夢のあと

釣りには夢があります。夢を釣っていると言っても過言ではありません。よって、ここに掲載する総ては僕の夢のあとです。

今朝の北朝鮮のミサイル

2017年08月29日 13時35分37秒 | 社会
どこに逃げれば」…戸惑う住民 早朝の緊急速報
 北朝鮮ミサイル
 北朝鮮のミサイルが29日午前に発射され、北海道上空を通過して襟裳岬東方約1180キロの太平洋上に落下したことを受け、十勝管内の住民も不安を募らせた。早朝に鳴った携帯の緊急速報に驚き、「どこに逃げればいいのか」と戸惑う人も多かった。

 「(ミサイル発射が分かっても)逃げようもないし、家でじっとしているだけ。4歳の娘と2歳の息子を見守ることしかできない」。帯広市内の主婦(27)は不安そうに話す。1回目の緊急速報は過去にあった誤報と思い確認せず、2回目の緊急速報で目を覚ました。

 市内の会社員の女性(54)も、「ニュースでは頑丈な建物の中や地下への避難が有効と紹介されていた。けれど、地下なんてないし、いざとなったら避難しようがない」と対応に苦慮した。

 帯広市教委は午前6時50分、小・中学生の保護者に「子供安全ネットワークシステム」を通じてメール配信し、通常通りの登校や家庭での情報収集を呼び掛けた。今後については、「登校中や授業中といった場合も想定される。保護者や学校間の連絡体制づくりを進めていく必要がある」(黒島俊一学校教育指導室長)としている。

 道警釧路方面本部は各警察署に、ミサイル発射による被害や影響などの情報収集と関係施設の警戒を指示した。帯広署には避難対応に関する住民からの問い合わせが7件あり、同署は丈夫な建物への避難などを呼び掛けた。正午現在で、被害の情報は入っていない。

 交通にも影響が出た。JR北海道は安全確認のため午前6時すぎから約20分、全線の運転を見合わせた。このため、札幌圏を中心に通勤・通学のダイヤが乱れた。帯広発着便では、札幌午前7時発の「スーパーおおぞら1号」の帯広着が20分程度遅れるなど、普通列車も含めて10~20分程度の遅れが出た。

 ネクスコ東日本北海道支社によると、道内の高速道路で通行止めなどの影響はない。

                     (十勝毎日新聞  8/29(火) 12:41配信)



北朝鮮ミサイル 北海道襟裳岬上空を通過 被害確認なし 落下地点“サンマ漁“海域 74隻無事


 北朝鮮から発射されたミサイルは8月29日午前6時6分ごろ、北海道襟裳岬の上空を通過し、午前6時12分ごろ、3つに分離して、いずれも襟裳岬の東方約1180キロの太平洋上に落下したものと推定されています。

 北海道危機対策管理課では、職員が次々に集まり情報収集に追われています。北海道全地域での被害確認をしています。

 北海道や北海道警察によりますと、29日午前9時25分現在、被害の情報は入っていません。

 ミサイル通過を受け、JR北海道は、一時、すべての電車の運転を見合わせていましたが、午前6時21分に運転を再開しました。一部の電車に運休や遅れが生じています。

 釧路市によりますと、市立小学校は通常通りに登校するということです。

 全国さんま棒受網漁業協同組合によりますと、ミサイルが落下した海域は、漁船が操業している付近で、「所属船に連絡を取ったが、影響があった船はなく目撃した船もなかった」と話しています。

 北海道水産林務部によりますと、落下地点の直近で操業していたサンマ漁船はない模様で、200カイリで操業しているサンマ漁船は4隻は、すべて無事を確認した、としています。

 第一管区海上保安本部は、襟裳岬から東に1180キロ付近に落ちたとみられる落下物を、航空機と船で調査する予定です。

                 (UHB 北海道文化放送 8/29(火) 7:32配信)


これらに対して安倍総理は
 「北朝鮮が発射した弾道ミサイルが我が国、上空を通過し、太平洋に落下いたしました。政府としてはミサイル発射直後からミサイルの動きを完全に把握しており、国民の生命を守るために万全の態勢をとってまいりました」(安倍首相)




