自助努力には限界がある。能登半島地震の被害者に自分で努力して復活しなさいと突き放す人は居ない。災害と腐敗を一緒にするなと言われそうだが、復活回復改善は自力だけでは困難なのは共通していると申し上げたい。
地震の被害者に対する救済が遅ればせながらも進み始めているのは、手をこまねいている政府の尻を叩く有権者の指摘があったからだと思える。
地震被災を持ち出すのは適切な比喩ではないかもしれないが、自民党の政治資金を誤魔化す腐敗を一掃することは自民では困難だと指摘したい。
おこがましいかもしれないが、五十年この目で見てきた医療業界の浄化改善には目を見張るものがある。勿論、医療者自身の自助努力が大きいがマスコミの批判も効いた。但し、こと政治に関してはマスコミには絡む人たちも多く、有権者の厳しい目が必須と申し上げたい。