知識と理解が増えても、知らないこと分からないことは減らない。あと四分の一と思っているうちにあと五分の一あと・・と減ってゆくのでこの頃はそう考えないようになった。特別悲観的でもないが、半分残っていればまだ半分もあると思えるが、五分の一以下になればまだという気持ちにはなりにくい。
何を基準に住みたい都道府県の順番を決めたのか知れないが、人気がない常連に茨木県佐賀県がある。どうしてこの二県の人気がないのかよく分からない。言い出せば聞き出せば各県にそれぞれ優れたところ特徴があるのだが、佐賀茨木は地味かもしれないが優れた人物を輩出しているのを知らない人が多いらしい。否、住み心地の話をしているのだと言われそうだが、住んだことはないが住み心地だって県後に落ちることはあるまい。
人気で序列を付ける企画に目くじらを立てることもないと言われそうだが、群馬県知事は怒っていましたね。その気持ちよくわかるし、人気で分かったつもりになるのは間違いの元だ。方向感覚が良いせいか地理は得意で今でもグーグルマップをひねくり回して飽きることがないが、歴史も汲めども尽きぬ面白さに満ちている。大病で一皮剝けた原口一博に注目しているのだが彼は佐賀県出身で、そう言えば佐賀県は目立たないが優れた人物を数多く輩出していると気付いた。日本は島国で国土は狭いのだが、その地理歴史は豊かで奥深く狭いと感じさせない。