まぁ、安倍さんのコメントは開いた口がふさがらないですね。落下地点がサンマ漁海域だという事も知っていたら犠牲者が出る可能性は高いです。今回は偶然大丈夫だったので良かったですが、ミサイルの動きを発射直後から完全に把握していたのであれば落下地点がサンマ漁海域であることも判っていたはずです。なぜ国民の生命が脅かされる状況下なのに迎撃させなかったのでしょう?2017年08月29日 13時34分の読売新聞(YOMIURI ONLINE)に『ミサイルが北海道の渡島おしま半島上空に差し掛かったのは午前6時5分頃。500キロ・メートル以上の高度を約2分間にわたって飛行して襟裳岬付近から太平洋に抜け、迎撃は行われなかった。』と書かれていますが、海で働いている国民もいるのですから、これが迎撃しなかった理由にならない事は誰が考えても明らかです。とても万全の態勢をとったとは言えないと思います。
 迎撃をしなかった理由の一番に考えられるのは、ミサイルの動きを把握できなかったということ。安倍さんは皆様もご存知の通り嘘を平気でつく人ですから。判った時には通過していたってやつです。もしそうでなければ、予見(国民が死ぬかもしれないという)ができていている状況下で迎撃しなければ殺人未遂です。対処できるのは政府だけなのですから。・・・迎撃して当たらなかったとしても迎撃行動さえとっていれば国民は納得するのに。
 次に考えられるのは迎撃しても当たらないとと考えている事。安倍さんは世間体をとても気にする人です。ISの時も周辺敵対国に支援すると胸を張ったのが原因で湯川さんと後藤さんが殺されました。人の命より世間体の方を取るくらいの人です。北朝鮮のミサイルは世界が見ていますから、もし当たらなかったら日本の防衛力の無さを露呈することになり、世界の笑われ者になる事を恐れているということです。国内でも行きつく先はいままで掛けてきた膨大な防衛費は何なんだ!って事になりかねません。尚且つ「国民の生命を守るために万全の態勢をとってまいりました」がこの程度かよって言われることへの恐怖でしょう。また北朝鮮にも日本の技術の低さを知らしめてしまいます。もっとも迎撃しなくても北朝鮮は「日本は無力だ」との認識を持つのでこれも恐ろしいことです。
 でもこれで良かったのでしょうか?日本の上空を飛んでいったということは明らかに領海侵犯ですから迎撃しても何も問題はありません。というより迎撃するのが普通でしょう。PAC3は何のために高額を支払って買ったのでしょう?安倍さんお得意のパフォーマンスでしょうか?
 

話は前後しますが、まず最初に掲載した「どこに逃げれば・・・」についてですが、普通の人は逃げられないと思って結構です。ってか、逃げられません。逃げてもても無駄です。逃げた先が着弾点かもしれません。唯一地下が近くにある人はそこに避難、無ければ頑丈な建物の中です。でもこれも近くに落ちた場合の対処であって直撃を食らったらほぼ間違いなくアウトです。相当深い地下でなければ直撃弾に対応出来ません。基本的にミサイルは兵器です。逃げられるようでは兵器としての役目は果たせません。当たり前の事です。つまり一般人にJアラートなんて何の役にも立ちません。政府がやるべきことはやったと言えるパフォーマンスだけで、結果的には何の効果もなく、無意味に住民の恐怖心を煽るだけの物です。


