昨日は随分暑かった。院内はエアコンが効いているので涼しいのだが、一歩外へ出るとムッと蒸し暑い。果たしてどこまで有効なのか知らないが小型の扇風機を持ち歩いている女性を見かける。まあ令和の扇子や団扇みたいなものだろうか。男で携帯扇風機を持ち歩いている人を見かけないのは、そういうものを持ち歩くのに慣れていないせいもあるだろう。女性はハンドバックを持ち慣れているのであまり気にせず持ち運べるのかもしれない。それに主に顔に当てているようなので化粧崩れを防ぐのに役立つのだろう。
例年夏は電力不足の注意が出てくるのだが、今年はあまり聞かれない。エアコンの設定温度を下げているとも思えないのだが、どういうわけだろう。ガソリンも値上がりして、満タンにすると眼を疑うような価格になってしまう。電力代値上がりで家庭でのエアコン使用が抑制されているのだろうか。
新型コロナは流行していても五類に格下げ?のせいか、マスコミでは話題に上らなくなった。ウクライナ侵略戦争も長引き膠着状態のようで報道が減った。モラル崩壊の政治家スキャンダルも線香花火で扱いが小さい。
いつも横丁の御隠居は曲がり角と言っていると言われそうだが、平成五年の夏は今までと違うと感じる。慧眼タモリの言う通り、新しい戦後の足音が聞こえる。