夢のあと

釣りには夢があります。夢を釣っていると言っても過言ではありません。よって、ここに掲載する総ては僕の夢のあとです。

タナゴ鈎の製作チャレンジ

2021年06月28日 23時32分10秒 | タナゴ釣り
 釣り鈎は、基本的にどんな釣りをする時も買って来てそのまま使う事はまずない僕。自分なりにその魚の口の使い方を見て、より良いだろうという想定の下に鈎を曲げたり伸ばしたり。そして鈎先も砥いだり。
 タイリクバラタナゴ釣りに使う鈎も、僕が理想とする形の鈎は売られていません。そこで“じゃー作っちゃえ”ってことで、タイリクバラタナゴ用の釣針製作に着手しました。
 使用マテリアルは注射の針とギターの弦(一番細い物)。まずは曲げ加工が上手く行くかどうか先の細いペンチを使て曲げてみました。案外簡単に曲がってくれました。画像の左2本が注射針。右1本がギターの弦。一番右は比較参考にGamakat〇u社の『極タナゴ』。
 自作の場合、カエシ(イケ)を付けられませんのでスレ鈎です。
さて、どうなるか?

今ぐらいが一番好き!

2021年06月18日 07時44分25秒 | タナゴ釣り

だんだん色が出て来ているタイリクバラタナゴ。
あまり色が出過ぎるとくどくなってしまうので、今くらいの色が一番好きです。
 昨日もチョックラ行ってみました。数は92匹と、あとちょっとで一束でした。

 タイリクバラタナゴ釣りは、釣りとしての面白さは感じませんが、警戒心が少ない魚なので話声くらいは全く釣りに影響がなく、昨今の混雑で肩を寄せあった釣りになることも多々ありますが、見知らぬ人たちと釣り談義をしながら釣るのも悪くはありません。もっともコロナウイルスは直射日光に当たると2~3分で死んでしまうそうです(注意:直射日光というより、それに含まれる紫外線の効果です。よって深部到達はなく、表在性にウイルスのみに有効です)ので、多少の“密”は問題ないのかもしれません。
 この釣りは・・・(お喋り:釣り=8:2)って感じでしょうか?お遊び感が満載の釣りです。とは言うものの、時々鯉や良型の鮒も掛かるので、そんな時は緊張感が走って、適度な刺激になります。


カネヒラ

2021年06月07日 08時41分05秒 | タナゴ釣り

先日、近所でヤリタナゴが釣れて気分良くした僕です。
今回もヤリタナゴを狙って釣っていたら、今度はカネヒラが釣れてしまいました。それもペアで。
 カネヒラは関西からの国内移入種。本来はこちら(関東)に居てはいけない魚。とは言いながらも、魚体が大きくて色も綺麗で立派なタナゴなので人気のタナゴです。困った事にこの人気が仇となって、愛好家たちによって日本中にばら撒かれ、タイリクバラタナゴと共に唯二、生息域を拡大し、増え続けているタナゴです。これによってアカヒレタビラなどの在来種の減少の一因となっているようです。
 でも、人気度が高い故、狙われ過ぎていて、新子に時期は別として、今の時期は釣れて来るのは比較的希な魚です(この現象は多分関東だけだと思います。)。
 私的にはカネヒラはあまり好きになれない魚です。そもそも本来はこちらに居てはいけない魚ですし、顔が良くない事(今回釣れたのはいい顔してますが、一般的に眼光が鋭く、ずる賢い感じの顔をしています)、そしてカネヒラ好きの人はすぐに“○○熱帯魚屋で○○円で売ってた”とか、お金の話になるので、そういう事も含めてカネヒラが好きになれません。
 嫌いなのでリリースと思いきや、これはキープです。一匹でも少ない方がいいですから。我家の水槽で一生を過ごしてもらいます。


小池都知事に告ぐ

2021年06月01日 21時54分16秒 | 社会

 

多分オリンピック・パラリンピックは開催されるでしょう。そして沢山の人々が持つ心配はまず起こらないでしょう。しかし、その心配が起こる可能性は0ではありません。人と人が平常より多く交わるのですから。

 IOCは『オリンピック・パラリンピックを開催するのが役目。感染対策は日本の役目。』だと申しております。つまり、感染拡大が起こったらそれは日本の責任だと明言しているのです。
 日本国内では、もし何か悪い事が起こても“因果関係が認められない”と言って逃げられますが、相手が世界になるとそんな逃げ口上は効きませんよ。日本人みたいに大人しくないですから。
 ですから即刻オリンピック・パラリンピックの中止を決断すべきです。
 中止要請が出来るのは菅総理でもなく、組織委員会でもなく、オリンピック・パラリンピックを招致した東京都、つまり東京都のTopの小池さんだけなのですから。
 もしやるのであれば・・・感染拡大や医療のひっ迫等、何かしらの不都合がもし起こった時にはあなたの人生は滅茶苦茶になりますよ。これはコロナ関連だけではなく、テロなどの他の事も含まれます。こんな時に開催すればどこかに手落ちがあるのは解りきっているのですから。・・・覚悟しておいてください。総て小池さんの責任になるのですから。

こんな事書いても結局は開催されるでしょう。無事に終わることを祈っています。


こんな素晴らしい鈎だったなんて!