また1匹追加

2017年08月25日 09時10分10秒 | 釣り全般
JGFA(Japan Game Fish Associatin)という組織があります。日本で唯一日本記録を公認している組織です。かねてから大物を狙う僕ですから当然ここに所属しています。
 大物を釣るにはやはりそれなりの知識と技術がなければ釣れません(運も相当影響しますが運も実力の内と言われますので)。その中にも色々なカテゴリーがあって、一つはオールタックル部門。これは糸の強さに関係なく(とは言うものの130Lb以下と指定されている)とにかく大きいのを釣る記録です。大きいのを釣るには糸を太く(強く)すればいいわけです。極端な話、太いワイヤーで引き上げちゃえばどんな大きな魚だって釣れるわけです。僕の場合、このような道具の戦いはあまり面白くはありません。やはり釣りの技、つまり釣技に興味があります。そういう人用にJGFAではラインクラスという部門を設けています。これはある決められた強さの糸でどれだけ大物が釣れるか?というコンテストです。要はより細い糸でより大物を釣るコンテストです。この場合、いままで培ってきたその技術に総動員をかけないと糸はその限界を超えて切れてしまいます。つまり道具を駆使して、今までの経験を生かし、運までも総動員した結果その魚に勝てるわけです。
 現在ソウギョのラインクラスは2・4・6・8・12・16・20・30・50Lbが設けられています。ポンド表示は世界標準ではありませんので最近ではKgでやっているようです。例えば2Lbであれば1Kgです。要は1Kg以上力が掛かると切れる糸ということで、その太さや材質に規定はありません。同じように4Lbなら2Kg、6Lbなら3Kg、8Lbなら4Kg、12Lbなら6Kg・・・となっていくわけです。概ねポンド表示の半分がKgだと思っていただければいいです。
 この一定の力が掛かると切れる糸を使ってそれだけ大きな魚を釣ることが出来るかを競うわけです。簡単そうに思えますが日本記録となるとそう容易くはありません。容易い記録はすぐに更新されて徐々に容易くない記録になっていくからです。実際切られる事も多い(というより最初はまず切られます)のですが、経験を重ねることによりその対処法を考えますから自分の釣りが進歩して行くのです。そしてそれ(日本記録魚)が釣れたらその人の釣技は日本一(これは自称です)。そして公の組織(JGFA)が認定した時点で日本一だということが公式に認められたのですからこれは自分だけではなく、自他共に認められたということになります。
 もっとも自称の範囲内で満足できるのですが(自分には嘘はつけませんから)、公認されたらその満足度はより大きなものとなります。
 というわけで今回釣れた魚も記録更新の申請をする予定です。この魚は12Lbの糸で釣りました。現在の12Lbのラインクラスの日本記録19.70kgですから充分に超えています(今回釣れたのは24.10Kg)。ただ、仕掛けに不備があったり使っていた糸が6Kgで切れない糸だったりしたら申請は却下されてしまいます(そのために使った仕掛けと糸15mを申請書に添えて申請し、JGFAは破断テストをします)。かなりシビアに見ているようですが、前回の20Lbの申請は却下されました。書類不備によるものですが、その不合格通知にはとんでもないコメントが書かれていてビックリするとともにJGFAの審査員は審査員として以前に、人間としての資質に欠けていることを知り悲しく感じられました。ですからもう記録申請は辞めようと思っていたのですが、釣れちゃうとやはり申請するしかなくなってしまいます。JGFAだけが公認の記録を決めているのですから。
 話が逸れましたので元に戻します。今回のソウギョは実は事前に見つけていたものです。僕が釣っている場所は水深があまりないので、浅場に魚が出てくると水面に波が立つので居場所が判るのです。そしてある程度の大きさまで判ってしまいます。結構な大きさに見えたので(20Kgはあると思っていました)まずは他で12Lbで練習しました。実際にどのくらい引っ張ったら切れるのか?などとチェックするためです。そんな中、実際に数匹捕ったのですがやはり現在の記録である 19.70kgは超えませんでした。最初は今チャレンジしている20Lbで釣ろうかと思っていたのですが、現在の20Lbの記録は7.70Kgです。このサイズのソウギョならすぐに釣れるでしょうから、この魚は12Lbでチャレンジしたいと考えました。まずは20Lbで記録狙いをして前回の魚を捕りました。そしてやっとヤツと勝負する時が来ました。ヤツはちょっと釣り辛い場所にいつも居ます。釣り座に高さがあり、両脇に立ち木があって川に迫り出し、その枝を水面に付けていますのでそこに入られたら厄介なことになります。というより糸が切れるでしょう。そうしたらもうヤツはどこか別の場所に移動してしまいますので、もう二度と出会えないでしょう。一発で仕留める必要があります。だからいままで練習してきたのです。そしてチャレンジが始まりました。ヤツはいつも見えていましたがまったく僕の餌を喰って来ません。大物はタイミングが大切です。脅かしてしまうと移動してしまうので、(今後の事を考えて)あっさりと攻めて、ダメならこちらがサッと移動してまたチャンスをうかがうということを繰り返し、4度目に来ました。予想通りの強い引きでしたが沖に向かって泳いでくれたので慌てずにすみました。手前の岸は葦が生えていてその中に入られたらアウトでしたから。対岸にも葦は沢山生えていますが、対岸なら糸が寝ていますので比較的安全です。すぐにドラグを緩めてできるだけ沖に泳がせました。上手い具合に対岸まで行ってくれたので対岸の葦が被い繫っていないところに行った時だけ勝負に出ました。これを繰り返していたらだんだん岸から離れて来始めました。ヤツが弱ってきた証拠です。しかし、まだそちらで遊んでもらわないと困るのです。こちら岸は先も言いましたように葦が多く、その上僕が立っている右には大きな木があってその枝を水中に入れています。ここに入られたら最後なので、できるだけ沖で疲れさせてこちら岸に来た時には一発でタモ入れしなければなりません。一人で釣っている時、一番難しいのがこのタモ入れです。30分弱沖で疲れさせていましたので、どうしても遠くに泳がなくなってしまいました。しかし大事をとってもう少し泳がせたいところです。このために色々とやってきたのですから。一発で決めるためには出来るだけ相手の元気を殺しておきたいのです。そしてとうとうその時が来ました。ヤツがこちらを向くようにしてテンションをかけながら水面を泳がせ、充分引き付けてからヤツの顔先50㎝にタモを突っ込みました。この時点でヤツがタモを交わして逃げるには急ブレーキを掛けるかタイトターンを決めるしか逃げる方法はありません。ソウギョは後ろ向きに泳げない魚ですから。ヤツは急ブレーキを選びました。体が半分入ったところで止まってしまってのです。そこでタモをちょっと引き上げてタモの枠でお腹を突っついてやりました。慌てたソウギョはタモに向かってダッシュしてくれすっぽり入ってくれ、大きな水飛沫を上げて・・・すぐにタモを持ち上げて脱出できないようにしました。これでキャッチしたことになるのですが、記録申請するためには岸に上げて色々と測らなくてはなりません。しかし長時間のファイトで僕の腕もパンパンで持ち上げられません。何がなんでも持ち上げなくてはならないのです。渾身の力を込めて何とか持ち上げました。体長はそれほどではありませんが今まで見た事もないような超おデブ。これは重量がありそうです。しかしこれで疲れ果ててしまった僕はこれを車の荷台(釣り専用に軽トラを使っています)に持ち上げる事ができません。この車の荷台の枠を始めて外しました。そして何とか乗せて自宅へ。ここからは大急ぎです。早くしなければ死んでしまいます。何とか元気なままリリースしたいですから。大急ぎで計測して写真を撮って、再び荷台に乗せて釣った場所に戻ってリリース。しばらく腹を見せて横になっていましたが、徐々に自分で立つようになったので放したらゆっくりと泳いで深みに帰って行きました。

