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日本のジャズ・サックス奏者(2/4)

2018-09-09 | JAZZ
山口真文の最近のプレイは、御茶ノ水の「NARU」で聴きましたが、その時はテナー・サックス1本で、次から次へとスタンダードの数々を披露していました。
下記アルバムは、ジョージ大塚のグループを74年に退団して自己のカルテットを編成した後、レギュラー・グループとは別に企画制作された1枚です。
「AFTER THE RAIN」 UNION GU-5001
  
1. BREEZE
2. BIRD
3. BEAGLE
4. HORIZON
山口真文(ts, ss) 渡辺香津美(g) 辛島文雄(p) 井野信義(b) ジュージ大塚(ds)
録音 1976年4月16日
このアルバムは曲目からも想像できるように、70年代初頭に起こったフュージョンを通過した後の「新しい音」をミックスした時代のものであり、ジャケットの裏解説によると山口が目指していた「自然や生物」をテーマに選んでいます。
従って、前回の峰 厚介の「DUGURI」とは全く異なった演奏となっていて、70年代~80年代は色々な「JAZZ」が聴けた時代でもありました。
今ではこのような「音」は殆ど聴かなくなりましたが、これは渡辺香津美や辛島文雄の初期のプレイが聴けることから貴重な1枚でもあります。

なお、上記アルバムを録音する直前の2月には、日野元彦カルテットの根室でのコンサートに「+1」として出演し、2曲目の「SOUL TRANE」で大きくフィーチャーされており、こちらは今聴いても新鮮に聴こえます。
 

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