今日はちょっと強く発言させていただきます。不適切な表現もありますが、解かり易くしたいのでご容赦を。
最近TVニュースで原発周辺住民へのインタビューが多く放映されています。
そのほとんどの答えが『原発が無くては困る』というものです。
原発がある事により潤っていた経済が原発が終わる事とともに無くなってしまうという不安をかき立てているとしか思えません。そもそも原発はそういう産業が無い場所に作られてきました。そして、原発が出来ると共に沢山の企業やお店が必要になり、それに応じて町が潤って来ました。つまり、ある意味、原発はその周辺に美味しい思いをさせて来たのです。しかし、良く考えてみれば、これらの経済的潤いはあくまでその人たちの努力で成った物ではなく、原発の副産物でしかありません。つまり、原発関係者は今まであまりにも良い思いをさせてもらったものですから離れられなくなっているのです。
こういう状況って麻薬と同じだと思いませんか?何年もずーーーっと良い思いをさせておき、周辺住民は(言葉は悪いけど)薬漬けにされていたのです。そして薬を一旦止めた後、『欲しいか?良いのか?将来的に大きな問題を残しても。・・・そうか、それでも欲しいのか』と。『原発が無くては困る』と応えている人たちは、国によってまさに重篤な麻薬患者にされてしまった・・・そんな感じがしてます。
もう、こんな麻薬のような関係は絶ちませんか?そこから総てが始まると思います。原発が無くったって産業が起こせないわけではないでしょう。そういう原発に依存してしか生きていけない人たちより、自分たちで自分たちの道を切り開く人、そういう人たちこそ僕らの税金は使われるべきで、僕らが一番応援しなくてはいけない人たちなのではないでしょうか?
安全神話はすでに崩れています。想定外がない証は何もありません。自然災害だけが問題ではありません。人為的な(9.11のようなテロなど)ことなども考えなくてはなりません。しかしそこまでの想定はまずできません。そして、福島原発事故による影響がどの程度なのか?も検証されていません。霞ヶ浦では早々に奇形魚が多くなって来ているという報告しているWebも見かけました。人体への影響は、出るとすればこれからです。よって、まだどうなるか?は総てに於いて全く判っていないのが現状です。そんな中で、北海道と大分県でも半減期2年といわれているセシウム134が検出されていることを知りました。
http://www.radiationdefense.jp/wp-content/uploads/2011/10/386236084219d8d43b4f29c44ca537b4.pdf
半減期が比較的短いセシウム134が検出されたということは、福島第一原発から拡散されたものである可能性が高いわけです。こうしてみると、もう一個原発が福島のようになったら日本は人が住めなくなってしまうかもしれません。つまりは原発が事故を起こしたら原子力安全委員会が決めた防災重点地域30㎞圏内だけの話ではないのです。そういう状況下であるにも関わらず自分のことだけを主張して良い物かどうか?を自覚してTV報道をしてもらいたいですし、マスコミも考えてもらいたいです。そして原発の周辺住民の方々にもこのことを踏まえた上で原発をこのまま稼働させるか否かを判断してもらいたいです。
蛇足になりますが、原発事故の防災重点区域に指定されるとどうなるか知ってますか?炉心溶融など重大事故が予想される場合、即座に避難させるとか防災対策を重点的に行うとかくらいをしてくれるだけです。今回の福島で皆様はご存じだと思いますが、原発が状況を隠蔽するので、政府は何もできないのです。つなり、この原発事故の防災重点区域はまさに絵に描いた餅であります。そして暫定基準値以下とはいえ、放射能付きの食事を強いられるのです。ここで注意しなくてはならないのは、暫定基準値とは「ここまでなら安全ですよ」というものではなく、政府が決めた「ここに住んでいたいのならこのくらいは我慢しろ」的な数値であることを再認識してもらいたいです。
それと、ここからは釣りに関してですが。福島をはじめ、栃木、群馬でも県が渓流釣りを自粛するようにしています。これはヤマメやイワナなどから最高で490ベクレルの放射性セシウムが検出されたことによるものです。これは国の今の暫定基準値以下ですが、4月から導入される暫定基準値の1キロ当たり100ベクレルを超えているための処置です。これを受けて、様々な釣り団体がC&Rなら問題はないだろうということで様々な活動を行っているようですが、一番の問題は、そのような放射能汚染が高い場所に人が出向くことです。釣りなんかしなくても死ぬことはありません。しかし、出向けば死よりももっと恐ろしい事になるかもしれないのです。しかも、釣り場は他にもあるわけですから無理して放射線量が高い地区にいくことはないと思います。勿論、自己責任でと言う事なのでしょうが、責任ある立場としてはそういう案(C&Rなら問題はないだろうという)に賛成出来なくて当たり前です。放射線は遺伝子を壊しますので、影響は末代にまで出ます。そういう怖さを理解したら尚更許可は出来ません。C&Rなら問題はないだろうという活動をされておられる方は、何かがあった場合には是非責任を取って頂きたいと思います。
