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駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

春眠暁を覚えず?寝過ごす

2018年02月23日 | 世の中

  

 今朝は暖かかった。漸く、いつもの陽気になってきたようで、春眠か寝坊をしてしまった。この二か月ほど十一時に寝ていたのだが、昨夜は零時近くまでテレビを見ていたのがいけなかったようだ。多分ワールドスポーツMLBが始まると十一時に寝るのは難しそうだ。

 どこがどう違うと言われると一言では言いにくいが、MLBの外連味のなさが好きだ。青木には悪いが日本でプレーしても興味がわかない。イチローの去就が注目されるが、おそらく日本ではプレーしないだろう。日本の野球が肌に合わなくなっている。日本の生活がかもしれない。

 野球やサッカーの選手が海外を目指すように、若い研究者も海外を目指して欲しい。この頃の若い医師は外国員行きたがらないと聞く。異文化の中に暮らして得られるものは、他の方法では得られないのではと思う。外国人の友人を持ったり、外国語が分かるようになると視野が広がるのは間違いない。**人はダメなどと一刀両断できるほど世界は単純簡単ではないと思う。

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馴染みの味わい

2018年02月22日 | 旨い物

 

 誰にも馴染みの店はあると思う。たまたま入って気に入った、相性が良かったのでというのが、多いだろうか。私は新しい店を探検するのが好きで、探して見つける場合が多い。中で三分の一くらいは人づてに良いと聞いて、やっぱりよかったというのが入っている。口コミの情報は結構参考になる。そこへ行くとネットの情報はあまり参考にならない。先日のカレー屋はネットの評価はよかったが、私にはがっかりだった。食べ物屋ではないが、歯医者と床屋は十年ほど前から勧められた所を利用しているが、良い所を教えてもらったと感謝している。以前の所と雲泥の違いと言えば言い過ぎかもしれないが、特に歯の方は最初からここに来ていればとちょっと後悔している。

 昨日は馴染みの寿司屋に行ってきた。この店は以前は職人を何人も使った駅前の大きな店だったのだが、親爺さんが時代を鋭く読んで?六年前に店をたたみ、百メートルばかり離れた場所に息子と二人だけで八席の小体な店を開店したのだ。完全な家族経営で、お値段も七掛けくらいに安くなり、味はむしろ上がった気がする。以前の店には二回ほど行ったきりで、特に贔屓きにしていたわけではないが、新しい店には月に一回ほど顔を出している。

 先客は一人だけで、なんだか寒いのとオリンピックのせいでこの所暇なんですよと、この頃は息子に任せきりの親父さんが話しかけてきた。ここのお茶は最初はややぬるく僅かに薄くて飲みやすく、だんだん熱く濃くなって行く。いつも三杯ほどお代わりをするんだが、微妙な心遣いに感心する。寿司も細かい神経が行き届いており、本当に美味しい。白身の旨さをここで教えられたと思う。

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蟷螂の杞憂か

2018年02月21日 | 政治経済

  

 国会が軽視され審議が形骸化しているのではないか。裁量労働制をめぐる厚生労働省のデータの誤りを認め謝っても、これを根拠にしているわけではないから法案は一括して通すというあんまり謙虚ではない答弁がされている。

自民党は腑抜けになったのだろうか、すべてが閣議で決まるのを容認しているように見える。

 間違ったデータを出した官僚を責めているようだが、官僚は責任を取らない、取れない。監督者に責任がある。それを承知していたかどうかは問題ではない、組織の弛みはトップの責任というのが組織を律する要諦のはず。

目を逸らさせ人気に便乗する策略に秀でているのは認めるが、それだけで難局が切り抜けられるだろうか。プーチンは勿論、習近平にもトランプにもそうした戦略は大して役に立たないと思われる。確かに十年先を予測するのは難しいが、それでもせめて十年先のことまでを考えた政策が打ち出されているだろうか。専門的なことには不案内だが、私には何だか性急に安倍式をわが手でが推し進められているように見えてしまう。昔から、急いては事を仕損じると言う。とにかく弛んだ箍を締めなおさないと、世の中が破綻してしまいそうに思える。

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メガネは眼の一部です

2018年02月20日 | 身辺記

 

 眼鏡は顔の一部ですと言うコマーシャルがあったと記憶する。ファッションというか容姿として顔の一部なのはよくわかるが、私のように11歳からの必需品の人間には眼鏡は眼の一部と言った方がしっくりする。一時悪友の勧めで大正時代のような円い眼鏡を掛けていたことがあるが、今はよくある四角の眼鏡を掛けている。そうして、常に二個持ち歩いている。一つは中近の仕事用、もう一つは遠近の外出用だ。もう一つ、眼鏡をはずすというのがあるから、実質三つの目を使い分けている。

 眼科医に言わせるとメガネ屋は利の厚い商売のようで、一セット十万円近い眼鏡を買うお客が週に二三人いれば十分やっていけるそうだ。そう言えば確かに私は利用しないけれども一セット一万円の店もある。眼鏡屋も床屋と同じように、一度馴染みになると店を変えない客が多いので、馴染み客を大切にしてゆけばやっていけるのだろう。馴染みの眼鏡屋さんに行って不愉快な思いをしたことはない、サービスは行き届きいつも大切丁寧に扱ってもらえる。確かに眼鏡は高いけれども、顔の一部というか目の一部だと思うと、歯もそうだが、多少高くてもやむを得ないと思ってしまう。それにそれほどしょっちゅう買うものではないので余計に自分を納得させてしまう。

 床屋や歯医者もそうだが眼鏡屋も私を見てすぐ誰だかわかり名前が出てくるから凄い。床屋は二か月に一回行くから当然か、歯医者も半年に一回行くから覚えやすいかもしれない。年に一度行くか行かないかの眼鏡屋がちゃんと覚えているのは凄い。申し訳ないが医者の私は年一回の患者さんは特徴がないと憶えていないことも多い。カルテを見てああこの人かと、素知らぬ顔で今日はどうされましたと声を掛けている。

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銀の涙、金の笑み

2018年02月19日 | スポーツ

   

 女子スピードスケート500mで小平奈緒選手がオリンピック新記録で金メダルに輝いた。おめでとうと申し上げたい。銅だって銀だって素晴らしいのだけれども、金というのは最高で願っても到達できる場所ではない、これ以上はない頂点に到達できたのは全ての歯車が噛み合ったからだろう。

 相沢病院所属というのが、医者の私には何とも嬉しい。太っ腹の院長も大喜びだろう。

 なぜか女子スピードスケートには美しい人が多い。獣のようの表現に非難殺到らしいが、雌豹の走りにも見えた。

 金には何も足したり引いたりできない、燦然と輝く金を手にした小平選手の笑顔が全て。

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