 あとはJGFAの審査が通れば日本記録になります。しっかりとした審査を望むばかりです。


久し振りに

2017年08月17日 21時55分36秒 | 釣り全般
渓流釣りの友達が他界してからどうしても渓流に足が向きません。
僕のお気に入りの竿は彼が監修したものですし、タモ網も餌入れも彼が自作したものをプレゼントしてくれた物。釣り場にしたって、僕が好きな場所はほとんど彼に教えていますので何処に行っても彼の姿が浮かんでしまうのです。そのたびに目頭が熱くなり視界が悪くなって釣りどころではなくなってしまいます。まだ彼の影が僕の脳内を占拠しているうちはこの状態が続くでしょう。正直言って辛いです。僕がいくら悲しんでも彼は喜ばないでしょう。彼が逝く前のように真剣に、かつ楽しく渓流釣りを楽しむ事を彼が望んでいることは解っているのです。しかし、この気持ちはどうにもなりません。この悲しみはどんな素敵な言葉をいただいてもなかなか克服できる物ではありません。唯一克服できるのは時間です。今は彼を思い出すたびに辛く思ってしまいますが、あと10年もすればきっといい思い出に変わっているはずです。早くそうなれる事をきっと彼は望んでいるでしょう。だから一日も早くあの頃に戻らないと。。。

とはいうものの、今日も渓に足は向かず、久し振りに淡水の大物釣りに行って来ました。この釣りも彼は竿のテストに使おうとしていて、彼の病気が良くなった暁には彼を案内して喜んでもらう予定でいました。延べ竿でこれを釣ろうって言うのですからほとんど狂気の沙汰としか言いようがありません。でも、アラスカでキングサーモンなどと対峙して来た彼ですから、僕のガイドさえ良ければきっと釣ってくれるおのと信じていました。そんな釣りですからこの釣りとて両手を広げて楽しめるわけではありません。でもそれでも渓流よりはいいです。そこで今日行ってみたのです。

