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日本のジャズ・サックス奏者(4/4)

2018-09-23 | JAZZ
ジャズ・サックス奏者の最後は、島根県益田市のジャズ喫茶で行われたライブを収録した寺川秀保カルテットの1枚、
当時中古で手に入れたことから、ジャケットには「Tera」というサインが入っています。
「INTRODUCING」 RED HORISON LM-1129
  
1. REREV
2. I REMEMBER CRIFORD
3. STELLA BY STARLIGHT
4. BLACK NILE
5. SIMONE
寺川秀保(ts, ss) 藤井 寛(vib) 三浦哲男(b) 中矢あきひろ(ds)
録音 1978年10月8日
ここでのリーダーである寺川さんを、このアルバムで初めて知りましたが、その後の活動を私は知りません。
しかし、ここに収められている演奏を聴く限り、かなりの実力を持ったプレイヤーであることが分かります。
テナー・サックスは、これまで掲載した3人の中では、山口真文に近い「音」であり、曲目もジャズマンのオリジナルを中心に演奏しています。
演奏が難しいとされる「I REMEMBER CRIFORD」のようなバラードにおいても、堂々たるプレイを披露し、最後のカデンツァも見事です。
また「BLACK NILE」のようなミデアム・テンポのものも、快調に飛ばしています。
バックを務める3人にも、随所でソロ・スペースが与えられており、今でも活躍している藤井 寛のヴァイヴも聴きどころとなっています。

このアルバムは、私家録音としては優れたもので、「DIG」のマスターの花野智彦氏によって行われたと記されており、ステレオ録音で各人のプレイがクッキリと捉えられています。

このライブが行われた「DIG」というお店、
今は無いので調べてみたところネットに以下の記述がありました。
中央劇場の跡地のビルの2階にジャズ喫茶があったの覚えてる? ... DIGのことね。
工房の頃がっこサボって入り浸ってた。
スピーカーはたしかALTECの620Bモニターだったよ。
マスターのF爺さん今どうしてんのかな .....


コメント
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