夢のあと

釣りには夢があります。夢を釣っていると言っても過言ではありません。よって、ここに掲載する総ては僕の夢のあとです。

初めてのこと

2009年06月29日 17時54分14秒 | タナゴ釣り
昨日は生まれて初めて霞ヶ浦水系の流入河川でヤリタナゴの束釣りをしました。
多分、二束くらい釣れたと思います(数えてないので感覚です)。
一部を写真撮影しました。そして、写真に撮ったのを、リリースする時に数えたら56匹でしたので、それを基準にしての数です。どんなに少なく見積もっても一束は釣れたので嬉しかったです。
 誤解があるといけないので一応書いておきますが、沢山釣れたのも嬉しいのですが、これだけの魚を育成できる環境が残っていたことが一番嬉しい事なのです。
まだまだ霞ヶ浦も希望は捨てられませんね。


今回は海

2009年06月26日 08時37分09秒 | その他
久しぶりに海に行ってきました。
マカサゴしか釣れませでしたが、とてもいい気分で釣りが出来ました。
全体的に海が静かだと船頭さんも投げやりになってしまうことが多いのですが、船頭さんは最後まで諦めずにやってくれました。この船頭さんの気合が僕の心を洗ってくれたのだと思います。
 船頭さん・・・また行くからね!そのときはまたよろしくお願いしま~す。

大雨の中で

2009年06月23日 02時36分22秒 | タナゴ釣り
一昨日は大雨の中も霞ヶ浦に居ました。
流石にまともな釣果は得られませんでしたが、僕らの会員は良い釣果を出していて、やはり、上手な人はそれなりに釣るんだなぁ・・・と感心していました。
 オオタナゴは相変わらず次々に鈎掛かりしてくれます。皆様にもオオタナゴに時々大きいお腹をしてるのが時々釣れると思います(添付画像)が、あれは抱卵なのか?何か病気なのか?判らないでしました。そこで、大雨の中でしたが解剖してみました。僕が解剖したそのオオタナゴはどうも肝肥大のようでした。ノーマルがどうなのか?がはっきりしていませんので、次回はノーマルのオオタナゴを解剖してみて、比較してみようと思っています。
 もしも肝肥大だとしたら、とてもヤバイ状況だと思います。

場所探し

2009年06月19日 22時52分06秒 | タナゴ釣り
自分の中での昨日のミッションは『新たな場所を見つけ出せ』でした。
そこで、闇雲に北から南下しながら良さそうな場所で片っ端から竿を入れてみました。本当に霞ヶ浦の本湖で、在来種の♂タナゴを釣る事の難しさがしみじみと感じられます。結局、本湖ではアカヒレタビラとヤリタナゴが一匹づつしか釣れませんでした。
 そんな中、超綺麗なゴロが釣れました。婚姻色でしょうか?『Golden Goro』とでも呼びたくなるようなゴロでした。

最悪のコンディションの中

2009年06月11日 23時20分56秒 | タナゴ釣り
今日は南西の風が吹きどこに行っても波が高くて釣り辛かったです。その上、波の所為か岸辺はどこも濁りが強くて、釣り辛さを増していました。午前中の本湖はボーズ喰らいました。
 午後から川に行きました。川も昨夜から続く雨で増水&濁流になっているに決まっています。でも、本湖で釣り場がないので仕方ないです。で、行ってみたら予測通りでした。浮木釣りでは仕掛けがすっ飛んでいってしまい釣りになりません。そこで、大きなオモリを付けた脈釣りにしました。底波を釣っているので、フナが連発して、その上サイ(ニゴイ)の大きいのが2匹も掛かってしまって場所を荒らして。。。もう駄目だと思った矢先、いきなり来てくれました。しかもヒレの傷みもほとんどなく、色も今の時期としてはなかなかだと思える魚でした。移入種とはいえやはりこいつが水面を割って出てくると感動がありますね。でも、釣れた後が問題です。移入種なのでリリースしたくはないし、かといって処分してしまうには惜しいし・・・。とりあえず、家に連れて来ました。明日水槽に入れてみます。気が強くなければ良いのですが。