実は、こないだの日曜日にも夕方の一時、竿を出してみたのです。しかしおりからの雨でポイントは濁流&大増水。釣り場に着いた瞬間に諦めの気持ちがして、よほど竿を出さずに帰ろうかと思ったのですが、折角来たのですからやってみましょうということで竿を出してみました。結局、何の収穫もなかったのですが、一匹だけその姿を見つけていたのです。そして今日はそいつに狙いを絞って出かけてみました。やはり夕刻のわずかな股間だけです。しかし僕の仕掛けは空を切るばかり。そして今日もダメだった。この増水じゃーしょうがない。と釣りに理由付けして最後の一投。プカプカと流れ行く餌にちょっとはなれたところから三角波が!釣り場が浅いのでこの手の大きな魚が動くと波が立つのです。そしてその波が僕の餌に襲い掛かりました。その後は順調に竿を捌いて一丁上がり。

107㎝。15.05Kg。それほど大きいというほどの魚ではありませんが、今時分の草魚はとても強いです。なかなか上がって来てくれません。思いっきり楽しめました。

とはいうものの、やはり魚が喰い付くまでの時間、彼がテストに来たらここに立って竿を出して、また
歩いて他の場所に行ったりする彼の後姿が見えるようで、渓流ほどではありませんがやはりまだ以前のように普通に釣りを楽しめる感じではありません。

でも一応釣れたので更新しておきます。

大丈夫か?高崎線沿線

2017年08月13日 14時21分12秒 | 社会
連休なのに釣りに行く気が起こらないので家でウダウダしてます。
暇なのでTVをつけたら丁度『噂の!東京マガジン』をやってました。
鴻巣駅前の再開発地区に一軒の廃墟が残っている。他の家は全部どいたのにこの廃墟だけはどかない。
普通に考えるとこの廃墟の持ち主がゴネて、少しでも市に高く買い取ってもらおうとしているように見える。
 そこで『噂の!東京マガジン』はその持ち主に事情を聞きに行った。その所有者は東松山に居た。その人が言うには『この場所で商売をやってとても順調に行っていたが、市から再開発でマンションを作るからどいてもらいたいと言われた。そこを借りていたドーナツ屋さんにも撤退してもらい引渡しの用意をしていた。そうしたらマンションの予定は変更になり、老人施設を作ることに。それが今度は公園にすると。公園だったらわざわざ立ち退くこともないとしてそのままにしている。』とのこと。ごもっともです。そこで『噂の!東京マガジン』のスタッフが市に話を聞きに伺うと、担当者が『この地域に災害時の避難所がないので公園を作る。』のだとか。おかしいですよね。もしそうなら最初からマンションや老人施設の話はなかったはずです。まさに取って付けた理由です。
 上尾市の図書館問題もそうですが、行政は一度決めたのだから変更できないという。時は変化しています。その変化に伴って市民にとってもっといい案があるのならどんどん変更するべきだと思いますし。そうでなくちゃダメだと思います。
 このような柔軟性のない市町村はどんなに開発しても何も進展はありません。あるのは生活し辛い日々だけです。もっと積極的に何か市民にとって良い物はないかと貪欲に情報を集め、検討を重ね、今までの計画を変更する勇気が必要だと思います。
 というものの、そういう市町村、都道府県、そして国って先にお金が動いてしまっているので変更出来ないとしか思えません。上尾市の図書館問題でも、この鴻巣の再開発にしても、はたまた沖縄の普天間問題にしても。
 もうそういう思考回路は捨てて、新しい未来に向けてスタートしていただきたいものです。

