やっと安倍さんが終わる。
連続在任日数が歴代最長だって。ってことは僕は歴代最長の苦痛を味わわされたわけです。最低な人生を送らされました。
そもそも僕は自民党員でした。しかしあの湯川遥菜さんと 後藤健二さんが殺された時自民党員を辞めました。安倍さんがトランプさんを気にして、自分が作った原因なのにも関わらず、彼らの救出を試みずに『テロには屈しない!』と拳を振り上げるだけでしたので。
事の発端はあまり知られていないのでここに書いておきます。始まりは湯川遥菜さんと後藤さんがISの人質となっている最中、安倍さんがエジプトで「イスラム国と戦う周辺各国に2億ドルの支援を約束する」とスピーチし、それを動画で世界配信したことからです。これに対して彼らも『日本の首相へ』と始まり(安倍首相はエジプトのカイロのスピーチに対して)『ISから8500kmも離れているにもかかわらず、お前は進んでこの十字軍への参加を表明した。お前は誇らしげに我々の女性や子供を殺すため、ムスリムの家を破壊するために1億ドルの寄付を行った。またISの拡大を止めようとベルの1億ドルを出した「(その1億ドルで)聖戦士たちに対抗する背教者たちを訓練するという。だからこの日本人の市民の命に1億ドルずつ払ってもらう。 (後略)』という動画を世界発信しました。残念な事にこの動画は一瞬配信されたのですが、そのごどんどん削除されて現在でも僅かに残されているだけです。(ちなみに僕はそうなるだろうと思ってその動画はダウンロードして持ってます。)勿論彼らの主張は認められるものではありません。でも安倍さんが火を点けたのは確かです。しかもタイミング的に湯川遥菜さんと後藤健二さんが人質になっている最中なのに上記のようなスピーチを平気で出来てしまうこと自体が軽率な行為です。安倍さん自身が撒いた種ですので、ご自身でしっかりと対処し、“テロは屈しない!”と拳を上げるだけではなく、あの時は死に物狂いになって救助するべきだったと思います。結果、お二人は斬首されて命を落としました。ISに2億ドル払うのも良し、『イスラム国と戦う周辺各国に2億ドルの支援は辞めます。』と表明し、実際には裏で手渡したり・・・なんて方法はいくらでもあったはずです。この人命をあまりにも軽視した彼の対応が僕を自民党から離しました。
その後も彼は「このような結果になったことは残念だ。国の最高責任者は私だ。責任を引き受けるのは当然だ」と言っているにも拘らず、何も責任を取っていない。それどころかこの件に対して「積極的平和主義が間違っているとは思わない。これによって日本人の命が危うくなるというのは逆だ」「積極的平和主義で日本人の命が危うくなるという考え方は間違っている」と訳の分からない対応を未だに取り続けています。
この件に対しては『危険だとわかって、そこの地に行ったこと自体が間違っているのだ』とする意見も多々ありました。・・・僕も自己責任の部分は認めます。しかし、だから殺されても仕方がないってことではないのではないでしょうか?まず安倍さんはどんな状況であれ、彼らを助けようとするのが彼の立場です。そして助けた後に彼らがその自己の責任を取るというのがスジだと考えます。自己責任とは殺されそうになっていても放っておくってことではありません。ましてや自分が原因を作っているのですから。
基本的にジャーナリストと言う職業はこういう危険な場所に行ってその惨状を世界に伝え、そのようにならないように願うのが仕事です。彼らが居なければ現地で何が起きているのかさえ知ることができません。ですから彼ら命がけで我々にその惨状を伝えてくれているのです。あおういうお仕事ですからご自身が一番身の危険を感じていたでしょうし、命がけでやっていた仕事ですのでこのような結果になってしまっても彼ら自身に悔いはないのではないかと思っています。でもそれに対する安倍さんの反応に開いた口が塞がらなかっただけです。
もう一つ書かせてもらうと
この事件を発端にして2016年7月2日、20人が犠牲になった(内7人が日本人)バングラデシュでの事件が発生しました。これも湯川遥菜さんと後藤健二さん事件に事を発した一連の事件なのです。
その経緯を書きますと・・・このテロが発生するまでに彼らはいくつかのメッセージを発表しています。その中の一つに『安倍晋三が十字軍を支持するという宣誓を行うまでは、日本は、イスラム国がテロの標的とする優先順位リストにはなかった。しかし、安倍晋三の愚かさのせいで、日本のすべての市民と利害関係にある者たち(それは、どこにでも存在する)は、ヒラーファの兵士たちと、この後援者たちにとって、今、標的となったのだ。(中略)だから、日本の異教徒たちに向けて、アラーの権力と力によってヒラーファの剣が(サヤから)抜かれたことを知らせておこう。』というのがあります。これは2015年2月12日のイスラム国(ISIL)の電子機関紙「DABIQ」(ダービク)の序文に掲載された日本向けのメッセージです。そして後藤さんが殺害される動画でも安倍さんへのメッセージがあります。 『安倍(首相)よ、 勝ち目のない戦争に参加するという無謀な決断によって、このナイフは健二だけを殺害するのではなく、お前の国民はどこにいたとしても、 殺されることになる。 日本にとっての悪夢を始めよう。』と。それでも安倍さんは『テロは断固として許さない!』と拳を上げるだけで何もしていませんでした。このように安倍さんが火を点けたこの問題に真摯に向き合わなかった事によって再び日本人7人を含む20人の尊い命がバングラデシュに消えました。自分の所為で守るべき日本国民を9人も亡くしているのに、何の反省もなく、謝罪の言葉もありません。これが安倍晋三という総理大臣なのです。
最近では公文書改ざんで自殺した元近畿財務局職員の赤木俊夫氏。この件もまったく何とも思っていない様子。加えて感染症対策の基礎に則らない新型コロナウイルス対策によって沢山の人が罹患し、何人もの人が重症化し亡くなられています。それでも感染症対策の基礎に則らない方法を続けていて、正しい方法を採ろうとしません。専門家も居るのですから(分科会)感染症対策の基礎を知らないはずはありません。実際これに則って患者数を減らしている国を参考にもしません。よってコロナで亡くなられた志村けんさんや岡江久美子さんも安倍さんに殺されたと言っても過言ではないでしょう。
このように安倍さんと言う人は人命軽視がはなはだしい人でした。一部の人は経済を上向かせたとか言っていますが、これは安倍さんが総理に就任した時、偶然にもアメリカが上向いて連動しただけだし、雇用が増えたと言っても非正規がほとんど。まさに絵にかいた餅状態。加えて政府が発表する様々な数値は政府にとって好都合な数値ばかりで学術的に考えたら???と言う物ばかり。挙句の果てには自分たちの都合のいいように公文書を改竄までする始末。
こんな人が総理大臣で歴代最長ですから恐ろしい時代でした。