駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

近雷

2008年08月30日 | 自然
 今年は雷が多い。近雷などという言葉があるかどうか知らない。遠くでゴロゴロの遠雷は、季節の変わり目を感じさせ、それなりに情緒があるが、ピカっと光って数秒後のバシーンという近雷は心胆寒からしめる大音響と停電の危険性で歓迎しない。ほんの数秒でも停電すると、電子機器の設定がずれたり、デスクトップコンピュータが異常終了になったりして困る。夕方の近雷だと、雨だけなら来るお客さんが二の足を踏んで閑古鳥が鳴き、職員と顔を見合わせて患者さん来ないねえと言うことになる。
 普通、雷の翌日は天気が良いものだが、今回は晴れ上がらず曇天が続き、夜になると又雷と土砂降りを繰り返している。何だか変だなとは思うのだが、その先は気象学者でないのでよくわからない。与太郎のやることならともかく、自然現象ではいい加減にしろと言っても駄目だし、果たして今晩はどうかな。
 夜、雷の一閃で浮かび上がる町並みや山並みの美しさは格別だが、隣近所への来訪はご辞退申し上げる。 
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2 コメント

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雷神様お怒りか (old-dreamer)
2008-08-30 23:04:40
今日では雷発生のメカニズムは科学的に解明されていますから、精神的不安は少ないとはいえ、中世などに道真怨霊説や雷神説が生まれたことは十分理解できますね。さては中国五輪の対雷雲ロケットへの報復か?避雷針があるといっても、メガトン級の光と音には恐怖を感じる人も少なくないようです。幸い小宅近辺は雷神が避けてくれる地域?のようですが。
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雷神様のご機嫌 (arz2bee)
2008-08-31 11:11:28
 昔の人は雷を何だと思っていたんでしょうか。あの音と光ではとても褒められている気はしませんから、何らかの怒りとか叱責と感じたのでしょうね。
 雷の少ない地域とのこと、きっと善人が多くお住まいなのでしょう。
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