すすき川花火大会2017を見せていただきました。

2017年08月12日 06時12分06秒 | 旅行
長野県松本市のすすき川花火大会2017を見て来ました。
まずはとても素晴らしい花火を見せていただき、協賛された企業の方々にお礼を述べさせていただきたいと思います。そして実行委員の方々やこの花火大会に携わる沢山の人々に感謝致します。
 この花火大会、実は周辺住民の苦情により、2007年から2011年の4年間は中止されていたらしいのです。早寝したい人もいるでしょうし、モラルのない鑑賞者によって捨てられるゴミなどもあるのでしょう。また、ただ単に大きな音を嫌う人もおられるでしょう。でも、こんな素敵な花火大会を一部の周辺住民の方々の意向で中止させてしまうなんてもったいないです。今回も素敵な花火が上がる毎に見物客から大きな歓声が上がっていました。この歓声を一部の周辺住人の反対によって無くしてしまうのはとても残念なことです。こういう事は何もここだけのことではありません。また、花火だけのものでもありません。釣り場でも、朝早くから釣り師が歓声を上げたりするので禁漁になったりします。とても残念な事です。花火と同様、大きな魚が掛かったり、綺麗な魚が掛かったりすればどうしてもその感動が声となって出てしまいます。その他にもそれによって沢山の人が来てくれることにより沢山の金を落としてくれます。宿や様々なお店にとっても嬉しい事です。それで納税額が増え、市町村の税収も多くなりますから、それがまたそこに住む人々の生活を潤してくれます。これも花火や釣りがもたらす素晴らしい効果だと思えます。要はこれらのこの感動やもたらされる効果の量と周辺住民の苦の量のどちらが大きいか?を考える必要があると思います。
 人を感動させることはとても難しいことです。それが可能なのですから(周辺住民にはいろいろと気に入らない事はあるでしょうが)是非協力体制をとっていただけたら嬉しいなぁ・・・。なんてことを考えながら見ていました。
 総てのイベントに言える事ですが、野外で行われるイベントだと必ず反対者が出ます。総ての人に受け入れられるイベントはないと思います。加えて日本の法律はごね得に出来ていますからこねればごねるほど得できるようになっているのです。主催者はその辺の事情を熟慮して開催を決断していただきたいと思います。道路の脇に住んでいて、走行音がうるさいからといって通行止めにはしないですから。

 あの沢山の歓声を聞いていてのすき川花火大会を再開したのはとても素晴らしい英断だと思いました。これからも家族でお泊りで見せていただこうと思っています。
 

カネヒラ100匹

2017年08月07日 08時42分21秒 | タナゴ釣り
超久し振りにタナゴ釣りに行って来ました。
オフクロの介護とワンコの介護でずっと釣りに行けずにいました。
そちらが一段落したので渓流に行っていたのですが、ちょうど一ヶ月前に今度は渓流仲間が突然他界。普段何も考えていないノーテンキな僕ですが、流石にこのトリプルパンチには生気を失いました。休みの日も家から出ずに悶々とした日々。これじゃーいけません、僕から釣りを取ったら何も残らないことは自分が一番良く知っています。で、先日重い腰を上げて渓流に行ったのですが、やること成す事の総てに彼の思い出が蘇り、ほぼ一日中渓で泣いてました。
 渓流はまだ時期尚早のようです。そこで今回はタナゴ釣りに行って来ました。ほぼ3年の間まともなタナゴ釣りをしていませんでした。勿論タナゴ水槽の手入れもできずにいました。それでもの魚は元気にしていてくれたので甘えてしまいました。そうしたら疫病(?)が発生してかなり数が減ってしまいました。他界していったタナゴたちには本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。すべては僕が原因ですので。水槽のリセットにより疫病は止まりました。そして1ッカ月経過観察をしていましたが、病気も出ずにいい状態を保っています。いつもはオールリリースの僕ですが、今回はまたタナゴを入れるための釣行ですから何匹かいただいてくるつもりです。
 目的はアカヒレタビラ。ヤリタナゴが一番好きなのですが、ヤリタナゴはいつでも釣れますのでアカヒレタビラを狙います。ヤリタナゴはその外道で釣れるでしょうから。
 狙った場所はアカヒレタビラとヤリタナゴだけの場所。が、釣り始めてその豹変ぶりに唖然としました。何とカネヒラばかりになっていたのです。本来はいない魚ですから誰かが入れたことは間違いがありません。それでも僕の中では素敵な記憶は存在していますので、何とかアカヒレタビラの存在を確認したいと思って釣りまくってみました。結果がこの有様です。一匹としてアカヒレタビラは釣れませんでした。元からカネヒラは嫌いです。世間でもてはやされるカネヒラですが、僕はどうもここの魚の顔と性格が好きになれません。ヤリタナゴは1~2匹釣れましたが。
 どうもカネヒラが入るとアカヒレタビラをはじめ、在来種のタナゴ族がいなくなるようです。この釣りだけで結果は語れませんが、多分この場所からもたった数年間の間にアカヒレタビラは絶滅したように思えます。また一段とカネヒラが嫌いになってしまいました。

