京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

可愛い作品

2020-05-26 09:27:34 | 一日陶芸教室
ずいぶん前のことじゃった。

仲の良い家族が朝日焼作陶館を訪れ、
体験をしていったそうじゃ。

それはそれは楽しそうに
それぞれの思う、器や湯呑を作り、
装飾としてハンコを押し、サインを書き
自分だけの器を作って帰ったんだと。

後日、朝日焼に勤めている
ヨツモトというものが
その少年の器を焼き、
少年に届けるべく
作品の仕分けをしていた時のことじゃ。

『 あった。これだな 』


控えの絵が仕分けの手助けをしたんだと。
それが、コレじゃ。

そうじゃな・・
言い方は失礼かもわからんが・・
ヘタウマ。(笑)

なんなら、ヨツモト、
この絵がいたく気に入り、
懐に入れて持ち帰りたいと思ったそうじゃ。

しかし、そんなことをすれば
個人情報云々にも引っかかるので
泣く泣く作陶館の控え帳に挟んだと。

この作品は、無事少年に渡った・・・っけ?
どうだっけ?手渡しだっけ?
後でチェックします。
( 急に現代~(笑))

こうして、お客人の間で、
楽しい体験ができ、
後にその時作った器が手元に届くという
朝日焼作陶館という場所の伝説が
語り継がれていったとさ。

その裏には、今日も、
ひょうきんな働き手が、
楽しい心が伝わってくる器や控えを見て
『 これ、スキだわ~ 』と悶えている。
そんな事も伝えられていたそうじゃ。
世の中は素敵じゃのう。
今日も、明日も、これからも
皆で自分の好きを見つけて悶えようゾ。
伝説を作ろうゾ。
では、またの。

・・お話を作るって、難しい~。
というか、オチが難しい(笑)

また明日。
Please stay healthy and stay safe.
コメント
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