北朝鮮が日本人拉致被害者の包括的全面的再調査を約束し見返りに日本側は規制措置の一部を解除することになった。
これは政治家には虚々実々で納得の交渉結果かも知れないが、国民にとっては虚々虚々の顛末となる可能性が高い。日本はしばしば足下を見透かされてきた。たまには相手国がグウの音も出ないような交渉は出来ないものかと思ったりするのだが、素人の感想だろうか?。
しかしプロの外交は遅々と歯がゆく、交渉どころか事実そのものを忘却の彼方に押しやろうとしているようにさえ見える。それが外交の極意なのかもしれないが、被害者は忘れないのも真実なのだ。
拉致問題 歳月だけが過ぎて 何れは歴史の片隅に残るのでしょう。
拉致問題の日本側の当事者はご高齢の方が多いので、過ぎゆく歳月がより一層重く感じられます。