あしたのブログ!趣味や日々の報告ページ

このページを活用し趣味や日々のことなどを中心に報告しています。

パオロ・フレスの30年

2014-05-16 | JAZZ
パオロ・フレス(Paolo Fresu)1961年2月10日 - イタリア・サルデーニア生まれ
ジャズ・トランペット(フリューゲルホーン)奏者、作曲家、アレンジャー

イタリアの著名なジャズ・トランペッターを3人挙げるとするならば、エンリコ・ラバ、ファブリッツオ・ボッソ、それにパオロ・フレスとなります。
この3人、それぞれにオリジナリティを持っていて、共に優れた奏者であり、いずれも時々聴いているアーティスト達です。
およそ1か月前、パオロ・フレスの30周年記念アルバム(CD)が発売されたので、これを機会に、彼の最初と最新の2枚のアルバムを取り上げてみました。

パオロ・フレスは、音楽学校でクラシックを学ぶ傍らジャズ演奏も手がけ、1982年にプロ活動を開始しています。
デビュー当初から陰影のあるミュート・プレイを多用し、例えで言うならば、マイルス・デイビスとチェット・ベイカーの中間的な奏法です。
これまでの演奏活動において、数々のセッションに参加していますが、基本的には84年に結成した自己のクインテットが主体となっています。
そしてデビューからの30年間、このクインテットは唯一人の交代もなく、精力的な活動を続けている驚くべきバンドでもあります。

まずは1985年の最初のリーダー・アルバム
「OSTINATO」 SPLASC(H) CD H 106
   
PAOLO FRESU(tp、flh) TINO TRACANNA(SAX) ROBERTO CIPELLI(p)
ATTILIO ZANCHI(b) ETTORE FIORAVANTI(ds)  録音 1985年1月28, 29日

そして、デビュー30周年となる新譜
「30!」 PAORO FRESU QUINTET Tuk Music CD 121
   
PAOLO FRESU(tp、flh) TINO TRACANNA(ts, ss) ROBERTO CIPELLI(p, key)
ATTILIO ZANCHI(b) ETTORE FIORAVANTI(ds)  録音 2003年11月25, 30日

デビュー・アルバムはイタリアのスプラッシュからのもので、このレーベルは1982年に設立され、ソウル・ノートと共に、同国ではジャズ関連の2大メジャー・レーベルとなっています。
そして演奏内容ですが、ヨーロッパ奏者による新主流派のサウンドと言ったらいいでしょうか。
良くアレンジされていますが、アコーステックによるハード・バップ後の斬新な音が満載の演奏で、今聴いても少しも古さを感じません。
1曲目では、途中にセロニアス・モンク作曲のラウンド・アバウト・ミッドナイトを挟んで、これが良い雰囲気を醸し出しています。

一方の新譜ですが、3~5分の小曲を中心に全13曲、メロディーを重視し、アドリブらしき部分はあまり見当たりません。
時にはエレクトリックを活用し、初期のアルバムとは対照的なサウンド作りとなっています。
2枚のアルバムには、それぞれにメンバーのフォトが付いていました。

このパオロ・フレス、基本的な「音」は30年間殆ど変っていなく、他にも優れた演奏が多くあるので、上記に掲げた別の2人を含めて、別の機会に順次取り上げてみたいと思います。

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2014年の富士山 (5月)

2014-05-13 | 富士山
5月13日の富士山です。
早朝の天候は雨 - 曇で、本日の撮影は諦めていましたが、昼前から快方に向かいました。
仕事が片付く夕方まで天気が良く、雲が掛っていなければと願いつつ・・・

願いが通じたのでしょう。
何時もの場所で、何時ものアングルで、まずは2枚、この時期にしては例年より残雪が多いです。
 

折角だから少しお山に近づいてみようと、車を走らせて・・・
ナビに示された「2000」の位置からお山を撮ってみました。
(画像が鮮明でないですが、2000は富士スバルラインの有料料金です)
山桜も一緒にと、最後の1枚に収めました。
   