最近TVニュースで原発周辺住民へのインタビューが多く放映されています。
そのほとんどの答えが『原発が無くては困る』というものです。
原発がある事により潤っていた経済が原発が終わる事とともに無くなってしまうという不安をかき立てているとしか思えません。そもそも原発はそういう産業が無い場所に作られてきました。そして、原発が出来ると共に沢山の企業やお店が必要になり、それに応じて町が潤って来ました。つまり、ある意味、原発はその周辺に美味しい思いをさせて来たのです。しかし、良く考えてみれば、これらの経済的潤いはあくまでその人たちの努力で成った物ではなく、原発の副産物でしかありません。つまり、原発関係者は今まであまりにも良い思いをさせてもらったものですから離れられなくなっているのです。
こういう状況って麻薬と同じだと思いませんか?何年もずーーーっと良い思いをさせておき、周辺住民は(言葉は悪いけど)薬漬けにされていたのです。そして薬を一旦止めた後、『欲しいか?良いのか?将来的に大きな問題を残しても。・・・そうか、それでも欲しいのか』と。『原発が無くては困る』と応えている人たちは、国によってまさに重篤な麻薬患者にされてしまった・・・そんな感じがしてます。
もう、こんな麻薬のような関係は絶ちませんか?そこから総てが始まると思います。原発が無くったって産業が起こせないわけではないでしょう。そういう原発に依存してしか生きていけない人たちより、自分たちで自分たちの道を切り開く人、そういう人たちこそ僕らの税金は使われるべきで、僕らが一番応援しなくてはいけない人たちなのではないでしょうか?
安全神話はすでに崩れています。想定外がない証は何もありません。自然災害だけが問題ではありません。人為的な(9.11のようなテロなど)ことなども考えなくてはなりません。しかしそこまでの想定はまずできません。そして、福島原発事故による影響がどの程度なのか?も検証されていません。霞ヶ浦では早々に奇形魚が多くなって来ているという報告しているWebも見かけました。人体への影響は、出るとすればこれからです。よって、まだどうなるか?は総てに於いて全く判っていないのが現状です。そんな中で、北海道と大分県でも半減期2年といわれているセシウム134が検出されていることを知りました。
http://www.radiationdefense.jp/wp-content/uploads/2011/10/386236084219d8d43b4f29c44ca537b4.pdf
半減期が比較的短いセシウム134が検出されたということは、福島第一原発から拡散されたものである可能性が高いわけです。こうしてみると、もう一個原発が福島のようになったら日本は人が住めなくなってしまうかもしれません。つまりは原発が事故を起こしたら原子力安全委員会が決めた防災重点地域30㎞圏内だけの話ではないのです。そういう状況下であるにも関わらず自分のことだけを主張して良い物かどうか?を自覚してTV報道をしてもらいたいですし、マスコミも考えてもらいたいです。そして原発の周辺住民の方々にもこのことを踏まえた上で原発をこのまま稼働させるか否かを判断してもらいたいです。
蛇足になりますが、原発事故の防災重点区域に指定されるとどうなるか知ってますか?炉心溶融など重大事故が予想される場合、即座に避難させるとか防災対策を重点的に行うとかくらいをしてくれるだけです。今回の福島で皆様はご存じだと思いますが、原発が状況を隠蔽するので、政府は何もできないのです。つなり、この原発事故の防災重点区域はまさに絵に描いた餅であります。そして暫定基準値以下とはいえ、放射能付きの食事を強いられるのです。ここで注意しなくてはならないのは、暫定基準値とは「ここまでなら安全ですよ」というものではなく、政府が決めた「ここに住んでいたいのならこのくらいは我慢しろ」的な数値であることを再認識してもらいたいです。
それと、ここからは釣りに関してですが。福島をはじめ、栃木、群馬でも県が渓流釣りを自粛するようにしています。これはヤマメやイワナなどから最高で490ベクレルの放射性セシウムが検出されたことによるものです。これは国の今の暫定基準値以下ですが、4月から導入される暫定基準値の1キロ当たり100ベクレルを超えているための処置です。これを受けて、様々な釣り団体がC&Rなら問題はないだろうということで様々な活動を行っているようですが、一番の問題は、そのような放射能汚染が高い場所に人が出向くことです。釣りなんかしなくても死ぬことはありません。しかし、出向けば死よりももっと恐ろしい事になるかもしれないのです。しかも、釣り場は他にもあるわけですから無理して放射線量が高い地区にいくことはないと思います。勿論、自己責任でと言う事なのでしょうが、責任ある立場としてはそういう案(C&Rなら問題はないだろうという)に賛成出来なくて当たり前です。放射線は遺伝子を壊しますので、影響は末代にまで出ます。そういう怖さを理解したら尚更許可は出来ません。C&Rなら問題はないだろうという活動をされておられる方は、何かがあった場合には是非責任を取って頂きたいと思います。