内閣改造

2017年08月04日 22時57分37秒 | 社会
平成29年8月3日の安倍内閣総理大臣記者会見の冒頭演説で、安倍さんは『先の国会では、森友学園への国有地売却の件、加計学園による獣医学部の新設、防衛省の日報問題など、様々な問題が指摘され、国民の皆様から大きな不信を招く結果となりました。そのことについて、冒頭、まず改めて深く反省し、国民の皆様におわび申し上げたいと思います。
 国民の皆様の声に耳を澄まし、国民の皆様とともに、政治を前に進めていく。5年前、私たちが政権を奪還した時のあの原点にもう一度立ち返り、謙虚に、丁寧に、国民の負託に応えるために全力を尽くす。一つ一つの政策課題にしっかりと結果を出すことで、国民の皆さんの信頼回復に向けて一歩一歩努力を重ねていく。その決意の下に、本日、内閣を改造いたしました。』
と。
 なんか滅茶苦茶な演説ですね!平気な顔してよく言えたものだと感心してしまいました。まぁこれくらい平気で嘘がつけないと今の自民党内では総裁にはなれないのかもしれません。
 でも、言った以上は現実にやらなければ・・・本当に国民におわびする気があるのなら、即刻臨時国会を開いて、その場で奥様、加計さん、稲田さん、下村さんくらいは証人喚問を受けさせなければおわびにはなりません。これをやらなければいつもの口だけ総理になるだけ。わびる気なんかまったくないと言えます。本当にわびる気があるのか?と想像してみると、今までの例からしても(過去スレ参照)丁寧な説明をすると言っておきながらしたことは一度もありません。まさに口だけ総理です。まずわびる気はないことは明白です。
 ところで5年前の政権を取ったとき、謙虚に、丁寧に、国民の負託に応えるために全力を尽くしたのでしたっけ。一票の格差を是正すると嘘を言って民主党からくすねた政権だったと記憶しています。少しも丁寧さや謙虚さは感じられませんでした。また、しっかり結果を出した事はみんな国民が嫌がる事ばかり。いくら野党が反対しても数で押し切る、いわゆる強行採決で決めたことばかりです。これで、これから憲法9条に手を付けるなんてとんでもない事です。もう止めてもらいたいです。総理大臣はやっててもいいですよ(できたら辞めたほうが身の為だとは思いますが)、でも国民が嫌がることを数の原理で強行に決めてしまう事だけは止めてもらいたいです。

 で、ビックリしてしまうのが 産経新聞(2017.8.4 17:24)の『安倍晋三内閣の支持率が再上昇 8.6ポイント増の44.4%』の文字。呆れて物が言えません。まだ何もやってないのですョ!まだ考え方も実行力も判らないうちにこんな調査をする産経新聞も呆れますが、それに応えて、しかも支持した人が増えたなんて・・・上記のような口だけ総理が率いる軍団がまともと思えるこういう人は選挙で投票しないで欲しいです。何も考えていない人たちですから。こういう人たちが日本をダメにしているのです。もいいい加減に気が付いてもらいたいです。
 でも、もし安倍さんが即刻臨時国会を開いて、その場で奥様、加計さん、稲田さん、下村さんくらいを証人喚問に呼んだら、その時は支持率UPとなるのが普通なのではないでしょうか?このまま訳のわからない、すこぶる無理な理由をつけて国会に奥様、加計さん、稲田さん、下村さんを呼ばずに『記憶にない』と内部調査で事無きを得ようとする政権は例えその顔ぶれが変わろうがもう要りません。

竹下亘国対委員長も頑張って!