ここまで来たら、名門ゴルフ場も近くにあるので、
富士桜CC と、富士レイクサイドCC の練習場からも、それぞれお山を収めて・・・
    

再び元の場所に戻って、
この時、既に夕方6時を少し回っていましたので、今日はここまでです。
 

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シェリー・マンの234

2014-05-11 | JAZZ
シェリーマン Shelly Manne(1920年6月11日 - 1984 年9月26日)ニューヨーク生まれ

元来スイングのドラマーとしてデビューしたのですが、いつしかウエスト・コーストを代表する名ドラマーとなっています。
それは、ロサンゼルスにて50年代半から 「シェリーズ・マン・ホール」 というジャズ・クラブを経営し、そこを拠点に活動していたことと、西海岸に本拠地を置くコンテンポラリー・レコードに多くのレコーディングがあるからです。
このアルバム、録音当時シェリー・マンは、コンテンポラリーと専属契約を結んでいたのですが、インパルス・レコードのプロデューサーであるボブ・シールが高額のオファーを出し、高いコストを掛けて制作されています。
そして、これがシェリーマンの代表作の中の1枚となり、優秀録音盤としても評価が高いレコードとなりました。
下はモノラル盤とステレオ盤です。

「234」 Impulse A-20
    
1. TAKE THE “A” TRAIN
2. THE SICKS OF US
3. SLOWLY
4. LEAN ON ME
5. CHEROKEE
6. ME AND SOME DRUMS
SHELLY MANNE(ds) COLEMAN HAWKINS(ts) HANK JONES(p) 
EDDIE COSTA(vib,p) GEORGE DUVIVIER(b) 録音 1962年2月5日

シェリー・マンとプロデューサーのボブ・シールの出会いは、1943年のVディスクに録音したコールマン・ホーキンス名義の「ザ・マン・アイ・ラブ」で、そのおよそ20年後、ボブ・シールはImpulseに移動して再会セッションを企画し、本アルバムが制作されています。
「234」というタイトルは、デュオ、トリオ、カルテットの意味で、演奏されている6曲が色々な組み合わせで行われています。

ここでのシェリー・マンは、両手・両足をフルに駆使して、新感覚のドラミングを披露しています。
演奏は、いずれもが素晴らしいのですが、特に私は豪快で、且つ一部でフリーな吹奏も披露しているコールマン・ホーキンスの加わったパートが好みです。

ステレオ盤は曲により楽器の定位置が変わるので、音を楽しむには良いのですが、演奏を通して聴くと少し違和感を感じます。
しかし、いずれも優秀録音盤であることには変わりなく、とっかえひっかえターンテーブルに乗るレコードでもあります。

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高尾山ハイキング

2014-05-10 | 旅行
爽やかな5月、
絶好のコンディションの中で、新緑を沢山浴びながら、高尾山ハイキングを満喫しました。
 

コースマップにあるように、山頂へ行くには色々なコースがあるのですが、今回の行きは、一番距離の長い1号路を選択しました。
 

ということで、スタート地点のケーブルカー乗り場を横目に見ながら・・・
何処までも続く人の波、年間250万人が訪れるというから驚きです。
   

頂上までの道程のほぼ半分まで登って来て、展望台付近で一休み、(左側手前にある一番高いビル・ディングがJR八王子駅だそうです)
途中、可愛い山ガールや、シャクナゲの花にも癒されて・・・
    

1号路と2号路の合流地点を越え、更に分岐点を左に行き、108の石段を上って・・・
   

薬王院を通過すると、もうすぐ頂上です。
     

頂上に到着したのは、正午少し前でしたが、何処も人・人・人・・・
ここは遊園地?、と思うほどの賑わいの中で、皆さんは思い思いの弁当を広げていました。
そして珍しく、日中でも富士山をはっきり見ることが出来て、とても得した気分となり、我々も持参した弁当を、一層美味しく頂きました。
   

帰路で階段を降りる頃は、昼食時に頂いたお酒が回ってきたこともあり、ケーブルカーで一気に下山し、紅葉の時期にもう一度来ようとモミジに約束をして来ました。
   

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ビード・レコードの2枚

2014-05-09 | JAZZ
英国のBEAD RECORDS
このレーベルからは、これまでに26枚のLPが出ているようです。
BEAD RECORDS / LPS
Founded in the early 1970's
Bead Labels is a label owned and run by musicians.

