京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

開けましておめでとうございます。

2021-01-01 14:37:46 | 京都・宇治
開けましておめでとうございます。

新しい幕開け、皆様はいかがお過ごしですか?
我が家は、コレ以上ないと言うほどグータラ。
ほぼずっと、床と水平(笑)

さて、昨年は例の風邪で、
ルンルンの春のはずが、
とうとう寒風吹きすさぶ頃まで、
いつもと違う生活を余儀なくされてしまいました。

そこで、獅子らの守る力で
厄を振り払ってもらいましょう。
まずは、こちら。

西アフリカの獅子。
(国立民族学博物館所蔵)

ええっ!
本場の獅子のはずが、ひょろっひょろ~。
愛嬌すらある。
あれかな、厄を食べたら百獣らしくなるのかな?

そして、中国の獅子。

いやん可愛い♪(国立民族博物館所蔵)
香袋です。
厄がキライな匂いを出し、持っている人を
優しい香りとともに守ってくれます。

そして最後に、日本。

凧!!(国立民族学博物館所蔵)
高岡獅子舞凧さんの凧だそうです。
彼らが空高く飛んで、
眼下の厄を見つけてくれて、
阿吽の呼吸でバクリ!と食べてくれそうです。

みんな~!頼んだよ~!!

どの世界でも、強い物に
厄を払ってほしいという願いを持つのは同じ。
しかし、神獣に頼るだけではなく、
各々が何かに打ち勝とうと
精進をしたり、辛抱をしたり、努力をする。
同じ心を持ち、明るい未来を見つめながら
一歩一歩進むと、強い力になる。

獅子たち、我々も頑張るよ。
だから、力を貸してくださいね!

最後に、いつも快く画像をお貸しくださる
大阪・万博公園内にある
国立民族学博物館様、
今年(今回)もありがとうございました。
3月から始まる特別展も楽しみにしております。
皆様も、行ってみてくださいね。

特別展
「復興を支える地域の文化―3.11から10年」
https://www.minpaku.ac.jp/museum/exhibition/special/20210304hukkou/index


東日本大震災での文化財レスキューの様子
(国立民族学博物館 特別展HPより)

和歌山県白浜町冨田に伝えられる津浪警告板
(国立民族学博物館 特別展HPより)

目に見えない恐怖や、
忘れたころに襲い掛かる自然の驚異、
我々は戦い続けなくてはならないのです。
目にも心にも焼き付けて
共に歩みましょうね。

まずは・・家から一歩出る。
否、いまは出ない方がいいのか??
もどかしいお正月だな!(笑)

それでは、
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
皆様の健康と安寧を願って。
宇治の空の下より。

また明日。
Please stay healthy and stay safe.

作陶館note
https://note.com/hanshi_kase/n/nfb01eba2554d
コメント
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