「どこに逃げれば」…戸惑う住民 早朝の緊急速報
北朝鮮ミサイル
北朝鮮のミサイルが29日午前に発射され、北海道上空を通過して襟裳岬東方約1180キロの太平洋上に落下したことを受け、十勝管内の住民も不安を募らせた。早朝に鳴った携帯の緊急速報に驚き、「どこに逃げればいいのか」と戸惑う人も多かった。
「(ミサイル発射が分かっても)逃げようもないし、家でじっとしているだけ。4歳の娘と2歳の息子を見守ることしかできない」。帯広市内の主婦(27)は不安そうに話す。1回目の緊急速報は過去にあった誤報と思い確認せず、2回目の緊急速報で目を覚ました。
市内の会社員の女性(54)も、「ニュースでは頑丈な建物の中や地下への避難が有効と紹介されていた。けれど、地下なんてないし、いざとなったら避難しようがない」と対応に苦慮した。
帯広市教委は午前6時50分、小・中学生の保護者に「子供安全ネットワークシステム」を通じてメール配信し、通常通りの登校や家庭での情報収集を呼び掛けた。今後については、「登校中や授業中といった場合も想定される。保護者や学校間の連絡体制づくりを進めていく必要がある」(黒島俊一学校教育指導室長)としている。
道警釧路方面本部は各警察署に、ミサイル発射による被害や影響などの情報収集と関係施設の警戒を指示した。帯広署には避難対応に関する住民からの問い合わせが7件あり、同署は丈夫な建物への避難などを呼び掛けた。正午現在で、被害の情報は入っていない。
交通にも影響が出た。JR北海道は安全確認のため午前6時すぎから約20分、全線の運転を見合わせた。このため、札幌圏を中心に通勤・通学のダイヤが乱れた。帯広発着便では、札幌午前7時発の「スーパーおおぞら1号」の帯広着が20分程度遅れるなど、普通列車も含めて10~20分程度の遅れが出た。
ネクスコ東日本北海道支社によると、道内の高速道路で通行止めなどの影響はない。
(十勝毎日新聞 8/29(火) 12:41配信)
北朝鮮ミサイル 北海道襟裳岬上空を通過 被害確認なし 落下地点“サンマ漁“海域 74隻無事
北朝鮮から発射されたミサイルは8月29日午前6時6分ごろ、北海道襟裳岬の上空を通過し、午前6時12分ごろ、3つに分離して、いずれも襟裳岬の東方約1180キロの太平洋上に落下したものと推定されています。
北海道危機対策管理課では、職員が次々に集まり情報収集に追われています。北海道全地域での被害確認をしています。
北海道や北海道警察によりますと、29日午前9時25分現在、被害の情報は入っていません。
ミサイル通過を受け、JR北海道は、一時、すべての電車の運転を見合わせていましたが、午前6時21分に運転を再開しました。一部の電車に運休や遅れが生じています。
釧路市によりますと、市立小学校は通常通りに登校するということです。
全国さんま棒受網漁業協同組合によりますと、ミサイルが落下した海域は、漁船が操業している付近で、「所属船に連絡を取ったが、影響があった船はなく目撃した船もなかった」と話しています。
北海道水産林務部によりますと、落下地点の直近で操業していたサンマ漁船はない模様で、200カイリで操業しているサンマ漁船は4隻は、すべて無事を確認した、としています。
第一管区海上保安本部は、襟裳岬から東に1180キロ付近に落ちたとみられる落下物を、航空機と船で調査する予定です。
(UHB 北海道文化放送 8/29(火) 7:32配信)
これらに対して安倍総理は
「北朝鮮が発射した弾道ミサイルが我が国、上空を通過し、太平洋に落下いたしました。政府としてはミサイル発射直後からミサイルの動きを完全に把握しており、国民の生命を守るために万全の態勢をとってまいりました」(安倍首相)
まぁ、安倍さんのコメントは開いた口がふさがらないですね。落下地点がサンマ漁海域だという事も知っていたら犠牲者が出る可能性は高いです。今回は偶然大丈夫だったので良かったですが、ミサイルの動きを発射直後から完全に把握していたのであれば落下地点がサンマ漁海域であることも判っていたはずです。なぜ国民の生命が脅かされる状況下なのに迎撃させなかったのでしょう?2017年08月29日 13時34分の読売新聞(YOMIURI ONLINE)に『ミサイルが北海道の渡島おしま半島上空に差し掛かったのは午前6時5分頃。500キロ・メートル以上の高度を約2分間にわたって飛行して襟裳岬付近から太平洋に抜け、迎撃は行われなかった。』と書かれていますが、海で働いている国民もいるのですから、これが迎撃しなかった理由にならない事は誰が考えても明らかです。とても万全の態勢をとったとは言えないと思います。