Improvised music has been a natural development for many musicians from jazz, rock,
classical and electro-acoustic musics.
The recordings show the diversity and variety of the music which comes
from the process of improvisation.
Because the initiative for the releases comes from the musicians themselves
Bead can expect its catalogue to evolve in a unique way.
For a complete list of recordings produced and available, click on Recordings


1980年代の初めに購入したレコードで、No.14、15は英国人奏者を中心としたインプロヴァイズド・ミュージックです。
購入後、ず~とレコード棚の肥やしになっていましたが、この休みに久しぶりに聴いて見ました。
「GROUPS IN FRONT OF PEOPLE 1」 BEAD 14
   
1. ALKMAAR Ⅱ
2. BIMHUIS
3. ALKMAAR Ⅲ
4. LEUVEN Ⅰ
5. ALKMAAR Ⅰ
6. LEUVEN Ⅲ
7. LEUVEN Ⅱ
GUNTER CHRISTMANN(tb) PAUL LOVENS(perc) PETER CUSACK(g)
GUUS JANSSEN(p) MAARTEN VAN REGTEREN ALTENA(b,cel)

「GROUPS IN FRONT PEOPLE 2」 BEAD 15
   
1. UTRECHT
2. DELFT
3. DE KROEG
4. ROTTERDAM
5. DELFT Ⅱ
EVAN PARKER(ss,ts) TERRY DAY(ds) MAARTEN VAN REGTEREN ALTENA(b) 
PETER CUSACK(g) GUUS JANSSEN(p) PAUL TERMOS(cl) PAUL RYTTON(perc)

このビード・レーベル、発売枚数は少ないですが、この2枚はドイツのFMPやオランダのICPと同じ系列のもので、1978年~79年にかけての演奏をピック・アップしていて、生々しい音で録音されていました。
2枚共に「ライブ」となっていますが、拍手は勿論のこと、観客のいる雰囲気はありません。
英のテリー・デイやピーター・キュザック、蘭のレクデーン・アルテナの他、フリー・ジャズでも有名なエヴァン・パーカーやポール・リットンらの共演が聴けることでも価値があり、特に第2集が内容も充実していました。

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日本で再評価されたピアニストのアルバム

2014-05-08 | JAZZ
エディ・ヒギンズ ( Eddie Higgins ) 1932年2月21日- 2009年8月31日 
マサチューセッツ州ケンブリッジ生まれ

シカゴでプロとしてのキャリアをスタートさせ、1958年に初リーダー作を録音しています。
当時の活動拠点の中心はシカゴでしたが、1970年にフロリダに移動しています。
デビュー盤以降、多くのミュージシャンとの共演や、マイナーレーベルへの吹き込みは継続してあったものの、彼の存在は1960年録音のヴィージェイ盤以降、忘れかけていたと言っても良いくらいでした。
ところが1996年3月にフロリダで録音された1枚のアルバムに、日本のレコード会社(Vernus Records)が目を付け、その後は次々と作品が生まれることになりました。

その先がけとなった、エディ・ヒギンズのアルバム(CD)です。
「PORTRAIT IN BLACK AND WHITE」 SUNNYSIDE SSC 10720
  
 1. LULLABY OF THE LEAVES
 2. DANNY BOY
 3. WHAT IS THING CALLED LOVE
 4. LIEBESLIED
 5. RETRATO EM BRANCO E PRETO
 6. SICILIANO
 7. JUST IN TOME
 8. PAVANE
 9. THE DOLPHIN / SOMEONE TO LIGHT UP MY LIFE
10. DANCE ONLY WITH ME
11. VOCALISE
EDDIE HIGGINS(p) DON WILNER(b) JAMES MARTIN(ds)
録音 1996年3月25 & 26日

