京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

158回プログラム

2023-06-20 16:06:31 | 気になるコト
こんにちは。
今日は、一番進んでいる教室の
プログラムのご紹介。

順次このテーマに取り組んでいただきます。

まずは、お茶碗。
鳴海織部茶碗(なるみおりべちゃわん)。


多治見市に伝えられている茶碗はこんなん。
鳴海織部茶碗(なるみおりべぢゃわん) Narumi oribe tea bowl | 多治見市美濃焼ミュージアム

面白いですよね。
わざと大きくゆったりと歪ませて、
おおらかな装飾を施す。
口元派ゆったりと上り下りする山道もイイ。
(山道・・・「口造(口縁)」に
「山道(五岳又は五峰)」あるいは「五山」
と言って、高低がみられます。
これは茶碗の縁へ茶杓、
茶筅をのせかける際の転落を防ぐとともに、
縁の単調さを救わんがための
美意識を兼ねた周到なデザインと言う)

後は、小鉢も面白いです。
液体にポチョンと水滴が落ちた時の
クラウンを模しております。

取扱いに気を付けてくださいね。
ポッチリ割れちゃうから。
(慌てん坊のワタシ、ガツンって当てました)

重ねたの、幾重にもクラウンが出来ているようで
凄く可愛らしいです。

三彩も面白いです。

花が咲いたよう

酸化焼成後、低下度で溶ける釉薬を塗り、
もう一度焼きます。
そうして、少し色が混じった、
溶けあったような色合いが楽しい。
古くは中国の唐三彩が有名ですね。
と思って調べたら、
シリアなどの三彩が可愛かったので
そちらを載せますね。

線が効いて言いますね。


こちらもおおらかでいい感じ。

ラクダに乗ったおじさんの三彩も
可愛かったですが・・それは
皆様が各自「唐三彩」の
ウィキ先生に見せてもらってください。

そんな感じで、和.・洋・中華風(?)
全部ありのプログラムになっております。
きになった貴方、受講しに来てくださいませ。
お待ちしております。

それではまた明日。
Please stay healthy and stay safe.
コメント
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