自然が作り出した色あい。いわゆる在来種の美しさを感じるため、久し振りにタナゴ釣りに行って来ました。我が家から車を走らせること3時間半もかかるので、なにかがないとなかなか行こうとは思わない場所です。
時期的にアカヒレタビラとヤリタナゴがいい色を見せてくれました。その他移入種のカネヒラや外来種のタイリクバラタナゴなどが釣れ、充分に堪能することが出来ました。
大物狙いのソウギョも面白いのですが、現在埼玉県でのソウギョ釣りは禁漁期で7月20日以後でないと釣りができません。渓流のヤマメ・アマゴは放流物ばかりで、遺伝子レベルで純粋な在来種はほぼ存在しません。よく天然物などと言って紹介しているWebも見かけますが、見誤りか、在来種を知らないか、はったりか、のどれかで、ほとんどが発眼卵放流されたものです。 そう考えると、やはりタナゴ族の天然色は貴重です。今回は水槽の魚が少なくなって来ているのでヤリタナゴとアカヒレタビラの♂数匹を持ち帰り、薬浴を済ませた本日から我家の水槽の住民になります。
画像は8時から11時まで3時間の釣果です。