このアルバムは無名のサイドマンを従え、エディ・ヒギンズ自身のプロデュースにより制作されたもので、スタンダードやクラッシック音楽のジャズ化など、非常にリラックスした演奏になっています。

そして翌年、ヴィーナス・レコードがライセンスを受けCDを、遅れてLPを発売し、ここから日本で次々とヒット作が生まれていくことになりました。
下はそのLPで、オリジナル11曲の中から6曲がピック・アップされています。
「PORTRAIT IN BLACK AND WHITE」 VENUS RECORDS TKJV-19065 (98年3月発売)
   

こちらはCDの「音」とは異なり、このレーベル「独特の音」に生まれ変わっていて、違った形で楽しむことができます。


下記は、1986年8月5日,ニューヨークで録音された、エデイ・ヒギンズの自信作と言われるアルバムです。
こちらもタイトルからしてスタンダード中心の内容です。
「BY REQUEST」 SOLO ART SACD-104
    

ベーシストとして、ミルト・ヒントンが参加していることでも価値があるアルバムです。

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今年の白とムラサキは

2014-05-06 | 日々の暮らし
今年の5月連休も、家の周りで白とムラサキ(青)の花が見事に咲きました。
自宅のベランダでは鉄線と、2種類のバラ(小さい花のモッコウバラとマーメイド)が・・・
   
  

一歩外に出て棟をグル~と回ってみると・・・
今年は見事な鈴蘭と、鈴蘭水仙が、
  
他に白い花を探してみると・・・
定番のマーガレット、小手毬、シャガ、花韮、
   
さらに・・・
   

ムラサキ(青)の花もそれぞれ沢山ありました。
ツル桔梗、ラベンダーセージ、それにブルー・ディジーとトレニア(夏菫)、
  

そして昨年も登場した左から、
釣鐘水仙、蛍蔓(ホタルカズラ)、シラー・ベルビアナ、アルペンブルー(宿根草)などなど・・・ 
     

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玉敷公園の藤の花

2014-05-05 | 日記
5月1日付の読売新聞に、埼玉県加須市騎西にある「玉敷公園の藤」が紹介されていました。
   

それではということで、早速行ってきました。
   

   

公園内には出店も出ていましたが、早朝から歌謡ショーが開催され、地元出身の歌手が大きなスピーカーを通して舞台上で歌い始めましたので、花を楽しむどころではなくなり、早々に退散しました。

帰りがけ、地元の「株式会社釜屋」さんが製造した純米吟醸酒(720ml)を購入してきました。


なお「藤」は栃木県の「あしかがフラワーパーク」が有名だそうです。
http://www.ashikaga.co.jp/parkdayori/flower/

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昼定食を頂きました

2014-05-04 | グルメ
住宅街の閑静な場所にある美味しいと評判のお店に行ってきました。
そのお店の名は「紅琳」

http://www.colin3939.com/

当日頂いた昼定食、
季節の筍ご飯、茶わん蒸し、天麩羅、歯ごたえ抜群のうどん、
筍の土佐煮、黒豆、さつま芋のお菓子等々・・・
それにクリーミーなお豆腐の付きだしがついて、


これで〆て、税込み1,500円でした。

このお店、お勧めです。

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美味しい「どら焼き」

2014-05-03 | グルメ
都内の知人から、石田屋さんの「栗入りどら焼き」をお土産に頂きました。
このどら焼き、お店は朝9時開店なのに、7時30分から並んで購入したのだそうです。

 

上板にあるこのお店は知る人ぞ知るで、名物のどら焼きは、早く並ばないと購入できないのだそうです。

http://www.ntv.co.jp/burari/021130/info03.html

当日は連休前とあって、入り口に並んだ時は既に前から10番目で、開店前には更に後方に40人ほどが並んだそうです。
一日の製造個数は300個で、一人限定10個までなので、仮に10個ずつ購入したならば30人しか購入できないのですが、後ろの方の人達はどうなったんでしょう??

そんなことを気にしながら、ふかふかのカステラと、甘さを抑えたアンコと、その中の大きい栗を同時に口の中に放り込みました。

「う~~ん 美味しい」

ご馳走さまでした。

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