二の足を踏んでいるが、近傍でも行ったことのない土地は沢山ある。夏休みに見聞を広げるのは後期高齢者の宿題かもしれない。