京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

装飾

2023-06-23 16:07:14 | 作陶館日記
こんにちは。
今日は、お皿の装飾のお話をいたします。

このお皿は、「くしめ」を得意にしている
お客様が、数個作った器の内
「このお皿、焼かないわ」
と、選択外になったものを、私が頂き、
それなら私が装飾しましょ~と、
鼻歌交じりに装飾させて頂いたお皿です。
お客様の櫛目はもっと大胆で美しかったです。
(じゃぁその写真を撮っておけ)笑


大きなお皿。
ぐるり一周。
このお皿に施した装飾は、
「掻き落とし」というものかな。
「三島(みしま)」ともいうかもしれません。

三島の語源・・
三島暦(みしまごよみ)とは、
室町時代頃から明治5年まで伊豆の有力者である
河合家が作成して、
三島大社より一般に頒布された暦である。
日本では、茶碗に印刻(いんこく)された
細かい筋状の文様が三嶋暦師の版行(はんこう)する
三嶋暦に似ていたところから「三島手(みしまで)」
「暦手(こよみで)」と
名付けられたといわれています。


三島歴


三島茶碗

三島(みしま)
このページにはお世話になっております。
いざ文字で説明しようとすると、
出来ないですので・・(ダメダメじゃん

なにはともあれ、三島風掻き落としは
楽しかったです。
たまにはこういう装飾を”一心不乱”にするという
作業も楽しいですね。
器を作ったり、釉薬をかけてその仕上げをする、
そんな集中とはもう少しだけ違う
言葉にするのは難しいですが・・
集中力を使いました。

また、何かある時には
ご一緒させてせて(作らせて)くださいネ~。
(仕事しろ)

それではまた明日。
Please stay healthy and stay safe.
コメント
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