2017年08月02日 02時47分13秒 | 社会
 自民党は2015年9月18日に強行採決で安保法を成立させた際、翌19日に 安倍首相はその成立を受けて「今後も粘り強く説明する」と言ったのですが、まったく説明していません。粘りも説明もありません。そもそも、後から説明するなんていうのは本末転倒。説明が先で、それで国民が納得した後に採決は行われるべきものです。物にはスジって言うものがあります。スジは通さないワ、言った事も実行されないワ、では総理大臣として、否、人間としての資質が欠けていることは明らかです。
 先日行われた閉会中審査にあっても森友学園問題や加計学園問題に関する政府側答弁は「記憶ではありません」などと無い無い尽くし。無きゃ『ありません』と答弁するのが普通ですが、その前に『記憶では』を付けるのは、もしばれた時の言い訳がしやすいという自己防衛的な冠詞と見るのが普通でしょう。つまり「記憶ではありません」と答弁したら、「本当はあるんだけど、言えないなぁ。。。だから無かった事にして、でももしバレた時には対処しやすいようにしておこう」と考えた答弁ということです。安倍さんもほとんど曖昧な答弁に始終し、突っ込まれると記憶違いとか自分の中で整理出来ていなかったなどと自分の都合に合わせてどんどん回答を変える始末。
 こんな人が今度は憲法第9条にも手を付けようとしています。憲法第9条は憲法前文と伴に「三大原則の1つ」である平和主義を規定して戦争の放棄を謳ったものです。完璧な条文はあり得ないとしても、戦後に憲法が制定されて、これで日本は今までずっと平和にやって来られています。そんな素晴らしい条文をどうしようというのか?戦争法と言われている安保法で非戦闘地域であれば他国の軍隊による武力行使を日本が支援できるようにしたわけですが(これもほとんどの憲法学者は『違憲』だと言っています)、現実にPKOの日報から戦闘行為のある地域でも活動をしていた事が明らかになった。これに対して稲田さんは『戦闘』とは国家間の武力衝突(国際紛争)であり、今回のような国内紛争に関しては『戦闘』とは呼ばず、ただの『武力衝突』だとして違憲ではないと、実際の内容はさておいて言葉尻を取り上げて主張した。これには呆れました。戦闘でも衝突でも現地で活動している自衛隊員たちの危険度に大差はありません。防衛大臣をやっている人が、隊員たちが任務を遂行するために命を惜しまず汗水垂らしてやっているのが判らないのでしょうか?大切な部下達がどうなってもいいのでしょうか?きっとそういう人たちの命なんてどうでもいいと思っているのでしょう。総理大臣がそうなのですから(安倍さんは自ら招いた事で湯川、後藤氏が拉致されても何もぜず、結局惨殺されても未だ何もしていない人殺しです)。こんな人が大臣をやっていることは百害あって一利無し・・・と言いたいところですが、一利だけあります。それは彼女が安倍政権の支持率低下をもたらしてくれるということです。しかし、残念なことに突然辞めてしまいました。本来ならもっともっと頑張って支持率を下げてもらいたかったところですが、辞められちゃったら仕方がないです。金田さんも期待大だったのですが、今回の内閣改造で消えて行くでしょう。彼は顔も頭も性格も悪いですから。
 しかし、がっかりする事はありませんでした。竹下亘国対委員長は31日、民進党の山井和則国対委員長と国会内で会談し、稲田朋美前防衛相の参考人招致を拒否してくれたのです。しかもその理由は、「大臣を辞任し、一番重い責任の取り方をした。辞任した大臣を国会に呼び出すことはやってはいけない」とのこと。
いいぞ!いいぞ!もっとやれ~ッ!
 稲田さんが居なくなった後、誰が自民党の支持率を下げてくれるか?少々の不安がありましたが、竹下さんのような今回の支持率低下の原因が解っていない人がいれば今後も安泰ですネ!
 一番重い責任の取り方っていうのは、今回の件で持たれた疑念をしっかりと且つ丁寧に説明して払拭することでしょ。辞めたらいいなんて、酔っ払いが交通事故を起こして逃げちゃうのと同じです。逃げ得は許されないのです。ですからこういうことに国民はしっかりと食いつくのです。逃げるということは一番簡単な責任回避であって責任を取ることではありません。しかも「辞任した大臣を国会に呼び出すことはやってはいけないと」なんて。以前田中真紀子さんがやりましたよ。呼び出すことはやってはいけないことではなく、同志(自民党員)であるなら、呼び出さなくてはいけないのです。そしてしっかりと説明させて国民を説得して無罪放免にして上げなければ今後の稲田さんは生きているだけで辛いはずです。もっとも稲田さんが健常な精神状態を持っていればの話ですが。
 いずれにしても、竹下さんのような非健常者には今後も頑張ってもらわなくてはなりません。国民にとって大切な人となりました。この人さえ残ってくれれば自民党の支持率はどんどん下げてくれるはずです。是非頑張ってもらいたいものです。