2021年06月01日 21時54分16秒 | タナゴ釣り

 タイリクバラタナゴ釣りで使われる鈎はまさに究極。様々なメーカーから様々な形の鈎が売られています。普通、鈎はその大きさで“〇号”と数字が付くのですが、タナゴ釣りの鈎に号数はありません。それは最小に決まっているからです。が、そのどれもが満足できるものではなく、でも、どれもそこそこ使えるという何ともスッキリしない鈎です。そこで、みんな自分なりに改造したり、砥ぎを工夫したり、はたまた自分で縫い針を使って作ったり。同じ鈎を使っていても、人それぞれにいじるので、買ったのは同じ鈎でも、使っているのは別物という、何とも不可思議な鈎です。
 
 一般的には、砥ぐことによって鈎先を鋭利にし、尚且つ鈎先を小さくすることによってタイリクバラタナゴのあの小さな口に鈎先が入るようにするのが普通です。しかし、鈎先が小さくなると、当然ながら刺さりも浅くなるので大きなタイリクバラタナゴはことごとくバレてしまうのです。要は小さなタイリクバラタナゴ専用の鈎ということです。そんな事をして釣る釣りですから、砥いだ時のシルエットは買って来た時とはかなり違ってしまいます。そして玄人たちは、その究極のシルエットを求め、それに近く砥げる鈎を探しています。
 僕も様々な鈎を使って来ました。もっともよく使ったのがOWN〇R社の『一寸タナゴ オカメ』です。“一寸”を謳っているだけあって2㎝ぐらいまで釣れてしまいます。しかし、大型はバレる事が多いです。サイズが小さいのと、形がスクイが浅い形状なのがその要因です。僕の場合、例え相手がタナゴだろうがメダカだろうが、その一番大きいのが釣りたいのです。そこで、鈎をもう少し大きいのに変えてみることを検討しました。鈎を大きくすると、場合によると掛からなくて飽きちゃうかもしれません。でも、大物狙いとはそういうものです。もしそういう状況になって飽きちゃったら『一寸タナゴ オカメ』に戻せばいいだけです。
 今回チョイスしたのはMARUT〇社製の新半月(茶)極小です。ノーマルだとイケ(カエシ)から鈎先までが妙に太く、理想的な形にするにはここを削り落とす必要があります。ここを削るのは、専門的には“R砥ぎ”と言われますが、それが結構大変そうなのです。それで、あまり出番がなくて大量に在庫を抱えていました。そかし今回は気合いを入れてR砥ぎを施し、完成させてみました(画像 左が改造後、右は改造前)。・・・何とも素晴らしい鈎になるじゃないですか!しかも硬さも丁度良い感じ(砥ぐのに丁度良い型さで、しかも実釣では比較的長時間使えそう)。今まで使った他の鈎はこんな綺麗なRは出ないか、もしくは出ても鈎先が小さくなってしまうのです、これはもともと売られているノーマルの鈎に僕が考える理想的な鈎のシルエットが入りきらないということです。
 メーカーがここまでの事を考えて作ったか?は甚だ疑問ですが、そんな事はどうでも良く、結果が良ければ総て良しなのです。しかもMARUT〇社は、とても安価(高価な鈎の1/10くらい)で売ってくれているのでとても助かります。一般的に安価な鈎は使い物にならないか、使えてもすぐにダメになってしまう物がほとんどですが、この鈎を砥いだ感触から“長持ちしそうだ”と思えたのです。
 そして前回、この鈎を使ってみました。結果最高でした、大きなタナゴもバラすことはなく、しっかりと取り込めます。勿論小さいのは掛け辛いですが、3㎝位のも釣れちゃってくれます。しかも長持ち。素晴らしい鈎です。ノーマルでRの形状がもっとしっかりしたらより一層素晴らしい鈎ですが、現状では自分でやるしかありません。色付きの大型狙いにこれ以上の鈎はないかもしれません。今までこんな素晴らしい鈎を持っていながら気が付かなかった自分が情けないです。
 これから新子が出て来る頃には大き過ぎる鈎ですが、僕の場合、その頃にはソウギョにシフトしますので、この鈎で充分過ぎます。
 そして、この鈎を使って新たな釣り方が見えて来ました。それは次回のお楽しみ。。。