迎撃をしなかった理由の一番に考えられるのは、ミサイルの動きを把握できなかったということ。安倍さんは皆様もご存知の通り嘘を平気でつく人ですから。判った時には通過していたってやつです。もしそうでなければ、予見(国民が死ぬかもしれないという)ができていている状況下で迎撃しなければ殺人未遂です。対処できるのは政府だけなのですから。・・・迎撃して当たらなかったとしても迎撃行動さえとっていれば国民は納得するのに。
次に考えられるのは迎撃しても当たらないとと考えている事。安倍さんは世間体をとても気にする人です。ISの時も周辺敵対国に支援すると胸を張ったのが原因で湯川さんと後藤さんが殺されました。人の命より世間体の方を取るくらいの人です。北朝鮮のミサイルは世界が見ていますから、もし当たらなかったら日本の防衛力の無さを露呈することになり、世界の笑われ者になる事を恐れているということです。国内でも行きつく先はいままで掛けてきた膨大な防衛費は何なんだ!って事になりかねません。尚且つ「国民の生命を守るために万全の態勢をとってまいりました」がこの程度かよって言われることへの恐怖でしょう。また北朝鮮にも日本の技術の低さを知らしめてしまいます。もっとも迎撃しなくても北朝鮮は「日本は無力だ」との認識を持つのでこれも恐ろしいことです。
でもこれで良かったのでしょうか?日本の上空を飛んでいったということは明らかに領海侵犯ですから迎撃しても何も問題はありません。というより迎撃するのが普通でしょう。PAC3は何のために高額を支払って買ったのでしょう?安倍さんお得意のパフォーマンスでしょうか?
話は前後しますが、まず最初に掲載した「どこに逃げれば・・・」についてですが、普通の人は逃げられないと思って結構です。ってか、逃げられません。逃げてもても無駄です。逃げた先が着弾点かもしれません。唯一地下が近くにある人はそこに避難、無ければ頑丈な建物の中です。でもこれも近くに落ちた場合の対処であって直撃を食らったらほぼ間違いなくアウトです。相当深い地下でなければ直撃弾に対応出来ません。基本的にミサイルは兵器です。逃げられるようでは兵器としての役目は果たせません。当たり前の事です。つまり一般人にJアラートなんて何の役にも立ちません。政府がやるべきことはやったと言えるパフォーマンスだけで、結果的には何の効果もなく、無意味に住民の恐怖心を煽るだけの物です。
北朝鮮ミサイル
北朝鮮のミサイルが29日午前に発射され、北海道上空を通過して襟裳岬東方約1180キロの太平洋上に落下したことを受け、十勝管内の住民も不安を募らせた。早朝に鳴った携帯の緊急速報に驚き、「どこに逃げればいいのか」と戸惑う人も多かった。
「(ミサイル発射が分かっても)逃げようもないし、家でじっとしているだけ。4歳の娘と2歳の息子を見守ることしかできない」。帯広市内の主婦(27)は不安そうに話す。1回目の緊急速報は過去にあった誤報と思い確認せず、2回目の緊急速報で目を覚ました。
市内の会社員の女性(54)も、「ニュースでは頑丈な建物の中や地下への避難が有効と紹介されていた。けれど、地下なんてないし、いざとなったら避難しようがない」と対応に苦慮した。
帯広市教委は午前6時50分、小・中学生の保護者に「子供安全ネットワークシステム」を通じてメール配信し、通常通りの登校や家庭での情報収集を呼び掛けた。今後については、「登校中や授業中といった場合も想定される。保護者や学校間の連絡体制づくりを進めていく必要がある」(黒島俊一学校教育指導室長)としている。
道警釧路方面本部は各警察署に、ミサイル発射による被害や影響などの情報収集と関係施設の警戒を指示した。帯広署には避難対応に関する住民からの問い合わせが7件あり、同署は丈夫な建物への避難などを呼び掛けた。正午現在で、被害の情報は入っていない。
交通にも影響が出た。JR北海道は安全確認のため午前6時すぎから約20分、全線の運転を見合わせた。このため、札幌圏を中心に通勤・通学のダイヤが乱れた。帯広発着便では、札幌午前7時発の「スーパーおおぞら1号」の帯広着が20分程度遅れるなど、普通列車も含めて10~20分程度の遅れが出た。
ネクスコ東日本北海道支社によると、道内の高速道路で通行止めなどの影響はない。
(十勝毎日新聞 8/29(火) 12:41配信)
北朝鮮ミサイル 北海道襟裳岬上空を通過 被害確認なし 落下地点“サンマ漁“海域 74隻無事
北朝鮮から発射されたミサイルは8月29日午前6時6分ごろ、北海道襟裳岬の上空を通過し、午前6時12分ごろ、3つに分離して、いずれも襟裳岬の東方約1180キロの太平洋上に落下したものと推定されています。
