朝夕涼しく夕暮れが早くなり虫の声がするから秋が来ていると分かるが、日中の暑さは異常だ。エアコンを切ることができない。まあそれでも、この猛暑を電力不足にならず切り抜けたのだから、やればできると言う気がする。誰もがちょっと注意して小まめに冷房を切り、設定温度を少し上げるだけで違うようだ。尤も、電力料金の値上がりが効いたのかもしれない。
よくニッパチと言い二月と八月はお客が少ないと言われるが、九月もこれだけ暑いとお客さんの戻りも悪いのではと思う。実は患者さんも少ないのだ。この頃は長期処方が増えたのでその影響もあるとしても、いつもの半分ほどで妙な気分だ。もはや経営者ではないので、心配しないが少々申し訳ない気がする。
世の中というのは概ね少しづつ変化してゆく。回転ずしとラーメン専門店はあちこち見かけるが、喫茶店、街角中華、洋食店,寿司屋が減ってきた。この前久しぶりに近所の中華に行ったら、メニューから中華丼がなくなっている。「どうしたの」「疲れた」と言う返事で、そろそろ閉店しそうな雰囲気だった。街中の医院も変わってゆくのだろうか。私のように世間話をする医者は絶滅危惧種かもしれない?。