2009年06月05日 17時52分00秒 | タナゴ釣り
昨日は超有名河川を釣りました。あまりにも有名なのでしばらく行っていませんでしたが、行ってびっくり、沢山のヤリタナゴ君が出迎えてくれました。ほとんどが♀でしたが、10㎝オーバーも出て、楽しい釣りが出来ました。
 本湖も状態が良く、一時間ほどやったのですが、アカヒレタビラの♂が7匹釣れてくれました。

マタナゴ

2009年06月01日 09時35分46秒 | タナゴ釣り
昨日釣れました。
マタナゴに狙いを付けて、初めての場所を探って、ココに居そうだとピンポイントに狙いを定め、そして釣れた魚なので、その喜びは筆舌に尽くしがたいものがあります。
 本名(標準和名)は『タナゴ』と言います。霞ヶ浦周辺では(他の地区は判りません)『マタナゴ』と言います。つまり、標準和名は『タナゴ』で和名(地方名)は『マタナゴ』なのです。ちなみに標準和名で『マタナゴ』はウミタナゴ科なので海の魚です。紛らわしいですね。
タナゴ族の総称も『タナゴ』です。友達と話をしていて『ココではタナゴが釣れるよ』というと、『何タナゴ?』と聞き返されることが多いです。ですからそのような混乱を避けるため『マタナゴ』と言われるようです。
 そもそも魚の名前はそれぞれの魚を区別するために、その魚の特徴を見事に付けた名前であり、地方によって異なります。それを地方名と言います。それは地元の人が好き勝手に付けた名前なので、同じ名前なのに違う魚だったりしてました(僕はイカなんかは未だに判らない)。しかし、それでは不都合が生じるため、どこか(日本魚類学会)のお偉いさんが日本で統一したのが標準和名です。勿論、その標準和名もその魚の視覚的特徴や習性的特長が付いていて、それなりに良いのですが、地方名に比べると、その味がかなり薄らいでしまっています。その上、日本魚類学会は「メクラ、オシ、バカ、テナシ、アシナシ、 セムシ、 イザリ、 セッパリ、 ミツクチ」 は差別的語であるといって、2007年1月31日にその名前を改善(?)して、昔みんなが慣れ親しんできた標準和名を変えてしまいました。これによって苦しんでいた人がいるのか?は知る由もありませんが、ウンチクのある素晴らしい単語を勝手に変えられてしまうことに悲しさを覚えます。
 標準和名はその魚がどんな魚か?をすぐに判断できるように、見た目の特徴を表している名前です。見た目は、その人によって、また、その魚が捕れた時期によって変わったりするので、元は沢山の名前があったのでしょうが、魚の名前の前に『マ』が付く名前の魚はその科の魚の中で、もっともその科の魚の特徴を備えた魚に付けられている場合が多いようです。例えばマダイで例えると・・・『○○鯛』と呼ばれる魚は、なんと200種類以上あるそうです。勿論その中にはタイ科でない魚もいるのですが、その中の一番基本形という意味で『真』の名前が付いているということです。
 で、タナゴ族ではどうかといいますと、霞ヶ浦周辺で『マタナゴ』と呼ばれるタナゴがタナゴ族の基本型かといいますと、やはり違うような・・・(個人的ではありますが)。タナゴ族の一つの特徴に平たいことが上げられます。ところが、このタナゴは体高が少ない所為か、どちらかというと平たくないイメージがあります。といいましてもタナゴではあるので鯉や鮒に比べれば平たいですが。そのような意味合いからしてもマタナゴとは言い辛い魚です。では、もし皆様がこの魚に名前を付けるとしたら何て名前にしすか?昔の人たちはこの魚の名前(標準和名)を付けるのに苦労したのではないかと思います。僕だったら『ホソタナゴ』かな?