北海道危機対策管理課では、職員が次々に集まり情報収集に追われています。北海道全地域での被害確認をしています。
北海道や北海道警察によりますと、29日午前9時25分現在、被害の情報は入っていません。
ミサイル通過を受け、JR北海道は、一時、すべての電車の運転を見合わせていましたが、午前6時21分に運転を再開しました。一部の電車に運休や遅れが生じています。
釧路市によりますと、市立小学校は通常通りに登校するということです。
全国さんま棒受網漁業協同組合によりますと、ミサイルが落下した海域は、漁船が操業している付近で、「所属船に連絡を取ったが、影響があった船はなく目撃した船もなかった」と話しています。
北海道水産林務部によりますと、落下地点の直近で操業していたサンマ漁船はない模様で、200カイリで操業しているサンマ漁船は4隻は、すべて無事を確認した、としています。
第一管区海上保安本部は、襟裳岬から東に1180キロ付近に落ちたとみられる落下物を、航空機と船で調査する予定です。
(UHB 北海道文化放送 8/29(火) 7:32配信)
これらに対して安倍総理は
「北朝鮮が発射した弾道ミサイルが我が国、上空を通過し、太平洋に落下いたしました。政府としてはミサイル発射直後からミサイルの動きを完全に把握しており、国民の生命を守るために万全の態勢をとってまいりました」(安倍首相)
まぁ、安倍さんのコメントは開いた口がふさがらないですね。落下地点がサンマ漁海域だという事も知っていたら犠牲者が出る可能性は高いです。今回は偶然大丈夫だったので良かったですが、ミサイルの動きを発射直後から完全に把握していたのであれば落下地点がサンマ漁海域であることも判っていたはずです。なぜ国民の生命が脅かされる状況下なのに迎撃させなかったのでしょう?2017年08月29日 13時34分の読売新聞(YOMIURI ONLINE)に『ミサイルが北海道の渡島おしま半島上空に差し掛かったのは午前6時5分頃。500キロ・メートル以上の高度を約2分間にわたって飛行して襟裳岬付近から太平洋に抜け、迎撃は行われなかった。』と書かれていますが、海で働いている国民もいるのですから、これが迎撃しなかった理由にならない事は誰が考えても明らかです。とても万全の態勢をとったとは言えないと思います。
迎撃をしなかった理由の一番に考えられるのは、ミサイルの動きを把握できなかったということ。安倍さんは皆様もご存知の通り嘘を平気でつく人ですから。判った時には通過していたってやつです。もしそうでなければ、予見(国民が死ぬかもしれないという)ができていている状況下で迎撃しなければ殺人未遂です。対処できるのは政府だけなのですから。・・・迎撃して当たらなかったとしても迎撃行動さえとっていれば国民は納得するのに。
次に考えられるのは迎撃しても当たらないとと考えている事。安倍さんは世間体をとても気にする人です。ISの時も周辺敵対国に支援すると胸を張ったのが原因で湯川さんと後藤さんが殺されました。人の命より世間体の方を取るくらいの人です。北朝鮮のミサイルは世界が見ていますから、もし当たらなかったら日本の防衛力の無さを露呈することになり、世界の笑われ者になる事を恐れているということです。国内でも行きつく先はいままで掛けてきた膨大な防衛費は何なんだ!って事になりかねません。尚且つ「国民の生命を守るために万全の態勢をとってまいりました」がこの程度かよって言われることへの恐怖でしょう。また北朝鮮にも日本の技術の低さを知らしめてしまいます。もっとも迎撃しなくても北朝鮮は「日本は無力だ」との認識を持つのでこれも恐ろしいことです。
でもこれで良かったのでしょうか?日本の上空を飛んでいったということは明らかに領海侵犯ですから迎撃しても何も問題はありません。というより迎撃するのが普通でしょう。PAC3は何のために高額を支払って買ったのでしょう?安倍さんお得意のパフォーマンスでしょうか?
話は前後しますが、まず最初に掲載した「どこに逃げれば・・・」についてですが、普通の人は逃げられないと思って結構です。ってか、逃げられません。逃げてもても無駄です。逃げた先が着弾点かもしれません。唯一地下が近くにある人はそこに避難、無ければ頑丈な建物の中です。でもこれも近くに落ちた場合の対処であって直撃を食らったらほぼ間違いなくアウトです。相当深い地下でなければ直撃弾に対応出来ません。基本的にミサイルは兵器です。逃げられるようでは兵器としての役目は果たせません。当たり前の事です。つまり一般人にJアラートなんて何の役にも立ちません。政府がやるべきことはやったと言えるパフォーマンスだけで、結果的には何の効果もなく、無意味に住民の恐怖心を煽るだけの物です。